2004年初夏(1)
直線上に配置

5月〜7月にお勧めの
マウントフジフラワーエッセンス


ハリエンジュは、日当りのよい原野に自生している木ですが、街路樹、緑陰樹、砂妨樹等としても、私達の身近に存在しています。この時期、道路際等で、白いちょうちょが房のように連なった花を見かけて、それがとても甘い香を放っていたなら、ハリエンジュかもしれません。
5月、6月になると、ハリエンジュのちょうちょのような純白の花は満開となり、その甘い甘い香を、あたり一面に漂わせるのです。甘い芳純な香の透き通った蜜は、ミツバチ達も大好きです。
ハリエンジュのエネルギーに同調すると、天界からの至福が地上に降って来たような開放感に、クラクラと酔っ払いそうになります。ハリエンジュが咲く頃には、甘美な天女達が、地上に遊びに舞い降りているのかもしれません。
まるで地上に降りた天女になったかのように、存在そのもの、宇宙、源に還りたいという私達の切望を、この花のエネルギーは喚起します。それは、誰もの魂の奥で眠っている、「密かな熱望」なのです。


マウントフジフラワーエッセンス「ハリエンジュ」のキーワードは、《聖なる酔っぱらい》。ビッグエゴが持つスピリチュアルな欲望を手放し、あらゆる体験へと開いている在り方を促してくれるフラワーエッセンスです。
天のエネルギーが地上のあなたへと降りて来る為のパイプを創造してくれるこのフラワーエッセンスは、閉じていた回路を刺激して、未知の体験へと開いていける在り方へと方向転換してくれます。

「ハリエンジュ」は、スピリチュアルな事柄において深刻になりすぎる為、特定の視野で世界を見てしまい、かえって様々なものから切り離されたように感じて、悩んでいる人に有効です。「もっと○○○しなければならない」、「道は遠い」等と思っていませんか。そんな時は、存在と共に在る歓びや幸福感を広げてくれる「ハリエンジュ」のサポートで、分離感から一体感の体験へ、お祭りや遊びの感覚へと開いていきましょう。

このフラワーエッセンスは、生きる事に対して、深いところで虚無感が離れないという人にもいいでしょう。その背後には、宇宙、存在、大いなる根源との分離感、そして、再びそこに戻りたいという渇望が、隠されているのかもしれません。この感覚は、私達の人間的成長のパワフルな原動力となるものですが、かえって人生を複雑に深刻にさせてしまう事もあるかもしれません。そんな時には、「ハリエンジュ」の祝福のエネルギーに委ねて、ただ酔っ払ってみませんか。

また、「ハリエンジュ」は、「何とかなるさ」という大らかさが必要な時のフラワーエッセンスでもあります。落ち込みや絶望が激しく、進む道に肯定的な展望がやって来ない時にも、このフラワーエッセンスを使うといいでしょう。小さな事に捕らわれない楽天的な視点をもたらし、天、宇宙、存在への信頼を回復してくれます。理由なき信頼の雰囲気が、結果的に肯定的なエネルギーの呼び寄せへとつながっていく事もあるでしょう。

同じくスピリチュアリティへの傾倒に働く「オオケタデ」が、地上の小さな事柄の中に霊性を見出していく事をサポートするのに対して、「ハリエンジュ」は、深刻さを取り除いて天へと明け渡していく開放性をもたらしてくれます。現実世界からの孤立感や分離感が強い人は、必要に応じてこのふたつを併用するのもいいでしょう。

《ハリエンジュのその他の使用法》
●マンネリのカップルに・・・甘い雰囲気、開放感、喜びをもたらしてくれます。また、恋愛から、関係性の新たな段階へと進んでいけるようサポートしてくれます。
●天からのひらめき、直感を形にする為に・・・直感的なひらめきを促します。そして、単なるひらめきに終わる事なく、絵、造形、文章、音楽、ダンス等として、作り上げていく感性を刺激してくれます。



夏至に向かってお勧めの
マウントフジフラワーエッセンス


夏至に向かって、光のエネルギーが、日々強くなってきています。
この時期、太陽の光色に輝く花のエネルギーはいかがですか。

オオキンケイギクは、明治の中頃に園芸植物として伝わりましたが、現在は野性化し、たくましく群生しています。光のエネルギーが高まってくる6月頃、直径4〜6センチの光沢のあるゴールドの花を、花茎の頂に咲かせます。
オオキンケイギクのキーワードは、《ゴールデンライト》。
この輝き色は、滞ったエネルギーを解放し、暖かさと力を広げ、喜びや幸福感をもたらしてくれます。光のエネルギーと一体となり、表現の能力を刺激してくれるオオキンケイギクは、「自己表現」をテーマにしたい方の助けとなってくれるでしょう。

●罪悪感のある自己表現に
自己表現する事や自由である事に対して、いけないものだと思っていませんか。好きな事をする前に、わがままではないか、他人に迷惑をかけないか、他人の目にはどう映るのかと、気にしすぎていませんか。その結果、気がついたら、自分自身を我慢させ、息苦しくしてしまっているのなら、オオキンケイギクのサポートが役立つかもしれません。
太陽の暖かな光が、重いコートを自然に脱がせてくれるように、オオキンケイギクが、表現の厚い覆いをはずしてくれるでしょう。

●頑固な自己表現に
自分と違う意見やものの見方をものともせず、決して折れようとしない好戦的な人にも、オオキンケイギクは有効です。一見、自由な自己表現を勝ち取っているようなのですが、緊張や硬さの壁が、表現の幅を狭めてしまっているかもしれません。
太陽の暖かな光が凍ったものを溶かしてくれるように、オオキンケイギクが、負ける事、挫折する事、折れる事への恐れを溶かし、より柔軟で変化に富んだ表現力を育んでくれます。自分自身に、楽にくつろがせてくれるでしょう。

●手放せない自己表現に
出来る人、立派な人、優等生といった周囲からのレッテルが自己イメージとなり、その枠の中で表現していて、自己突破出来ないと悩んでいませんか。トップでなければ、評判を落としてはいけないと、自己コントロールにエネルギーを消費してはいませんか。
太陽の暖かな光が分け隔てなく私達を照らしてくれるように、オオキンケイギクが、表現の幅や広さをもたらしてくれるでしょう。そして、コントロールに使っていたエネルギーを、創造的に使えるよう転換してくれるでしょう。

従順であれ、反抗的であれ、優等生的であれ、多かれ少なかれ、私達の誰もがこういった側面を持っており、緊張しながら人々と関わっています。
私達は、人と深く結びつきたいとこころの奥で焦がれつつも、ありのままの自分自身としてではなく、自分が思う「安全に関わり合える方法」で、かえってたくさんの問題をかかえ、傷ついてしまう事もあるのではないでしょうか。
これらの傾向は、幼少期の体験から積み上げられてきたものかもしれません。オオキンケイギクは、過去からの見えない鎖を解き放ち、新しい選択の扉を開いてくれます。光のエネルギーを与えてくれるオオキンケイギクは、表現への積極性、開放性をうながし、いい意味で、まず第一に、自分自身を大切にしてあげられるようになるでしょう。
オオキンケイギクの光のエネルギーを、自分自身の滋養に使って下さい。


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過去の「マウントフジフラワーエッセンス 季節のお勧め」