マウントフジフラワーエッセンス プロ養成集中講座 体験談
直線上に配置

〜「マウントフジフラワーエッセンスプロ養成集中講座」体験談〜
松田奈都子


●「マウントフジフラワーエッセンスプロ養成集中講座」の技法を使った練習・・・対面セッション
クライエントモデルのAさんは、「マウントフジフラワーエッセンス基礎集中講座(パート2)」でご一緒となり、日本フラワーエッセンス協会®主催のレイキの全ディグリー、その他のハートサポートシステムにて行われた勉強会、「フラワーエッセンスとエネルギーの世界体験の集い」のスペシャルメニューの無料観光でも顔なじみの仲間であった。

「マウントフジフラワーエッセンスプロ養成集中講座」を終了した後の勉強会でフルセッションし合う事になり、お互いにクライエント役をする流れで、今回の体験談に入れさせて頂くことにした。


Aさんのテーマは、
『サロンをやりとげるための強さと愛を持った人間になりたい』
であった。

会社員をされていた頃、ハートサポートシステムに来られていたが、お聞きするお話の中に、勤め先での同僚との会話がほぼない事を知っていた。
しかも目の前の席の方だという事で、さぞつらい環境で働いてられるなあと自分に置き替えてみた場合心は痛んだ。

フラワーエッセンスセラピスト™資格を取ります!とまだ「マウントフジフラワーエッセンス基礎集中講座(パート2)」の時に断言なさり強い意志をお持ちだなという印象だ。
関東から来られ宿泊もされて授業に熱心に臨まれている姿は私にとっても心強い存在であった。

そして、そのAさんは会社を退職されたようで、勉強会に参加した時点でアルバイトをしつつ捨て猫を保護、ケアしたりペットを預かって面倒をみるペットシッター、そして飼い主のペットロス等の心のケアをフラワーエッセンスによって癒す総合的なサロンを近いうちに開業したいという事だった。

そして夢は結婚もすると言うこともおっしゃった。

今までの会社勤めは色々悩みがおありのようで、帰宅されるとワインをつい飲んでしまい、それを辞めたいです・・・とほがらかに話された事が以前、ご一緒したセッションであり何かわからないが、お一人で苦しんでいらっしゃるのでは?と思ったが教室では本当に明るく楽しく振舞っておられた。

その会社も退職され、退路を断たれ一大決心でペットシッターのサロンを開くという事、そのサロンの名前はギリシャ語(古代)。
サブタイトルもあり、動植物の命を尊重するサロンにしたい・・・と熱い気持ちで話された。
しかし現実的に経営ということになり、1人でやり遂げるにあたり、不安であるという事もおっしゃっていた。

お母様が数年前から同居されているので、猫の世話等手伝ってくださるという事。
お母様のことを話される時、少しお顔が曇られて、ご高齢ということと、一人暮らしではなくなりご自身のプライバシーが減っていることを挙げられて、軽い感じではあるが不満だという内容をお聞きした。

Aさんの話されていた中、何度も口にされていた言葉は─『愛』であった。

彼女は講座でよくご自分が洗礼を受けていることを嬉しそうに話されていたように愛に関しては宗教性もあるだろうけれど、リピートされる言葉の中にご本人の本当に言いたい事柄、気持ちが表れる事があると「マウントフジフラワーエッセンスプロ養成講座」で学んだので、なるほど・・・という心持ちで繰り返し言われていた「愛」とサロン開業が今回のテーマだと認識できたように思う。


しかしセッションしていると、やはりクライエントさんの語る内容に対しての応答は難しくて、つい自分の感情も入ったり、判断が入りそうになる。

講師のパビットラさんより内容をさらに深く聞いたり、質問し詳しく引き出すよう指導もあったので、ああそうやってさらに聞いてもいいのだなと思った。

するとささいな一言からテーマにした文の裏側に隠れた本来のご本人の解決したいものが、引き出されることもあると私も体験済みなので、セラピストとしてクライエントに共感する事、その場所にただ在る事、起こっている事の背後のスペースに意識の中心を置くなどが大切であるということが理解できそうだった。


Aさんに横になって頂きリーディングを始める。

と言っても毎回だが、自分にしかわからない感覚で説明がうまくできないけれど、自分なりの方法でしかリーディングと言えるかわからないが、それらを頼りにした。

パビットラさんより学んできたセッションを行う前のセラピストのエネルギー的な設定を意識して、迷いもたくさんあるし、なかなかボトルを決めかねることも多く難しかったが、Aさんのペットや不遇な環境で苦しむ猫たちへの愛を感じると、私がちゃんと合ったボトルを選ばなくては!と責任を感じ力が入りそうになった。
しかし、わたしは媒体である・・・と冷静に戻り、天がAさんに与えるボトルにまちがいはないと信じて、考えないように気持ちを切り替えた。


まず1番に目がいき気になったのは太ももと膝の間で左側だった。
リーディングされたのはシャクナゲ(ペイルピンク)。

次に第2チャクラにキショウブ、第3チャクラにヤマブキ。

次はなかなか決まらないがハートの下方にノハラクサフジ。

そして第5チャクラ喉下〜ハートの上側にキブシ。

第5の喉にタチツボスミレ。

第7チャクラはネジキとなった。


最後にネジキがリーディングされた時、なぜか私自身が悲しくなった。
勝手な判断ではあるけれど、きっとAさんはかつて亡くされた猫達のお話をよく涙ぐんでお話されていたので、その事かなあと思っていた。

後のフォローアップセッションでわかったのだが、Aさんには弟さんがいて、20年程前に諍いがあり交流が少なくなったということだ。
その為お母様は悲しみを抱え暮らしている、それをしまい込んで気にかけている・・・そのことで独り暮らしの気楽さは消え、同じ悲しみを感じ、向き合わざるを得なくなった・・・と。
Aさん1人なら折り合いをつけられる問題や感情もお母様という存在がかかわってくると、自分ではどうにもならなくなってきた・・・。

この内容は当日のセッション時やカウンセリングでは話されていなかったので、ご本人いわく、「悲しみ」を感じてもらい内心驚かれていた。
弟さんを想うお母様のことかはわからないが、ネジキ─隔離が強いストレスの時に・・・独りの時間と空間を与えてくれることから、お母様の深い悲しみを感じている彼女も辛く、そして独りになりたい時もあるという現実問題が浮上したのだと思った。


最初にシャクナゲ(ペイルピンク)を膝上に置いたが、ここはAさんいわく「痛みではなくいつも表現できないような感覚があった場所なので、真っ先に分かってくれた!」とおっしゃっていた。

シャクナゲ(ペイルピンク)─慈愛。
セラピストを目指すAさん。
そして愛をキーワードにしていること。

膝は死や変化する事への恐れ、ももは不十分な能力、弱さへの恐れが記憶されているそうだ。
癒す方の人にエゴがある時には、ハートのスペースに戻してくれるボトルでもある。


第2チャクラのキショウブは、まさに挑戦。
そして聖母マリア様に関する花でもあり、彼女はいつもJRの最寄り駅からハートサポートシステムへ通う道で「アヴェマリア」を聴いていると話してくれた。

エネルギーペネトレーションペンダント(EPP)でヒーリングした際、重くて、やはり?退職して独立するには相当の覚悟であろうと感じた。


ヤマブキは反対に一番エネルギーペネトレーションペンダント(EPP)は軽く広がりを感じ、これは辛い環境の職場を去り、本当に自分の好きな仕事を決意し、ありのままの自分を自分が喜んでいるように思った。

みぞおちの部分が喜んでいるように思った。
みぞおちの部分にヤマブキがリーディングされたことは、様々な感情が胃にもくることからわかるが、もう自分本来の在り方でユーモアを持ち柔軟かつ自由でいて、良いのだよ・・・と感情を解放しくつろぐことへと導いてくれることと思う。
自分と調和した時、本来の自己に戻り、心からやりたい仕事を選ぶその時期にいらっしゃるのだろうか。


次にリーディングされたノハラクサフジは、Aさんのハートの下部分に。
なかなかボトルが決まらなくて、私も困ったなーと思う感じだった。

それでも結局決まり、エネルギーペネトレーションペンダント(EPP)でヒーリングするとこれまたチェーンが指にからんだり失敗してやり直したり・・・技術の問題でもあるが、なにかと難しく、しかしマイナーチャクラでは軽く変化してくれ、スムーズにエネルギーペネトレーションペンダント(EPP)が動いていた。

「集団の中での自立」、違っていることを許す。
社会で働き、集団の中で日々過ごす時、日本人によくありがちな世間や周りに合わせておくというスタイルは、大事なことだが自分を表現できず恐れがたまり、違和感を持ち続けるかも知れず、Aさんも会社にいてある種の違和感を感じていらっしゃったのか・・・。

ボトルがやっと決まり、自立する事、個人でサロンをやっていくことを促してくれているように感じた。
個人で経営しても地域や社会とのつながりは必須で1人では成立しない世界にノハラクサフジがその境界線を取り除いてくれる気がした。


そして次に喉のチャクラの下方にキブシ。
ここもエネルギーペネトレーションペンダント(EPP)でヒーリングすると重かった。
が、マイナーチャクラは軽くまわる。

血縁者に似た傾向や共通する問題がある、親にされた事を子供にしてしまう傾向、家族に何らかの不調和が起こる場合このキブシが選ばれるが、カウンセリングの段階でお聞きしたのは、数年前より実母が同居することでAさんのプライバシーが減りストレスがある等だったが、フォローアップセッション(メール)で伺った弟さんの関係もこのキブシが癒しにきてくれたのだろう。

Aさんは実父を若い頃ご病気で亡くされていて、そのお父様は昔、仕事でギリシャへ行かれ、ギリシャと縁があるのでサロン名もギリシャ語にしたと熱く語っておられた。
お父様への深い愛と失う悲しさをずっと持っておられたのだと思う。
残された家族を守るという意思もあり強くなければ、清くあらねば・・・と自分を型に入れ努力されてきたのかもしれない。

横たわっているAさんの太もも〜足は、どちらかというと固く、こわばりかけ大地を強く踏みしめて生きてこられた感じを見受けた。
大黒柱を亡くされたお母様の苦しさ、悲しみ、絶望、しかし言いたい事は言えず長女であるから我慢するという半生。
私自身も長女である事、親に言えない辛さもあり、共感が持てた。

キブシは亡くなった人と残った人々との間の新しいエネルギーの配置を整えてくれるとの事、家族全体を癒しにやってきたのだろう。


第7チャクラ、頭頂にリーディングされたのは「ネジキ」。

隔離、独りのスペースが欲しい時、セラピーの後に。
忙しい毎日を終え、ゆっくりと独りになりたい、が猫の世話、お母様とのやりとりでくつろぐ時間が持てないとのお話から、まさに!という感じだ。


Aさんいわく、特にエネルギーペネトレーションペンダント(EPP)でヒーリングされた時はハート部分から頭にかけて心地良くスッキリしたとのこと。
自立を決意され、それまでの様々な葛藤、迷い、怖れや不安もあっただろうがハートにノハラクサフジ、のど下のキブシ、のどの第5チャクラにタチツボスミレ、ネジキの頭頂と、もしかすれば感情面でのヒーリングは一気にAさんにやってきたのかもしれない。


タチツボスミレは繊細さを受け入れる・・・苦しさ、悲しさを表せない時に、そして家族の問題を自分の問題や症状として引き受けた子供に。

今までもAさんの辛い感情をタチツボスミレは慰め保護してくれるだろう。

優しくて控えめに振る舞う彼女の日常の部分の背後にある霊的な強さを引き出して、オープンに愛や慈悲を他の人々へと見せていき表現できることで、サロンにいてもペットや動物、人に対し愛を与えつつ強い心でいれる自分を保てるのかもしれない。

スミレは聖母マリアに捧げられる花の1つと、ギリシャ神話では川の神の娘イオの瞳を想いゼウスが草につけた花というシンクロもロマンティックなギフトだった。


Aさんのセッション後しばらくたってからの感想は、
「サロンの開業にむけて忙しくなりつつも自分がゆっくり少しずつ変わってきた気がします。まだ自信のない事や重たいテーマは焦らず軽やかに向き合っていこうと思いました。」
であった。

時折、笑いのこぼれるセッションでリラックスした空気の中でも自分の悲しみを感じ取り引き出してくれて嬉しかったとおっしゃった。
私自身も知らなかった過去の悲しさを共感できマウントフジフラワーエッセンスの花達がそれを慰め癒しにやって来てくれたんだと嬉しく感じた。

この後、Aさんはサロンの準備をしつつ、好きなヨーロッパのある地域へ飛び立ち、フラワーエッセンスを手に入れてみたり、台風の最中に小さな三毛猫を拾ってしまい保護した後、動物病院で里親探しをしてもらうとか。
その子猫の毛模様は私自身の飼い猫とそっくりで、笑ってしまう。

相変わらず笑いのこぼれるAさんとのやり取りに心が和む私だった。



●「マウントフジフラワーエッセンスプロ養成集中講座」の技法を使った練習・・・遠隔セッション
私自身の2歳年下の妹に遠隔セッションを行った。

「マウントフジフラワーエッセンスプロ養成集中講座」での遠隔セッションの実技練習も妹にお願いしたりして使用に抵抗なく、最初から理解してくれる存在である。


テーマは『人間関係、霊感をステップアップし豊かになる為に動けるタイミングを直観から得られるようになる』

遠隔ヒーリングと言うことで妹にお願いし、主に電話でやり取りした。
いつも電話し合ってはいたが、親、仕事、兄妹、猫のこと等・・・他愛のない内容だが今回は妹自身のことでテーマを聞いているとまた別の感覚だった。


昔から優しくて家族想いの妹は私(長女)の次に生まれた次女として少し慣れた親は緊張することなく育てた為か大らかでマイペースな印象だった。
厳しい母に怒られるのは私が多く、妹は逆に母に意見を言っていたらしく、例えば、〇〇の塾の先生は良くない等。
その意見を母は聞き入れて、私や下の弟には相談なく塾をやめさせるなどして、最近になって笑い話でヒドイねと話すものの当時はそう言った事が何度かあったらしい。
そんなシッカリ者の妹は、現在パートナーの経営のサポートをしてがんばっているが、人を雇うことで苦労している感じだ。
自分の思うように人は動いたりしないと不満も聞いていた。


妹の写真他、遠隔セッションに必要なツールを準備し、場を清め結界をつくりセッションをスタートした。

まず第1チャクラにボタンヅル、第2チャクラにハハコグサ、第3チャクラにサオトメカズラ、第4チャクラにクサボケ、第5チャクラにセイタカアワダチソウ、第6チャクラにフジアザミ、第7チャクラにホトケノザが選ばれた。


ボタンヅルとハハコグサは何か詰まっている感じがした。

“人間界に慣れていない妖精さん”とボタンヅルの純粋で繊細さをかわいらしく表現してあるのだけれど、私の妹は一見タイプがちがう。
プライドが高く弱さを見せない為いつも強いイメージ。
外見は細いけれど芯があるかんじ。
決して親兄弟にはうるさく言わず心配はしても、直接話してケンカになる私とは逆だった。
一旦、家族が困ったことに直面すると真っ先に駆け付けるのも彼女だ。

しかし強そうな妹の背後にやはりボタンヅルの“弱さを見せない”という性質が隠れているように思った。
それは今までの妹には見えない意外な部分でもあり、最近人間関係で悩んでいる事、人は変わらない事、どうする事もできずイライラする事などから、家族同様、口出しをせずいいたい事を押さえているようだった。


本人に問うと、たった1人で木に彫刻をしたり、パズルをずーっとしている時間が一番好きとのこと。
人は苦手で社会にも興味ないが、商売は好きで経営も会社勤めはできないタイプだから、苦にはならないとか。
まさに「森の奥にひとり潜む妖精さん」が現実社会に時折、現れる感覚だ。


ハハコグサは母の愛。
パワフルな母を大好きなものの、叱られると恐ろしく小さくなったのは私と同じなので、やはり来たかという感じ。

しっかり者の認定を受け?母は中学生あたりから妹を放任し信頼していた。
高校も全寮制で親元を離れる。

短大に行った頃から妹は変わって音信不通となった。
それから数年間、反抗期も無く大人しかった妹が母に対して嵐のように体当たりで迷惑をかけ心配もさせた。

今ではすっかり母と友達、又は妹が母のようで仲良いが、当時は私も見ていてハラハラした。
残っていた感情を癒す時だと思えて嬉しかった。


サオトメカズラ、ここも重く、やはり選ばれたなというかんじ。

幼い頃から霊感の強い彼女は変わった体験もよくしていたし、今だに結婚はしたくない、親の姓を名乗る所などから先祖の影響があるのかも知れない。
逆にリーディングされて安心した。


ハートあたりのクサボケは、最近私同様、子猫を飼い出し、過保護に育て幸せ一杯の妹にはピッタリくるものだった。

オスの繊細で運動神経もいまいちな猫でも妹は、玩具、おやつを買っては試して毎日遊ぶ時間を多くとり、大忙し。
仕事以上に熱を入れるかのよう。
そこに楽しむ気持ちの「生」の喜びのクサボケとは、少し笑ってしまう。


第5チャクラ、セイタカアワダチソウは必要と感じた。

従業員をまとめる役、全員の団結力、そしてパワーを人々の役立つ方法で使えるよう知恵と気づきをもたらしてくれる。
経営の困難な今の時代、ライバルや妨害、競争もあるだろうし、誰にも相談できない孤独感もセイタカアワダチソウが前へと進み続ける勇気をもたらしてくれそうだ。


続いて第6チャクラがフジアザミなのでリーダーとして働く人に自分自身の否定的感情を“気づき”を持って視野を広げてくれるという所は現在の妹に役立ってくれそうだ。
きっと周囲からの攻撃のエネルギーから守ってくれるに違いなく、耳の部分は詰まっているようで聞きたくない愚痴、不平不満もあるだろうから、リーディングされて良かった。
テーマにあるキーワードの「豊かさ」に必要なボトルであるのも最適といえた。


第7チャクラ、ホトケノザ、テーマに直結していて“直感から動けるタイミングを得られるように・・・”と願う妹にピッタリだと思った。

霊的に成長を探求している人にも良いという事。
信心深いものの現実には人間関係からの否定的な感情、不安、考えすぎ等からすっきりとした気持ちになれず、インスピレーションを受け取りにくかったようだ。
新しい始まりの時に解放を手助けしてくれるホトケノザなので、最近将来のことに対して深く考えていた妹は、何か直感から得るものがあるかも知れない。


ミックスボトルを飲んだ時〜その後を問うと、すぐに左の眼が激しくピクピクしたらしい。
目薬をさしたとか。

夢に毘沙門天と地蔵菩薩が出てこられたよ!と不思議だが嬉しそうにしていた。

現象はそのくらいだけれど、一番に私の講座受講時に理解を示し、早速ボトルを飲み感想をくれて感謝の気持ちと、妹にも癒されたいものが内在するのなら、若い頃から苦労していたように見える妹にそろそろ本当の自分の幸せを掴み、解放するものは解放して楽しく生きてほしいと願っている。


このセッションの後しばらくして、平成30年7月豪雨が起こり実家のある地域そして妹の住む地域も甚大な被害に見舞われた。
幸いケガや病気等なかったが2週間断水があって父母も商売する弟も影響を受けた。
母の飼う猫が子猫4匹生み、2ヵ月の遊び盛りでえさも水も必要で環境も色々と問題のない様にしたいと、山の家から店のある商店街へ移したり、そちらでは井戸水を分けて頂けると喜んでいた家族だが、とりわけ父母は暑さの中、疲れもピークに達してやつれたそうだ。

そこにすぐ直行し助けてくれたのは妹だった。
パートナーとペットボトルや食料を車に積んで駆け付けてくれた。
子猫のえさも大量に送ったり、猫の大好きな性分もあって、最近は猫三昧の生活をしており、子猫4匹に親2匹の大所帯で大変な母を常にサポートし、母も心から喜んでありがたいと語った。

一旦、自宅へ帰った妹はすぐ再び実家にきて今度は自分の飼い猫も連れてきた。
初めての事で驚いたが、断水もあるし、猫達、親のことを気にかけての行動のようだった。


2回目の遠隔セッションはこの最中に行った。

山の静かな環境で久々にゆっくりとした時間を持てて妹はくつろいだようだ。
猫も連れてきた為安心だし、災害とは言えこういう機会がないと店も閉めれず、また泊まりで来れないと言っていた。


テーマは1回目より時間をかけて考えた感じ。
言葉を変え頭で整理しつつ出したものは
『自分の車と、行動する時に自由に使えるお金が欲しい』
だ。

このテーマは今回の実家滞在に関して感じた事だそうで、現在手持ちの車は1台なのでパートナーが使い、自分は空いた時だけ借りてたまに実家に帰省していた。
そしてお金は経営していて、まわっているようだが、いざという時のために置いておかなくてはいけない為、自分に必要と欲する時も我慢したりしているとの事だった。

そしてパートナーのことで、今迄はなかったのだが珍しく愚痴をこぼした。
妹自身はお金を使うのは我慢するのに彼は、ジムへ通い出してそこで必要と言われた物を買ったり、服を何枚も購入するので嫌だと。
普段はほとんど人の事を言わないので珍しく、まして家族の事はどんなに欠点を見つけても滅多に指摘しないタイプだった。


1回目の遠隔セッションからちょうど1ヵ月後に行ったセッションで、まず初めにリーディングされたのは
@左足にサオトメカズラ。
A次は左腰にボタンヅル
B第1、2チャクラにリンドウ
Cそして第5チャクラへヤマブキ
D第4チャクラのハートにミゾソバ(ピンク)
E左耳にタチツボスミレ
G右耳にツバキ
F第7チャクラにシロバナタンポポ
だった。


前回と同じボトルは2つでサオトメカズラとボタンヅル。

左脚の太もも〜膝にサオトメカズラだが左腰ボタンヅルとともにエネルギーペネトレーションペンダント(EPP)は軽く動いていた。

車がない事により、山の家から店のある街へ降りるため、妹は毎日、汗をかきながら少し離れたバス停まで歩き、さらに駅から親の住む店まで歩いていたらしい。
以前、あまり歩かない妹はつま先でフワフワと歩きすぐに疲れて座り込むような感じだったので、大地に足を踏みおろし自然の中を汗をかきながら歩くという人間に大切な足を使うという行為で、サオトメカズラ、ボタンヅルの重さが今回は軽くなり癒してくれたのだろう。


第1と2チャクラの間にリンドウだがここは重かったのでやはり人間関係の否定的感情にとらわれ心の痛みも感じていたのかもしれない。

自分の繊細さや純粋さを守ろうとして変わり者を装ったりストレートでない態度を取る癖に役立つリンドウ、“宝探しのボトル”で自分の思い込み、古い見方を解放し霊的な成長を求める人にもサポートしてくれる事で前回のテーマともリンクした。


のどにリ−ディングされヤマブキ、ありのままの自分という事でもしかしたら子供時代から本当に言いたいことは言えず、強がりを言うことで弱さを消し去り、しっかり者のマントを羽織って今まで生きてきたのかもしれない。

義務や比較を考えてしまいくつろげない人に・・・とあるのも妹にピッタリで、せっかく遊びに家に来ていても仕事があるから帰ると、急に神経質になりアッという間に帰宅する等あった。
旅行も自分達だけで行くことはせず親を誘うのが当たり前というように、義務感があり心からくつろいでいない、柔軟さに欠けてしまい、まぁいいや〜というタイプではなかった。

今回の帰省は1人で時間もあり退屈でもあったようだが、それも必要だったのかも。


ハートのミゾソバ(ピンク)は再び繊細で傷つきやすい人のキーワードがあって、さらに自分自身へのプライドや確固たる意志を持っているという所で、それらを肯定的でバランス良く人々と調和出来るように手助けしに来てくれたように思えた。

少し前にマウントフジフラワーエッセンスの遠隔セッションを行う為、メールにて妹とやり取りをしたが、彼女は自分の性質について繊細で人が苦手であると知っていると話してくれた。
そして姉である私は天真爛漫で自由奔放だからその少しの気質が私(妹)にあれば、もっと別の生き方ができたかも・・・と言うので、私は初めて聞く妹の本音に内心驚いてその後、セッションに挑んだ。

純粋ゆえに傷つきやすく愛を素直に表現できない、また、内面で多くの疑い、ネガティブな想像を抱き、裏を考えすぎることもあるかも・・・というミゾソバ(ピンク)は妹を表している。
私が良い方に考える出来事も妹は、最悪の状況を想像する癖があり、相談すると必ず味方はしてくれるが、保守的に偏りすぎる傾向があった。
それらを緩和して素直な時の本人を表現できたらなと思う。


第6チャクラ、左耳のタチツボスミレも繊細さと優しさであるゆえに外へ出て自分の能力をオープンに出来ない人などに保護の結界を作ってくれ、くつろがせてくれる。
前回つまっていたと感じた耳の部分にリーディングされさらに優しく慰めてくれるだろう。


右側の耳にはツバキ。
ダンシングハート。
明るさ、楽天性、踊りだしたくなるような高揚感など表現する。

対人関係の深刻さも取り除きコミュニケーションを無邪気に楽しむ質をもたらしてくれることから、人から相談をよく受けたり母親も頻繁に電話し、不満や愚痴を聞いてきた妹にとって必要なものだ。
たまに頭痛やめまいも症状として出たのもそれを聞かされるストレスだったのかもしれない。

このツバキの質も「人とうまく交流できず楽しめない」という妹に、今迄リーディングされた花と同様であることは、その部分をマウントフジフラワーエッセンスの花々が一斉に癒し励ましにきてくれたように思う。


頭頂はシロバナタンポポで男性エネルギー。

自分の自由に使えるお金が欲しいと言うところから、パートナーに気を使っている部分もあろうかと思われる。
権威的な相手ではないだろうが気を使わなくては車も1人で使えない息苦しさもあったり金銭的にも、もっと猫の為に自由に使えるお金があれば・・・という気持ちは持っているそうだ。
たまに実家へ帰る妹は、そこで別の仕事ができるかも、と提案してみたりして今のままの状態を変えてみたいと考えているようでもある。

時にパワフルに行動する事のある男性的な彼女にシロバナタンポポがリーディングされたのは、本来持っている性質の活動的チャレンジ好きな部分を刺激するためかもしれない。


豪雨による断水で実家にいた妹は、つい先日、母の飼うチンチラの雄を、その子の相方と4匹の子猫が落ち着く迄(私に)面倒をみて欲しいからと、母と猫とレンタカーで私の自宅(車で4時間程)までやって来て、サッサッとその雄猫を置いて帰った。
我が家の飼い猫は突然現れたライオンのような猫にフーッフーッと怒っていたが、2日経つと嬉しさを表し仲良く走り回っている。


(★)弊社注 後日談として、2回目の遠隔セッション後2週間で、テーマ設定した願いが実現化してしまい、セラピストもクライエントモデルもとても驚いているとのご報告を頂きました。


(★)弊社注
掲載にあたり、執筆者、クライエントモデルさんの了解を頂いておりますが、詳細なクライエント情報は削除させて頂きました。