バッチ博士のフラワーエッセンス 基礎東京 集中講座 体験談
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バッチ博士のフラワーエッセンス基礎東京集中講座体験談

クララ
掲載日: 2009年 6月 1日



 今年3月の初めに、突然右耳が聞こえなくなり、「突発性難聴」という診断を受けた。日増しに聞こえなくなり、流血のようなザーザーという耳鳴りが一日中、頭の中で響き、聞こえないのに、騒々しく、気の休まることのない日々を送った。職場でもザワザワ感は感じるものの、誰がどこへいつ外出したのかがわからず、疎外感が募り、いつの間にか「一人ぼっち」の孤独感いっぱいの自分になっていた。
 ステロイド治療の結果、1ヵ月後には、完全治癒し、また、元通りの生活に戻ることができた。が、私にとって、あの1ヶ月は何だったのだろうか・・・。途中、もう治らないのではと諦めかけた時「自分で治そう」と思った。7年ほど前、福島県に住んでいた時に、アロマセラピーを勉強しており、今ではあまり強く必要と思っていなかったアロマだったが、つらい時(精神、肉体共に)いつも香りで癒されていたことを思い出し、好きな香りをミックスし、耳の後ろから首筋にかけて揉んでみたり、ストレスをなくすため、好きな本を読み返してみたりetc. 西洋医学に頼るばかりでなく、自分で治そうと必死だった。それが、功を奏したのかどうか(今回はステロイドの力が大きかったのだろうが)完全治癒という嬉しい結果になった。

 さて、そんな経験をしたことから、興味深く思いながらも未だアプローチしていなかったフラワーエッセンスが私の中で急浮上してきた。自分の助けになってくれるものを、なるべくたくさん自分のそばにおいておきたいという気持ちが募り、ウェブ検索から「バッチ博士のフラワーエッセンス基礎集中講座」を見つけた。日にちが迫っており、もう定員一杯でだめだろうかと思いながらも、なんとか参加できることになり、私にとって必要なことなのだと確信し参加に至った。

 2日間は、ものすごく疲れたが、充実感、満足感は何ものにも代えがたいものがあった。その後に連続で開催された「バッチ博士のフラワーエッセンスプロ養成集中講座」を申し込まなかったことはとても後悔した。

 「バッチ博士のフラワーエッセンス基礎集中講座」1日目終了後、帰宅すると、まず一番先に私の変化に気づいたのは、飼い猫だったようだ。接し方がいつもと違い、私が撫でると、その手の先から腕のほうにかけて、舐めるように匂いを嗅いで、しかし、いつものように舐めることなく、噛むこともなく。私自身は、1日目には何かを感じるというより、カリキュラムの多さからか、疲れてしまい爆睡してしまった。

2日目の体験はとても密度の濃いものであった。「落胆と絶望」のカテゴリーで行ったペアのヒーリングセッション実技で、自分の経験を話すステージの際に、気づいたことがあった。周りを意識すると、皆、その時の経験を淀みなく回想し話しているのに、私には、みつからない。落胆や絶望した経験がないのではもちろんないのだが、即座に思いつかない。今思えば、すでにそのつらかった経験から解放されているので、トラウマになっていないのだろう。
 私は、私の中にあまり「問題を抱えていない」のだろうか?だとしたら、受け取るものも少ないのではないか、などと不安に思ってしまった。

 最後の「他人を気にし過ぎる」のカテゴリーでのヒーリングセッション実技では、自分でも信じられないほど、涙が出てびっくりした。このセッション実技でも、ずっと自分を労わってきた私にとって、無理じいをしたり、苦しめたりしていることから、そうしない自分にすでに変わっていると思っていたので、自分自身を許してあげることなどないと思って始めたのだが、心の深部にあった(自分でも気づいていなかった)ものが、こみあげて来て、経験したことのない、自分を洗い流すような涙があふれた。海の中にいるような、あたたかいものに包まれているような、ものすごく疲れているのに穏やかでゆったりした時間を体験した。

そんな「バッチ博士のフラワーエッセンス基礎集中講座」の2日間を終え、翌日から夢を見ることが多くなった。
まず、起きた時にすごく気持ちが優しく幸せになるような夢をみた。が、翌日は泥棒が入るという恐い夢をみて、自分の唸り声で目覚めたり、最近、うまくいっていない友人が出てきて、私の素っ気なさを非難したり・・・また、夫は、亡き祖父が鮮やかな赤い鳥居の中でお祈りしている夢をみた。それはとても神秘的なものだったという。何故そんな夢を見たのか不思議だと言う。
 翌日は、二人の夢に同じ人が出てきた。
 そんな夢が続いた後、ピタッと夢を見なくなった。

 焦ったり悩んだりしても仕方ないことを、以前はイライラして夫に当たったりしていたのだが、気がつけば、最近はそれがなく、「じたばた」しなくなった。

 以前から、パン作りをしたいと夫が言うのを、あまり熱心に聞いていなかったのだが、なぜか急にパン作りを勧めてみたりして、その関連で、天然酵母について調べてみると、興味深かったのが、葉に付いた朝露の水滴の中に乳酸菌を見つけた話があり、(これがブルガリアヨーグルトの最初らしいが)その話を聞いて、フラワーエッセンスと似ていると感動。
 最近の興味は「手作り」で、梅酒しかつけたことがなかったのだが、今年は果実酒にも挑戦したり、ピクルスを漬けてみたり、すごくナチュラルに暮らしていきたいと思いはじめている。「手作り」にしても、今は材料を買ってきているわけだが、できれば、材料から作ってみたい。花も育てて、エレルギーをもらいたい。

 もっとナチュラルに、自然の中で花や動物と生きていきたいという、私が元々持っていた思いが、(しかし、いつの間にか、そんなの夢でしかないと諦めていた)フラワーエッセンスによって、呼び戻された。

 もう、現実に埋没することなく、迷うことなく示された方へ向かって進んで行こうと思う。

 フラワーエッセンスをきっかけに、180度違う仕事に転職をしたという話を聞き、正直、半信半疑だった。

 最初は、フラワーエッセンスを飲み始めても何も変わっていないと思っていたのだが、この4週間を振り返ると、私の人生を左右するほど大きく変わっていた。

 私には、たくさんの「怖れ」がある。将来に対する不安。自分の健康に対する不安。そして天災事変に対してパニックに陥りやすいのではないかという不安。それらの不安を抱えているのは、つまり恐れているものが多いということ。

 怖れることなく生きられたら、どんなに楽だろうか。

 しかし、怖れを克服できなくとも、抱えながらも前向きに頑張って行けそうな力を、フラワーエッセンスから貰えたことは何よりの喜びである。