バッチ博士のフジフラワーエッセンス プロ養成講座 体験談
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〜バッチ博士のフラワーエッセンス講座を終えて〜
高垣由加利
掲載日: 2007年 7月 3日

 私がフラワーエッセンスの存在を知ったのは、今から1年ちょっと前のことです。
 それまでの数年間は海外生活でそれなりに新しい経験もし、自身の理想の生活を送っているはずにも関わらず、満たされていない、足りない感覚が常にありました。どうしていいのか分からないまま、いつも頭で考えてばかりで解けないクモの巣の中で必死にもがいているような状態だったのです。そして、その地面に足のついていない心の状態が最終的には身体に症状として表れ、必死で解決しようと食事療法をしたり、漢方薬を飲んでいた頃を思い出します。しかし、身体は正直なもので、消そう消そうとしてもその原因が癒されていない状態で症状が消えることは無く、その解決方法を祈るように求め、やってきたのがフラワーエッセンスとの必然の出会いでした。
 それまでの生活は、ただ忙しく流されているような感じでしたので、心で感じて生きるという生活とは全く無縁であったといっても過言ではないかと思います。自分の心が深く閉ざされてしまっているために、花の美しさを感じたり、風の温かさを感じたり、空を見上げるような余裕が心に全くなかったように思います。そんな私でしたので、フラワーエッセンスのことを知った途端に、どうしても触れてみたい、学んでみたいという気持ちになったことに当時は非常に不思議でありながらも、何か見えない大きな力に突き動かされているような気がしたのを覚えています。
 私には3歳と6歳の小さい子どもが2人いるのですが、私が講座に出かける度に長女が大泣きし、精神的に不安定にもなったりしました。海外から帰国したばかりで家族全体が日本の生活に慣れる間も無かったのですが、結果的にはフラワーエッセンスのお陰で上手く適応できたのかなと感じています。当時は主人以外に頼る人も無く、バッチ博士のフラワーエッセンス基礎講座だけ終えられれば・・・と無我夢中で通った感じでしたが、回が進むにつれて子どもの気持ちも安定し、また沢山の人の協力を得て、無事バッチ博士のフラワーエッセンスプロ養成講座まで終えることが出来ました。
  子どもが大泣きをした頃は「私が一生懸命やろうとしていることを邪魔しないで!」と子どもに対してイライラしたり、疎ましく思ったりと嫌な気持ちを感じたこともあったのですが、それも私にとって心を見つめていく大切なプロセスの1つだったのでしょう。あの時の子どもの状態は私の心を映し出していたのだなと、後から気づかせて頂きました。

  バッチ博士のフラワーエッセンス基礎講座では、授業の中で選ばれたフラワーエッセンスを飲むことによって自分を見つめる作業を繰り返すのですが、この作業を通じて、私が30数年の人生の中で初めて気が付いたことを少しお話したいと思います。
  ちょっと不思議な感覚だったのですが、フラワーエッセンスを飲み続ける中で私の中に隠れていた幼少の頃の自分の存在に気づき、対面することとなりました。インナーチャイルドと呼ばれる存在なのでしょう。今までは心に蓋をして生きてきたために、その存在に気づくことができなかったのです。しかし、フラワーエッセンスで一皮一皮剥けていくことでその蓋が開いたのでしょうか、その小さな自分が私の心の中にいたこと、そしてその彼女が気づいて欲しくて、そして癒されたくて私が講座に来たということ、これが私にとって最も大きな気づきとなりました。この1年を通じて彼女は私の中に時々現れ、子供との関係、両親との関係など沢山のことを考えさせてくれました。

  そして、バッチ博士のフラワーエッセンスプロ養成講座が始まりました。
  第1回目にリーディングされたフラワーエッセンスを飲み始めた3日目の早朝、私は子供の声で目が覚めました。
  「ばいばーーい、ばいばーーい」とどこからとも無く大きな声が聞こえてくるのです。一生懸命誰かに別れを告げている声でした。2人の子供達は横でまだ寝ているので、私は不思議に思いました。どこの誰だろうと。こんな早い時間帯に外から子供の声がするはずは無いし・・・と思い、変だなっと思った途端、耳元で小さな悲しそうな声で、しかも鮮明に「バイバイ」と聞こえたのです。あっ、小さな私だと思い、彼女が癒され別れを告げたのだと理解しました。本当に、こんな不思議な感覚は初めてでした。嬉しく思えたと同時に、心が非常に軽く感じられました。
  因みにその時選ばれたフラワーエッセンスは「スターオブベツレヘム」「ハニーサックル「チェリープラム」「バーベイン」でした。

  フラワーエッセンスを飲むことで、思わぬ感情が湧き出たり、嫌な夢を見たり・・・と、最初はエネルギーが動いている感覚に対して怖く感じることもありましたが、全て心にある感情を癒すために必要なプロセスであるのですね。今ではエネルギーの動きや変化を感じるのが非常に嬉しくて、フラワーエッセンスのエネルギーを感じるのを非常に楽しく感じています。
  フラワーエッセンスを飲み始めて大きく変わったこと、それは涙脆くなったことと、花に敏感になったせいか、蝶々を良く見かけるようになったことです。本当に不思議なのですが、これも花のエネルギーに触れるようになったからかな・・・と思っています。

  バッチ博士のフラワーエッセンス基礎講座では、個々のフラワーエッセンスの意味が、非常に奥深いことを教えて頂きました。
  バッチ博士のフラワーエッセンスプロ養成講座では、カウンセリングの基礎から実際のセッションに即して細かく指導していただき、またロールプレイの際には沢山の大切なことを教えて頂きました。クライアントを一番に考え、その人の良いところを見て、そしてそこにスペースを置くこと、またフラワーエッセンスを優しく扱うということ=セッションやクライアントを大事に扱うということである、などセラピストとしてクライアントと接する上で大切なことを沢山気づかせて頂きました。

  パビットラさん、サンバドさん、講師のお二人からは本当に温かいエネルギーを感じました。毎回楽しみながら通わせて頂きまして、本当にありがとうございました。そして、私の都合で日にちを変えて頂くといった無理なお願いをしたこともありましたが、理解して頂いたことに本当に感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうござました。
  今後は、セラピストとして、少しずつ私の周りにフラワーエッセンスの種を蒔いて行きたいと思っています。一人でも多くの方が花達の癒しのエネルギーを受け取り、この地球上がより温かいエネルギーに包まれることを願っています。