リビングライト・エッセンス
解説
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大天使について


「リビングライトエッセンス」の「大天使のシリーズ」から、まだ説明が掲載されていない4天使についてです。
「大天使のシリーズ」の各エッセンスの背後にある元型的資質として、エッセンスを選ぶ際の参考になさって下さい。
なお、それ以外の3天使については既にご紹介済みです。


■大天使ミカエル

ミカエルとは、「神に似た者」、「神のような者」という意味。大天使の中で最も人気が高く、カトリックでは「天使の王子」と崇敬されています。
ミカエルは、ドラゴン退治をはじめ、最強の戦士として知られています。鎧姿で剣を持ち、サタンを踏みつけにしているミカエルの姿は、絵画によく描かれています。
高潔、公正の守護者であるミカエルは、天使軍団を率い、サタンを天界から追放しました。サタンと戦った勇敢な天使ですが、興味深い事に、実はサタンと双子であると言われています。ミカエルは、悪に汚れた場所を浄化する力を持っています。
また、最後の審判の日にラッパを鳴らし、人々の魂を秤にかけて、運命を決定するのもミカエルです。亡くなったばかりの魂を、冥界へと導く役割もしています。
太陽を司るミカエルは、1881年より2235年迄、地球の出来事に影響を与えるのだそうです。


■大天使シャムエル

シャムエルとは、「神を見るもの」という意味。
ゲッセマネの園で、逮捕される前のキリストが苦しんでいるのを慰めた天使です。
また、ヘブライの太祖であるヤコブと格闘した、神秘的、超自然的存在「ダークエンジェル」のひとりでもあります。シャムエルは、ヤコブを祝福し、「神と格闘する者」という意味の「イスラエル」という新しい名前を与えました。


■大天使ウリエル

ウリエルとは、「神の炎」、「神はわたしの光」という意味。光と関係が深く、手の平の上に炎を乗せた姿で、よく描かれています。巻物を携えた姿としても、よく描かれます。
天使の中で、最も鋭い眼力と洞察力を持つウリエルは、予言、啓蒙、解釈の天使です。
天使というと、優しく穏やかな存在だというイメージがありますが、ウリエルはとても厳格です。7大天使の長であり、罪人を処罰する場を取り仕切っています。生前の行いを熟知し、終末の時、神の裁きの座に人々を引き出す天使のひとりです。善行を積んだ死者には、魂を吹き込み、復活させます。
そして、人間だけでなく、あらゆる生き物の過去、現在、未来の記録を読み取るとも言われています。
また、太陽、星、雨、風、地震、噴火、季節、年月をはじめ、様々な自然界の現象を監督する存在でもあります。
ウリエルは、人々の魂の守護者であり、太陽の運行の守護者なのです。
星座ではてんびん座を、また、土を司っています。


■大天使ザドキエル

ザドキエルは、正義の天使です。ザドキエルとは、「神の公正」、「神の正しさ」という意味。
「主天使」の長として働いています。天使界の中級1番目の位にあたる主天使は、天使の務めを統制し、神の命令を知らせます。
また、ザドキエルは、ユダヤの太祖であるアブラハムを守護しています。神に捧げる犠牲として、息子の喉にナイフを刺して殺そうとしていたアブラハムを止めた事で知られています。ザドキエルの象徴は、犠牲のナイフです。
ユダヤの神秘主義では、新しい天国に着いた魂に、白いサンダルとローブを用意する天使として、知られています。
また、ザドキエルは、木星を司っています。