「バッチフラワーエッセンス基礎講座(パート2)」受講生対象
「フルセッションの個人実技指導勉強会」体験談

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〜「バッチフラワーエッセンス基礎講座(パート2)」受講生対象
「フルセッションの個人実技指導勉強会」での実技指導者としての体験〜

いなばみほ

バッチフラワーエッセンス基礎講座(パート2)の「フルセッションの個人実技指導勉強会」では、実技指導者の立ち位置でフルセッションに携わりました。
セラピスト役もクライエント役も、春先からずっと一緒に学んできた方々だったので、特別意識せずに介入できたと思います。

自分がこのクライエントと向き合ったらどうなのか?と考えながらフルセッションを見守りました。

私の場合は、
・ある意味さっぱりしすぎている
・早くいいイメージを持たせるよう心がける
・結論を早く求めたがる
・個人情報への介入が浅い
・主訴に基づかないことはほぼ聞かない。
など、これが個性なのかもしれませんが、修正すべきところは多々あります。

なので、他の人のカウンセリングはとても勉強になります。
特に今回のセラピストの方は、私と同じく実技指導者の勉強のための参加で、ベテランの方であり、援助職に関わる色々な資格を持っておられます。

実際にカウンセリングに入ると、傾聴する姿勢は素晴らしいと感じました。
またカウンセリングの専門的な技法も絶妙でした。
シェアの時にご自身でも話されていましたが、最初は傾聴に徹することを心掛けたそうです。

クライエントとは、「バッチフラワーエッセンスプロ養成講座」の受講でペアになったことがありました。
クライエントは普段から言葉を選んで話をするタイプの方だと理解しています。
講座で私がペアを組んだとき、私はセラピスト役でした。
その時のセッションで、クライエントが「話したくない」のか「言葉を選んでいるのか」の区別がつかなくて、踏み込みすぎてしまい話を逸らされてしまったと感じたことがありました。
今回、実技指導者の事前のミーティングで、その時のこともシェアをしました。

クライエントのテーマは「自分の古い考えを手放して、自分の信じた道を自信を持って進んで行きたい」です。
カウンセリングが始まってから10分程のところで、「深刻なところに深入りしたいけど、話を横道に逸らしてしまう」というクライエントに対し、セラピストとの間でいくつかのやりとりがあった後、クライエントから「しっくりきた」という応答がありました。
私もクライエントと同じように「しっくりきた」と思いました。
クライエントの声も表情も明るくなったので、私がセラピストであったなら、ここでボトルのリーディングに入っていたと思います。

今回は「バッチフラワーフラワーエッセンス基礎講座(パート2)」の「フルセッションの個人実技指導勉強会」でした。

カウンセリングの詳細なスキルについては、次段階の「バッチフラワーエッセンスプロ養成講座」で習得するため、本来、ここまでのカウンセリングの時間が10分であったことを気にすることはなかったのかも知れませんが、セラピストは、さらにクライエントがなぜ「深刻なところになると話を逸らすようになったのか」について、何段階か過去を遡っていきました。

カウンセリングにかかった時間は24分。
最後にクライエントが話したテーマは「古い考えを手放して、人の深いところに関わりを持つことをサポートしてくれるフラワーエッセンス」を選ぶということでした。

選ばれたバッチフラワーエッセンスは次の4本。
ミムラス
アグリモニー
ホリー
ロックローズ

クライエントは、以前にアグリモニーはよく選ばれるフラワーエッセンスだと言っていました。
心の内を見せることができず、内心は動揺していても、平静を装ってしまうタイプの人に選ばれます。
ミムラスは、原因のわかっていることに対する恐れ。
ホリーは、自分の中の神聖な領域を汚されることへの攻撃性。
ロックローズは、ヒヤッとする突発的な恐れです。

フルセッション後の検討の時、クライエントの「しっくりきた」という応答以降のカウンセリングについて、セラピストに聞いてみました。
セラピストは、セラピストとして聞かなければならないこと・・・のような話をされました。
講師のパビットラさんは、原因探しの過去への遡りがクライエントを追い詰めることもあるとアドバイスされていました。

クライエントにもその時の気持ちを聞きました。
その場面で「ヒヤッとした」というような感想を話しました。

今、少し時間をおいて文字に起こすと、アグリモニーはクライエントのタイプレメディ。
ヒヤッとしたのはロックローズが働きかける側面。
ミムラスは、アグリモニーの裏の顔に踏み込むと、クライエント自身の心の在り方が変わってしまうことへの恐れなのかなとも思いました。

また、クライエントにカウンセリングの感想を聞いたときに「もっと踏み込んで欲しかった」ということを話しました。
今にして思えば、それはクライエントのホリー的な部分に対してだったのかなとも思います。

フラワーエッセンスのリーディング、ヒーリングの手順は私自身不確かな部分もあり、適切に指摘することができませんでした。
エネルギーペネトレーションペンダント(EPP)の技法は、なんとなく型では覚えていても、セラピストの手順には全てエネルギーの流れが関係しているのだなということがあらためてわかりました。

今回はカウンセリングに聞き入ってしまい、そこが終わって安堵してしまいました。

最後に、気になったことがひとつありました。
実技指導者の事前のミーティングのときに、以前に私が同じクライエントにカウンセリングをした時の失敗談を話しました。
それがきっかけで、今回のセラピストがクライエントの過去を遡ることになってしまったのかなということが気になりました。

「バッチフラワーエッセンス基礎講座(パート2)」の「フルセッションの個人実技指導勉強会」は、普段の講座とは異なり深く充実した学びをすることできました。

このような機会を設けていただきありがとうございました。