バッチ博士のフラワーエッセンス 基礎 集中講座 体験談
私が初めてフラワーエッセンスを知ったのは、今回参加させていただいた「バッチ博士のフラワーエッセンス基礎東京集中講座」から、2,3年くらい前のことでした。 すべてが思うように進んでいかず、八方塞がりの状態に陥ってしまっていた時期があり「どうしてうまくいかないのだろう?なにが原因なのだろう?」と自問自答する日々が続き、不安と焦りで押しつぶされそうな状態でした。 そんな時、ある書籍の中で紹介されていたのが「フラワーエッセンス」でした。長い間花屋に勤め、花や植物に接する仕事をしていたにもかかわらず、毎日の業務に追われ、唯物的な接し方しかしてこなかったことを反省させられる思いでした。まるで、いつでもやさしく暖かい目で見守ってくれているお姉さんのような存在を知って、深く感動するとともに、今までの自分を見つめ直すチャンスをいただいたような気がしました。 花や植物たちが整ったエネルギーパターンを持っていて、私たち人間の魂と共鳴し、バランスを崩した状態を整えてくれる・・・こんな素敵なものがあるなんて!是非使ってみたい!しかし、その微細なエネルギーを、果たして自分が感じ取ることができるのか?と思い、「バッチ博士のフラワーエッセンス基礎東京集中講座」へ参加させていただくことにしました。 当日、会場に入ると、とても穏やかで落ち着いた雰囲気の中、水を張ったボウルに、お花が浮かべられ、その周りに花カードが置かれていました。リラックスした状態の中で、今から行われる「バッチ博士のフラワーエッセンス基礎東京集中講座」に対しての静かなワクワク感もあり、とても良い状態で臨むことができました。 講義に入る前に、瞑想をし、中央に並べられた花カードの中から一枚選びました。私のところに来てくれたのは「チェリープラム」でした。桜の花に似た、淡い色の可憐な花です。自分好みの花だったので、とても嬉しく思いました。この花を見たときに受けた印象は「いつも自分のそばにあるもの」でした。 しかし、その「チェリープラム」の基本的な意味は「コントロールを失ってしまうほどの脅迫的な恐怖。破壊的で過激な状態。自殺しやすい傾向にある」。正直、驚いてしまいました。自分にはそのような部分が全く思い当たらないと感じたからです。今、まさに、「ハートと思考が争い始めている」状態なのでは?表層部分には表れていなくても、潜在意識の中でそのような状態にある自分がいるのだろうか?意識されていなかった自分の感情と向き合うという作業が、このときからはじまっていたように思います。その後、受講中もこの「チェリープラム」のことが、ずっと心に引っかかっているような感じでした。 2日間の中で、講義では、7つの感情のカテゴリーごとにそれぞれのフラワーエッセンスのタイプや作用について学びました。また、実技では、ペンジュラムやキネシオロジー、エネルギーリーディングといった方法で、実際にフラワーエッセンスのボトルを選んでいくという、とても内容の詰まった充実したものでした。 それぞれのフラワーエッセンスの説明を聞きながら、「あっ、これは○○さんのタイプだな」と自分の身近にいる人たちに当てはめながら聞いていたのですが、カテゴリーごとに自分に選ばれるボトルの中に、それらが入っていることがとても印象的でした。自分にはその要素はなく、まるで他人事のように思っていたからです。講師のパビットラさんも、身近な方にふさわしいと感じるボトルが選ばれることがあるとおっしゃっていたので、納得することができました。 キネシオロジーを使ってリーディングした時には、ペアになった方の反応をはっきりと感じることができたのですが、ペンジュラムでの反応がわかりにくく、首をかしげながらの曖昧な選択になってしまいました。実技指導のヘルパーの方にアドバイスしていただき、ようやく基本の反応は受講中に確認できるようになりました。その後、自宅でも何度か練習し、反応がよりはっきりとわかるようになってきています。 「エネルギーヒーリングシステム」の理論についてはとても興味深いものがありました。 過去の経験の中で落胆や絶望したことに対して、実際にエネルギーペネトレーションペンダントを使ってヒーリングする実技を行いました。自分がクライエント役になってボトルをチャクラに働きかけてもらっているとき、気持ちがすっと軽くなるような感じがしたり、逆に鈍く重い感じになったり、手足がピクッと反応したりと、はっきりとボトルのエネルギーを感じることができたので驚きました。幼少期に経験した友達とのちょっとしたトラブルをテーマに選んだのですが、当たり障りない、何気なく選んだように思えたそのテーマは、実は私にとっては、その後の人生でもあらゆるところで影響を及ぼしていた、とても深い傷であったことにあらためて気付かされました。 そして最終的にリーディングされたボトルは「チェリープラム」「ビーチ」「エルム」「ロックウォーター」「バイン」「ゴース」でした。実習の中で実際に選ばれたものや作用を読んで以前から使ってみたいと思っていたものを数種類選び、その中から6種類に絞り込んだのですが、結局、自分で使ってみたいと思っていたボトルは選ばれず、最初に花カードで選ばれた「チェリープラム」を含め、意外なものばかりだと感じました。 その後、さっそくミックスしたミックスボトルを飲み始め、それぞれのボトルについての作用やメッセージを確認していきました。 どれも共通して「えっー!私ってこんなところがあるの?」と驚くものばかりで、「時間が迫っていたせいで慌てて選んだから間違えたのか?」などと、なかなか受け入れることができなかったのですが、ミックスボトルを飲み進めていくうちに、これらのボトルたちが私に選ばれた理由がだんだん紐説かれていきました。 まず飲み始めた翌日、私が講義中に「ビーチ」タイプ、寛容性がなく否定的な側面ばかりを見ていて、他人に対して寛容性がないと当てはめていた人の変化を目にしたことです。その方と今まであまり良い関係ではなかったように感じていた方との間に、相手を受け入れ、共有し友好的な関係を築こうとしている姿を見ることができたのです。このことで、私にとってとても大きな気づきを受け取ることができました。 他の人々は自分の鏡。自分の身近な人たちのネガティブな部分に反応してしまうということは、自分の中にも無意識のところで同質な部分があるからこそ反応するのであって、現在、その方たちとかかわりがあるということは、今、自分の中にその癒されるべき部分があるのだということに気づき、はっとする思いでした。 「エルム」「ロックウォーター」に共通するキーワードは「理想主義」です。数年前から食生活を見直し、マクロビオティックを実践しているのですが、はじめたころは楽しみながらやっているつもりでいたのですが、だんだん「こうでなくてはダメ」ということにとらわれすぎていたのかもしれません。大好きだった甘いおやつも「これは体に良くないものだから」と、ハートが欲しているものを素直に受け入れることができていなかったように思います。 その他にリーディングされたボトルでも、共通して言えることは「自分自身の状況を受け入れ、あるがままを受け入れられるようになる」ということです。これは私が一番望んでいた、なりたい自分の姿です。「すべてはうまくいっている」私が毎日呪文のように心の中で言っている言葉です。テキストの「バッチ博士のフラワーエッセンスガイドブック」に紹介されていたエクササイズを読んでみても、「これ、いつもやってるな、私」と思わず笑ってしまいました。 やはり、今の私に必要だったからこそ選ばれたボトルだったのです。今まで心の奥の方に追いやられ、意識されるのを今か今かと待っていたかのような自分とようやく向き合うことができた、そんな気がしました。自然に沸きあがった感情に対して、蓋をするのではなく、そっと取り出して客観的に観察してみること、ハートに素直に正直になることが大切であることを学ぶことができました。フラワーエッセンスたちが優しくサポートしてくれていたことに感謝の気持ちでいっぱいになりました。 これからも、心強いパートナーとしてフラワーエッセンスとともに人生を楽しんでいきたいと思っています。 今回の講座でお世話になりました、講師のパビットラさん、サンバドさん、ヘルパーの方々、一緒に学ぶことができた同期のみなさん、素敵な時間を共有させていただくことができたことに感謝しております。ありがとうございました。 |