バッチ博士のフラワーエッセンス基礎講座グループワークリーダー養成の為の勉強会体験談
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★グループワークリーダー志望者が、専門教育を受け、現場活動していく上でのプレサポート実習の体験談です。
★性質上、多くの個人情報が含まれる為、掲載可能なものだけを、更に個人が特定されにくいよう配慮の上、掲載しております。


〜「バッチ博士のフラワーエッセンス基礎講座 グループワークリーダー養成の為の勉強会」
に参加して〜

N.H
掲載日: 2010年 6月 14日


「ヘルパー実技」受講迄の流れ
「バッチ博士のフラワーエッセンス基礎講座 グループワークリーダー養成の為の勉強会」内の「ヘルパー実技」の申し込みをしたのは、「エネルギーペネトレーションペンダント(EPP)技法の習得」の参加について、検討をしていたときにたまたま目に入ったからです。
内容もよく知らずになんとなく復習できるかなという軽い気持ちからでしたが、「ヘルパー説明会」に行ってみると、自分でエネルギーを感じながら行動することを要求される、ワークを行う側としての学びということでした。
「ヘルパー説明会」では、中立を保つこと、否定にしろ肯定にしろ投影について、双方の依存についてなど、今の自分に必要な耳の痛いお話ばかりが次々あったので、そのまま「ヘルパー実技」のすべての回に参加することに決めました。


●「ヘルパー実技」中の体験
◎第1回目
「ヘルパー実技」
初日は、基本的なベンジュラムの使い方のサポートがメインでしたが、緊張と深刻さと力みが自分の中で大きく占め、その場で自分だけが浮いてしまっている感覚が強くありました。
中立にいる状態を保ちつつ受講生の方たちを観察するのがとても難しく、よく見ようとするあまり、中心からずれてそこへ行ってしまっていたようです。その場その場でエネルギーを感じながらサポートするつもりでしたが、実際には物理的に移動することもできず、ただ自分のエネルギーを相手にとばしてしまっていたのだと思います。声を掛けるタイミングや距離感を測るのが,とても難しく感じました。

その日の自分を動けなくしてしまっていた原因のひとつに、受講生の方たちを無意識にジャッジをしてしまっていたことが挙げられます。
常々ジャッジしてはいけないと頭ではわかっていたつもりでしたが、実際は受講生の皆さんを、「この方は〜〜な感じがする」とか、「こういうエネルギーを持っているから〜〜そう」などと判断してしまっていました。
ジャッジしてしまいがちなのが自分の課題で、そのことが成長を妨げているということは、なんとなく自覚がありました。しかし、普段から知らず知らずのうちにジャッジしてしまっていて、そうしていることに本当の意味では気づいてすらいなかったのだと、改めて実感した気がします。

この回のヘルパーとしての実技が終了し、受講生の方々をお見送りした後、講師のパビットラさんに、「その人のチャクラの状態や感情は刻一刻と変化しているもの。その時だけで決して判断してはいけない。今のその人が最高の状態であることを受け入れなくてはならない。」といわれてはっとしました。
更に「私たちもあなたのことをその時だけで判断したりはしないから肩の力を抜いて楽にやればいいんですよ。」と言っていただき、なぜだか涙が出そうな感覚に襲われました。
自分がジャッジされるのが怖くて、防御心から相手を先にジャッジしてしまうというパターンが自分に身についてしまっていたことに、その時気づくことができたのは、大きな収穫でした。
ジャッジはジャッジをよび、更にジャッジをしなくてはいけなくなるという連鎖を生むのですね。

また、講師のサンバトさんが言われた「誰かにもし否定されたり攻撃されたら、自分のなかに起こる感情を観察し、相手がどのような感情からそのような行動言動になったのかを観察するとよい」ということも収穫の一つでした。
過去の否定や攻撃されたりした経験を思い起こし、その時自分におこった感情と相手の原因となる感情を観察してみるという作業を実際にやってみたところ、嫉妬からきていたのだなとか悲しかったのだなと、冷静に受け止めることができました。
そうすると、今度は、その時沸き起こった自分の感情の処理も割りとスムーズに行えることを、発見することができました。

この日は「ヘルパー実技」の初回ということもあり、エネルギーを感じて行動することはまったくできていませんでした。
全体を感じるというよりも、今思えば、講師の方のエネルギーを探っていたのではないかと思います。要するに、正解は何かを気にしすぎるあまり、自分で感じてその感覚を信じるということが、できていませんでした。


◎第2回目
「ヘルパー実技」
の第2回目では、グラウンディングし、中心を保ち、判断しないことを特に心掛けました。そうしたところ、初回に比べ、格段に自分の肩の力が抜け、気持ちもだいぶんらくになったようです。
こちらがジャッジをやめ、心の持ち方を変えるだけで、受講生の方たちも力を抜き、うけいれてくれるように感じられました。
この回では、おひとりおひとりに、前回から一週間の間におこった変化や出来事などを話していただき、シェアさせていただく時間がありました。受講生の皆さんのお話に自分とマッチングすることがかなりあり、中心を保ちながらお聴きするのが、いっぱいいっぱいな感じでした。
ヘルパーという立場で、中立でいることと共感することのバランスというか、改めて、中心を保ちながらその場のエネルギーを感じる難しさのようなものを感じた回でした。
今までは、相手の話にいかに影響を受けていたかを実感しました。


◎第3回目
「ヘルパー実技」
の第3回目では、全体を感じつつ、受講生3人の方のミニグループでのシェアリングに参加させて頂くという、もう少し限定された少人数の中に入るという経験をしました。
全体を感じていたときよりも距離が近づき、ヘルパーという立場を保ちつつ実際に輪の中に入るということで、言葉の重みを感じさせられました。
それと並行して、講座会場の場以外で受講生の方と関わる機会があった場合、その際の接し方に戸惑いを感じました。自分としてはどのくらいの距離でいればいいのか、これは自分がどのような持ち味でいくのかに関わってくることとも関係してくるのでしょうが、まだ模索している段階です。


◎第4回目
「ヘルパー実技」
の4回目では、受講生の方とペアになってのリーディングを体験しました。
ここでは、見られている側でのセンタリングを意識しました。
自分がジャッジしない=相手も自分をジャッジしない、もし相手側にジャッジがあったとしてもそれに巻き込まれないということを併せて強く意識することにより、へんに緊張することもなく、いつもどおり平常心でリーディングすることができました。
また、リーディングされる側のときも、純粋にしていただくことを楽しむことができたように思います。
前回までのように全体を感じるよりも、目の前の相手、個を感じるほうがやはり易しく感じられました。


◎全4回を通して
以上4回の「ヘルパー実技」に、ヘルパーとして出席させていただきましたが、他では得られないさまざまな気づき学びがありました。
今まで書籍などを通じて培った知識について、頭ではよくわかっているのですが、なかなか身についていないのを実感しましたが、今回の体験で、少し結びつけることができたと思います。
全体を感じ個々を感じ自分を感じるということが、今回はなかなか難しく感じ、ヘルパーとして受講生の方々へのサポートは充分にはできませんでしたが、次につなげるものはつかめたような気がします。
自分がこれからどのような個性を発揮して、どのような持ち味でいくのかと併せて、これからも模索していきたいと考えています。

今回は自分にあふれてくるものと向き合うことになり、今の自分の課題がはっきりとした体験となりました。

パビットラさんサンバトさん、そして受講生の皆様に出会えたことを感謝します。
ありがとうございました。