〜「マウントフジフラワーエッセンスプロ養成集中講座 フルセッションの個人実技指導勉強会」体験談〜
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「マウントフジフラワーエッセンスプロ養成集中講座 フルセッションの個人実技指導勉強会」で、Tさんとペアになり、フルセッションの練習を行いました。
●カウンセリング
カウンセリングで、当初、クライエント役のTさんは、「今とりたてて、せっぱつまった悩みはない。」と言っておられました。
お話をお聴きしている内に、以下の内容を話されました。
以前から、集団行動が苦手で、疲れる。
最近、男性が苦手に感じる。
ワークショップによく参加するが、それなりに楽しいが、疲れる。人数が多くても、一体感というよりは、孤独感を感じる。
より具体的にお話しして頂けますか?と尋ねたところ、話してくれました。
ワークショップで、自分は初めての参加で、他の人々は顔なじみで、自分の知らない話題をしていた。
後で、フェイスブック上で、そのことについて「悪かったね」と会話されていて、そういう風に思われていたんだと感じた。
人と関わる時、心地よくいたい。
会う予定がある場合、前日から緊張する。
緊張が続いて、くつろげていないと感じる。
くつろいで緊張をとりたい。
小さい頃から、知り合いは楽だけれど、初対面の人は男女関係なく怖く感じた。
ワークショップに行くことは、得るものもあるし、行きたくないということではない。
Tさんのお話を伺っている内に、今回の私自身のセッションのテーマを、疎外感についてにしようと思っていたので、テーマが似ているなぁ、と感じました。
「自分を受け入れてくれるか、怖い」と話されましたので、具体的にどんな時にそう感じられますか?とお聴きしました。
始めての人。久しぶりに会う人。遠い関係の人。息子さんがサッカーをされていた時のママ友に久しぶりに会う時にそう感じたそうです。
「自信のなさ」「自己肯定感の弱さ」があると思う、と話されました。
「自分自身が自分を受け入れていない。自分が自分を受け入れていれば、気にならなくなるのでは?」とも、言っておられました。
今まで話されていたことから、今回のセッションで、どのようなサポートをフラワーエッセンスから受けたいと思うかお聞きしたところ、「自分自身を受け入れて、どんな場所でも楽しめる」と言われました。
そのテーマがしっくりするか試してもらうと、「楽しめる」が「ゆったりする」「くつろげる」に変わったり、「他者と共に」という言葉が加わったりしました。
最終的には、「今の自分を受け入れて、どんな場所でも、楽しみながらくつろげる」に決まりました。
講師のパビットラさんが、フラワーエッセンスによって、テーマに関して、現象の変化としてどう現れると思いますか?と尋ねたところ、「疲れないと思う」と答えておられました。
現在、ワークショップ後、帰宅して、家事等やらなくちゃならないことを後回しにして寝てしまいたい、と感じる程、疲労感があるようです。
疲れなくなれば、家事や用事をスムーズにこなせるようになるのでは?と話しておられました。
●ボトルリーディング&ヒーリング
リーディングされたボトルは、以下のようになりました。
1本目…クサボケ (第1チャクラ)
2本目…キショウブ (第3チャクラ)
3本目…ヤマブキ (第3チャクラ)
4本目…イヌキクイモ (第4チャクラ)
5本目…ツルマンネングサ (第5チャクラ)
6本目…センニンソウ (第6チャクラ)
7本目…ヤブカンゾウ (第2チャクラ)
今回の練習セッションでは、時間がおしてしまったらという不安と、手順を書いたメモを置く場所を確保しないまま、足元の床に置いて初めてしまい、立ち位置が不安定な感じもあって、エネルギーペネトレーションペンダント(EPP)の感覚に、あまり注意を向けられませんでした。
第5チャクラのヒーリングの時に、少しうなるような声を出されていたのが印象に残っています。
●シェアリング
ボトルリーディング&ヒーリングが終わり、どう感じていたか伺いました。
「今回は、ずっと寝ていたというわけではないが、ところどころ意識がなかった。終わりの方で、お城のような感じの所で、レッドカーペットがずーっとひいてあったのが印象に残っている」と話されました。
以下、ボトルの見立てです。
1本目のクサボケ。
キーワードは「生の肯定」です。
クサボケは、自分自身にくつろぐこと、素の自分で現実を楽しむことをサポートしてくれるので、「緊張する、くつろげない」と言っておられたTさんに、ぴったりだと感じました。
マウントフジフラワーエッセンスのカラーパンフレットに書かれている「微笑む事での自己防御の習慣に。否定的感情の解放に。」という箇所に、思い当たるものがおありのようでした。
2本目のキショウブ、3本目のヤマブキは、共に第3チャクラにリーディングされました。
第3チャクラは、個人と集団の関わりに関係が深いので、2本リーディングされたのかな?と思いました。
キショウブのキーワードは「挑戦」です。
恐れに打ち負かされず、新しい一歩を踏み出すことをサポートしてくれます。
又、そのままの気持ちや欲求を表現しないことを選んでいたり、できないと思っているような時、言葉やコミュニケーションにおいて、決断と実行することをサポートしてくれます。
Tさんは、1本目のクサボケの「微笑む事での自己防御」に思い当たることがおありのようだったので、普段、感情表現や自分の意思を伝えたりすることに抵抗があるのでは?と感じました。
3本目のヤマブキ。
キーワードは「ありのままの自分」です。
ありのままの自分を受け入れることは、Tさんの話されていた「自己肯定感の弱さ」を変化させていくと思います。
又、ヤマブキは、自分を受け入れくつろぐことで、他者との関係でもくつろぎを感じられるようになって、調和、つながりをもたらしてくれます。
ワークショップのような集まりでも、素の自分でくつろぎ、他者とも楽しく関わっていけるようにサポートしてくれると思います。
そして、ワークショップ後に感じていた疲労感も、軽くなっていくのではないでしょうか。
4本目のイヌキクイモ。
キーワードは、「自分自身への権威」です。
イヌキクイモは、自分自身のパワーを表現することに関わるボトルです。
強そうな人に従って、自分のパワーを表現するのをあきらめてしまった人。又は、弱さや自信のなさから、他者を威圧的態度で操作しようとしたりする人。
どちらも、自分自身のパワーを誤用している状態といえます。
自分自身の中の弱さも強さも認め、ありのままの自分に誇りを持つことで、巻き込まれているパワ−ゲームから離れ、自分の道を歩めるようになると思います。
「自信のなさ」について触れられていたTさん。
きっとイヌキクイモが、ありのままの自分に対する自信を育むサポートをしてくれると思います。
5本目、ツルマンネングサ。
キーワードは「知恵のきらめき」です。
このエッセンスは、表現を抑圧した結果、否定的感情が内側にためこまれたまま苦しくなっている状態に役立つボトルです。
第5チャクラにリーディングされたボトルでした。
このボトルで、第5チャクラをエネルギーペネトレーションペンダント(EPP)でヒーリングしていた時、少しうなり声を出されていたこと。
第5チャクラは、自己表現、コミュニケーションに関わるチャクラであること。
1本目のクサボケの「微笑む事での自己防御の習慣に。否定的感情の解放に。」という箇所に思い当たることがおありのようだったこと。
以上のことから、解放されていない否定的感情をためておられるのではないかと思います。
ツルマンネングサは、自分自身の抱えている痛みや傷を理解し、統合することで、影を光へと変えていけるようにサポートしてくれるので、「自己防御の習慣」を自由な感情表現へと変容していってくれるのではないでしょうか。
そのことは、テーマにもあった「くつろぎ」へとつながっていくように感じます。
6本目、センニンソウ。キーワードは「妖精の香」です。
センニンソウは、自然界や神聖な存在といった日常生活とは別の次元とのコミュニケーションをサポートしてくれる面と、日常生活とのバランスをサポートしてくれる面があります。
Tさんは、ご自宅で、すでに数人の方に、マウントフジフラワーエッセンスのセッションを行われているようなので、セッションそのもののサポートを行ってくれると思います。
又、セッションを通して、別次元の存在とチューニングすることと、現実生活での家事や日常生活でグラウンディングすることの両立をサポートしてくれると思います。
7本目、ヤブカンゾウ。
キーワードは「ショックの解放」です。
第2チャクラにリーディングされました。
当初ボトルリーディングで、第2チャクラをとばして第3チャクラ以降にボトルがリーディングされていました。
最後の7本目で第2チャクラにリーディングされたのは、他の6本のボトルによって、このヤブカンゾウをリーディングする下地づくりができたからかもしれません。
ヤブカンゾウは、ショックやトラウマによって滞ったり凍りついたりしたエネルギーを溶かし、動かしてくれます。
ショックによって閉ざされたハートを、麻痺状態から解放してくれます。
シェアリングで、このボトルがリーディングされたことについて、「小さい時の積み重ね」「傷ついていた、たまっていた」とTさんは話されていました。
又、ヤブカンゾウは、休むこと、くつろぐことと、動くこと、進むことのエネルギーをスムーズにしてくれるボトルでもあります。
テーマの「くつろぎ」に対しても、サポートしてくれると感じました。
●練習セッションを振り返って
練習セッションを通して感じたことは、クライエントの為の時間に寄りそう意識を持っていなかったということです。
時間が長引いてしまうことの不安もあり、特に、エネルギーペネトレーションペンダント(EPP)のヒーリングで雑になってしまったと思います。
自分自身の感覚に注意を払えていませんでした。
講師のパビットラさんに指摘を受けましたが、私自身が一方的に話しを切り上げてしまっていました。
このことについては、リーディングされたボトルとクライエントの話された状況と、どう結びつけて伝えるかということが、難しく感じられ、間が持てなく感じたためでした。
エネルギーペネトレーションペンダント(EPP)の動かし方も、あまり上手にできませんが、今のところシェアリングをどのようにするかが、私自身の課題と感じています。
少しづつ、自分なりに習熟して、クライエントの為の心地よいセッションが創っていければと思っています。
●フィードバック
後日、Tさんより、その後の経過報告のお手紙が届きました。
今回のテーマにどうしてなったのか、カウンセリング時にメモを残していなかったこともあってか、思い出せないと書かれていました。
「孤独感」「独りぼっち感」が、カウンセリングの最後に出てきたことを覚えておられるようでした。
過去のセッションでも、これらは、よくでてくるテーマであったようです。
テーマを再確認された後、マウントフジフラワーエッセンスの書籍「マウントフジフラワーエッセンスとエネルギーの世界 花の“Being”」で、エッセンスの意味を再確認されたそうです。
リーディングされたボトル、ヤブカンゾウの別名が、「ワスレナグサ」であること。
又、書籍の中で、パビットラさんが「この花と出会った場所は覚えていない」と書かれていたこと。
ご自身がテーマ設定の経緯をすっかり忘れたことと重なって、「正に忘れている…花の性質がぴったりあてはまり、びっくりしています」と伝えて下さいました。
ヤブカンゾウのキーワード、「ショックの解放」。
このことに関して、昨年4月に義父を亡くされたことについて書かれていました。
旦那さんが単身赴任中であり、義理の兄も離れて住まわれていることで、入院中から義父が亡くなられるまで、お一人で対応されたそうです。
その時に感じられた、究極の「孤独感」、ショック、麻痺状態が、年が改まっても癒されていないことを、セッション後のシェアリングで再確認していたとのことです。
今回ヤブカンゾウに関して、ご自身で「覚えていない、忘れている」という体験を通し、「解放されるということは、忘れている、思い出しても気にならなくなる、ようやくこのしんどさから抜け出しつつあると実感できました。」と書かれていました。
「マウントフジフラワーエッセンスプロ養成講座」勉強会から、世界の動きが変わりました。
その中でも、日常と変わりない心持ちで生活できている、安心感の中で暮らしている、とのことです。
又、以前は、「これから、私は何かを始めた方がいいのか?何かをしなければならないのか?」と自分自身への漠然とした不安や焦りがあったそうです。
それが、「このままでいい、私は私」というシンプルな気持ちに立ち戻れている、と書かれていました。
ご自身では、「第1チャクラでリーディングされた「クサボケ」や第2チャクラの「ヤマブキ」のシンプルに生きることの喜び、ありのままの自分に対する肯定感が、どっしり構えられてきたのかな?(長年、自己肯定力が弱いと感じていたので)」と見ておられるようです。
娘さんの大学受験も一区切りついて、息子さんが、就活や学校生活での悩みを相談してきたり、一難去って又一難と感じることもあるようですが、「表現ではザワザワしていても、腹を据えて対応ができているように思えます。」と書かれていました。
旦那さんが赴任先から帰国、娘さんの大学の新学期の日程の相次ぐ変更、そんな中でも、「家族間でも、特に現状に不安視をする、不安な話をすることもなく、今を受け入れて生活が出来ていることはありがたいなぁと感じています。」とのことです。
穏やかに、いい方向に向かっていると感じられる一方で、義兄に関して、まだまだ「カチン」「イラッ」とすることがあるとのこと。
以前から、自分の嫌な面を義兄に投影していることを理解されていたそうで、「まだまだ根深さというか、自分の嫌な面を受け入れられてないのだと思います。」と書かれていました。
【Tさんから】
「第5チャクラで選ばれた「ツルマンネングサ」が、否定的な感情を出し切るサポートをしてくれているのかもしれません。
ちょうど喉の位置というのも、私が発した言葉で、旦那と一時、険悪になりました。
この時、どんな言葉をかけられると、相手にダメージを与えてしまうかということを受け止め、傷つける言い方を控えようと、素直に思えました。
今までなら、もっと自分の発言を正当化していたと思います。
選んで頂いた7つのお花のエッセンスを見ると、お花同士が互いにサポートしながら、エネルギーを広げてくれているように感じました。
7つのお花の内、4つが黄色系のお花だったということも、他者や集団での関わりと自分らしさというものとのバランスを整えてくれているようでした。
エッセンスのメッセージを再度読み返して飲用している間、とてもサポートを受けていたのだなぁと実感しています。
ありがとうございました。」
●結び
今回、Tさんから経過報告を頂き、フラワーエッセンスセラピスト™は、舞台をセッティングする黒子な人だと実感しました。
フラワーエッセンスが、クライエントの日常生活で、どんな働きかけをするのか?到底セラピストが想像できることではないんですね!
本当に、ミックスボトルと、それを飲用する人との共同作業なんだ!と実感しました。
フラワーエッセンスについて学びを深めている仲間からの経過報告なので、わかりやすく、エッセンスの働き方について、とても勉強になりました。
エッセンスと共に過ごされてきた様子が伝わってきて、とても心に残りました。