●ハルジオン
新たな元号を迎える、2019年の日本。
元号が変わっていくように、生きている限り、私達の人生も変化し続けます。
年齢や環境によって訪れる人生の様々なステージは、春夏秋冬の四季に似ています。
ひとつひとつの体験を通り抜けながら、人生は、螺旋状に進んでもいきます。
似たような出来事が巡ってきて、それに対する自分の反応や言動について、「私って、今迄と変わってない」、「全然、成長してない」と感じてしまう事も、少なくないもの。
それでも、私達は、螺旋階段を登りながら、似た反応や言動を繰り返しながらも、少しずつ、人生の風景を違った視点から見ている部分もあるのかもしれません。
もし、自分を変える事、自己成長に興味があるなら、人生で出会う体験を昇華していくプロセスに、ハルジオンはいかがでしょうか。
ハルジオンは、元々は北アメリカ原産で観賞用だったのですが、繁殖力が強く野生化。
様々な環境の中でも繁殖するとても強い植物で、現在は、世界中に根付いています。
4〜6月に、白〜淡紅色の花を咲かせるハルジオン。
淡い紅色の蕾の時には、下を向いてうなだれていますが、開花すると、元気に天を向きます。
ハルジオンのキーワードは、《新しい次元での自立》。
ハルジオンは、この世界で出会う様々な体験、とりわけ苦しみや痛みの試練を通過する事で、霊性へと開いていくフラワーエッセンス。
3次元世界の中で生きて、宇宙の現れとしての、命の多彩な表現の全てを承認する事。
それは、キラキラした柔なスピリチュアリティではなく、苦しみや痛みの実体験を通して、深い理解と共に、霊性へと昇華していく道だと言えるかもしれません。
新たな元号と出会う2019年という節目の時期、ハルジオンは、人生に対する新たな視野をもたらすサポートとなってくれるでしょう。
私達が、苦しみや痛みを退けたい、幸せになりたいと願うのは、至極、当然な事。
でも、時にはその在り方が、緊張をもたらし、余計に苦しみや痛みから抜け出せなくしてしまう事も。
ハルジオンは、生の中で出会う春夏秋冬、喜怒哀楽、生老病死・・・あらゆる体験を区別する事なく、極端な否定も肯定もせず、ただ、そのままに受け止める質を開いてくれます。
それは、生きている事へのくつろぎ、絶対承認です。
有名な禅僧、大愚良寛さんの名言
「災難に逢う時節には災難に逢うがよく候
死ぬる時節には死ぬがよく候
是はこれ災難をのがるゝ妙法にて候」
は、ハルジオンの働きかけに通じるような気がします。
そんなハルジオンは、成長や変容の時に役立つと共に、過去を向いた状態で、成長や変容が出来ないと苦しんでいる時にも役立ちます。
様々な体験を重ね、自分らしく生きて行きたい、自分らしく生きるしかないと思う時、ハルジオンは、3次元世界で生きる傍らで、静かに凛と寄り添ってくれるでしょう。
パビットラ(中沢あつ子)
★ハルジオンは、オンラインショップでお求め頂けます。
★ハルジオン、微細エネルギー解剖学についての詳細な情報は、書籍「マウントフジフラワーエッセンスとエネルギーの世界―花の"Being"―」をご覧下さい。
|