〜バッチ博士のフラワーエッセンスプロ養成講座体験談〜
YOKKO
掲載日: 2006年 6月 8日
私が初めてバッチ博士のフラワーエッセンスを知ったのは、都内のあるセラピースクールにて、過去世に退行するセラピーを受講した時でした。自分の過去を旅するセッションのあと、呆然としている私にセラピストの方が水に垂らして飲ませてくれたのが、緊急時用エッセンスでした。その時は、一体その働きがそのようなものなのか、いまいちピンと来ないまま帰宅したのですが、今考えれば、その緊急時用エッセンスのおかげで、様々な過去の記憶の中でもうろうとする意識をしっかりと現実に引き戻してくれたからこそ、しっかりとした足取りで帰路に着くことが出来なのかなと思います。これが、私とバッチ博士のフラワーエッセンスとの大切な出会いの機会となりました。
しばらくの後、やはりその聞きかじりの“フラワーエッセンス”というものが気になり、そのセラピストさんに聞いてみました。私は常日頃から些細なことを気に病む傾向がとても強く、何とかその状況を脱したいと思っているのですが、それをサポートしてくれるフラワーエッセンスはどれですか、と。その方は、特にバッチ博士のフラワーエッセンスのセッションを行なっている方では無かったのですが、私の雰囲気をも読んだのでしょう、「クラブアップル」を勧めてくれました。その日はクラブアップルのストックボトルを1本買ってみることにしました。まだ何の知識も無かった私は、購入直後からとにかく頻繁に口にしてみましたが、この使用方法では、はっきりとした作用というものは正直なところ実感することが出来ませんでした。
そしてそれから数ヶ月、今度は都内の某店にて、バッチ博士のフラワーエッセンスの個人ミニセッションを受けてみることにしました。合計20分の短時間枠でしたので、特にカウンセリングは無く、「心の中で自分のテーマを宣言してください」というものでした。ただ、やはり自分の中ですんなりとテーマを明確化することはなかなか難しく、ペンジュラムでボトルを選んでもらう際、セラピストさんに「迷っている感じがありますね」と言われました。
バッチ博士のフラワーエッセンスプロ養成講座で学んだ今、改めてカウンセリングの必要性、そしてその中でクライアント自身が自分の本当のテーマを探り向き合っていくというプロセスの大切さを感じています。
心に迷いがあったとは言え、結果的に的を得たフラワーエッセンスが選び出されました。ウォーターバイオレット、スクレランサス、そしてオークの3種類です。
特に私にとってインパクトが大きかったのは、ウォーターバイオレットでした。当時、会社での人間関係をとても鬱陶しいものに感じていて、昼休みもあえて一人で過ごすなど、かなり孤立した状況を自ら作っていました。でも、心のどこかでもっと人と関わり合いたい、もっと心地よい人間関係を築くことができたら、と思っていたのでした。しかしその原因が自分にあると分かってはいながらも、それを否定して周囲の人間のせいかのように自分に言い聞かせていた現状をそのまま受け入れ、もっと素直になってみようと思うようになりました。頑なに張っていた意地をやわらげるように意識し始めたら、自然と周囲の人達との関わり方も 良い意味で力が抜けてきた気がします。
こういったプロセスの後、本格的にバッチ博士のフラワーエッセンスについて勉強しようと意を決してバッチ博士のフラワーエッセンス基礎講座に通い始め、毎週間髪なくフラワーエッセンスを取り入れるようになってから感じる変化としては、夢をよく見るようになったことです。きっと潜在意識に光が当たっているからだろうと思い、夢日記をつけて客観的に夢の内容を振り返ってみると、やはり鬱積した自分の感情がそこに反映されていることに気づきます。嫌なこと、言いたいことは言わずに済ませたほうが、事が穏便に済むと思いがちでしたが、自分の夢を意識するようになってから、やはり自分の心の声にきちんと耳を傾けようと思うようになりました。自分で、自分をもっと可愛がってあげようと。
もう一つ、フラワーエッセンスを取り入れて驚いた出来事は、自分のオーラがまざまざと見えたことです。
バッチ博士のフラワーエッセンス基礎講座が始まって数週間経った頃、授業で作られたミックスボトルをお風呂に入れようとペンジュラムで確かめたところ、オリーブ・インパチエンス・チェリープラムのブレンドがイエスと出ました。そのフラワーエッセンスをお湯に垂らして湯船でのんびりくつろいでいると、、、、、何か、自分の体の周りに、黄色いオーロラのようなものがゆったりと動いているのです。何だろう、、とぼんやり眺めつづけていると、今度は紫の炎のようなものも、黄色に混じってゆらゆらとしているのが見えてきました。完全に日常とは別次元にいるような感覚でした。でも、普段鈍ってしまっている感覚がすうっと晴れたような、とても心地よい時間でした。フラワーエッセンスが、ひと時のやすらぎを、目に見える形で私にプレゼントしてくれたのかな、と感謝の気持ちでとても満たされた夜となりました。
バッチ博士のフラワーエッセンス基礎講座、そしてバッチ博士のフラワーエッセンスプロ養成講座を受講し、毎週様々な手法で選び出されるフラワーエッセンス達と向き合うという経験を通してとても強く感じたことは、
“フラワーエッセンスを選ぶ(もしくは選ばれる)”という段階で、まず大きな気づきと癒しが起きるということ。選び出されるプロセスそのものに、とても意味があるのだなと実感しました。
ハートサポートシステムにて、バッチ博士のフラワーエッセンスについてしっかりと学ぶ以前は、私は“フラワーエッセンスは飲んで初めて作用する”ものなのかと思っておりました。ですから、まだ知識の無い内は、市販の本や店頭のパンフレットなどを参考に、適当に自分に良さそうなものを先ずは口にしてみて、そしてそれから何か変化が起こるのだろうと勝手に解釈していました。ところが、実際に講座の中で選んだり選んで頂いたりしてみると、そこでピックアップされたフラワーエッセンスの意味を読み解く段階で、すでに私の中で大きな癒しのプロセスが始まっていると感じたのです。飲んで初めて分かる、なんて大間違い。フラワーエッセンスを口にする前の選び出すプロセスそのものに、大きな意味があるのですね。そんな大切な課程を軽視していた自分に、渇を入れられた気がしました。
なぜそこまで“フラワーエッセンスを選ぶプロセス”に感銘を受けたか。それは、当然といえば当然のことなのですが、やはり選ばれたフラワーエッセンス一つひとつの持つ意味やメッセージが、ずばり自分自身だからです。自分で分かっていながらも、受け入れられない自分、認めたくない本当の自分の姿というものが、誰の中にも存在するはずです。フラワーエッセンスを選ぶことは、その姿を浮き彫りにする作業でもあります。好ましくない自分の姿を映し出すフラワーエッセンスを前にすると、避けてきた自分の姿、抱えている問題の核心に向き合わざるを得なくなってしまいます。実際に飲んでみる前の時点で、それぞれのフラワーエッセンスの意味を注意深く考察すると、そこには重要な気づきが隠れています。講座の中でフラワーエッセンスを選ぶ練習をし、フラワーエッセンスを飲まずしてこれだけはっとさせられるとは、自分でも本当に驚きました。
また、当然ながら、自分と向き合う作業には痛みが伴います。私も実際、新たなミックスボトルを飲み始めると、その翌日は大抵、感情の波に振り回されたり、体調が少々落ち込んだりしました。でもそれは、それまで自分が見て見ぬ振りをしてきたものとの対峙の瞬間であり、それを乗り越えると、より一歩前に進んだ新しい自分が居ました。
これは少し余談なのですが、フラワーエッセンスを生活に取り入れるようになってから、いつの間にか自分の身の回りに沢山の“蝶”が集まっていることに気が付いたのです。厳密に言いますと、蝶のモチーフの小物などを無意識のうちに集めている自分が居たのです。蝶の形をしたヘアクリップ(クリップの部分が蝶の羽の形になっていて、キラキラの装飾が施してあり、とっても美しいデザイン。クリップで髪を留めたりほどいたりするたび、蝶の羽が羽ばたくかのよう。気が付いたらこういったものが10個くらいありました。)そして小さな蝶がぶら下がったピアスなどのアクセサリー、その他様々な蝶の絵の描かれた小物達。そして面白いことに、この現状に気づいたのは、マライア・キャリーのアルバム「バタフライ」を部屋で聴きながらくつろいでいた時でした。お花に対する興味が深まったのは勿論のことですが、自分自身の内側にお花のエネルギーを取り入れていることで、そんな私に蝶達が寄って来てくれているのでしょうか、、、。無償に、身の回りの小物達が愛おしく感じられるようになりました。
バッチ博士のフラワーエッセンスプロ養成講座を終了したとはいえ、やはりまだまだ私にとってバッチ博士のフラワーエッセンスとの経験は浅く未熟な点も多いので、焦ることなくじっくりと自分に取り入れて、向き合っていこうと思います。そしてその中で、更に理解を深めていきたいです。せっかくの優しい花達のエネルギーの説明が、机上の空論になってしまわないよう、まずエネルギーを自らのハートを通じて体感すること。そしてその経験や、個人的背景を考察した上での気づきを、今度はバッチ博士のフラワーエッセンスを必要とする人々にゆっくりと伝えてゆけたらな、と思います。
せわしない日々の生活の中では、私達は見落としてしまっている事が多々ある気がします。自分自身のことさえ、見過ごしてしまっている大切なものがあるのです。そんな時、自分の為だけに選び出されたフラワーエッセンス達は、沢山のメッセージを投げかけてくれます。それをキャッチできる感性と、しっかりと受け止める心を磨きながら、これからも、フラワーエッセンスとのふれあいを大切にしていきたいと思います。