〜「バッチ博士のフラワーエッセンスプロ養成講座」に参加して〜
佐々木一絵
掲載日: 2007年 7月 6日
今回、この「バッチ博士のフラワーエッセンスプロ養成講座」に参加するのに、本当に良い時期なのかどうか、迷いがありました。私自身は、フラワーエッセンスの勉強を速く進めたいという気持ちでしたが、家族の状況、とりわけ子供のことを最優先に考えようと思っていたので、「バッチ博士のフラワーエッセンス基礎講座」を通信で受けてからしばらく時間が空いてしまいました。私は子供たちのことで、マインドも体も消耗していました。様々な家族の事柄に対応していく中で、私のやり方は、間違っているのだろうか、何でなんだ、どうしたらいいのかと、思い詰め、マインドも体も疲れきっていました。 その様な状態でしたので、「バッチ博士のフラワーエッセンスプロ養成講座」を受けている場合ではないのではないか、行くことになれば、主人と義母にも協力してもらわなければならないしと、迷いがありましたが、今回受けることを決めました。
そして、「バッチ博士のフラワーエッセンスプロ養成講座」に参加してみると、プロのセラピストとして人の為にフラワーエッセンスを選んであげる勉強なのだけれど、それがすべて今の自分に役立つもので、光が入ったと実感しました。最初にフラワーエッセンスを勉強しようと思った時もそうでしたが、友達とか、人にフラワーエッセンスを作ってあげられたらいいなと思って始めたのが、実は自分自身の為なんだと途中で気づかされたのです。
今回も自分自身と家族の為にとても役に立ちました。子供について気にかかる事柄がある場合、家族のエネルギーバランスを見ると良い。そして、バランスをとって配置することで家族や子供に変化が起こるということなど、思っていた以上の学びがあり、参加する度に救われていく気がしました。
また、毎回リーディングされるフラワーエッセンスは、ホーンビーム、ロックローズ、セラトー、チェリープラムなどでした。最初にこれらのフラワーエッセンスが出た時、なぜかホッとしました。自分が疲れきっている状態を認めてはいけない、もっとがんばらなくちゃいけないと思っていたからでしょうか、フラワーエッセンスが、「こんな緊張した状態にいるんだよ。そんなに思い詰めなくていいんだよ。」と言ってくれている気がしました。平静を装ってみても、フラワーエッセンスにはバレバレだなあと思い、ホッとしてちょっと嬉しくなりました。
それから、講義での外向性、内向性のお話では、息子の存在を、現代において花が咲いたよう、素晴らしいと言ってもらえた気がして、大きな言葉の贈り物をもらえたと思いました。価値判断を外側に置く人、内側に置く人という見方をしたのが、私には画期的でした。外向的な判断で、内向性の息子を見ていたのですから、かみ合うはずがないんだと分かりました。
また、この道はやめておこうと思った時もありました。 第2回の前半の実技"ユング心理学から見た心の動き"で、自我の成長を試みる過程で、たがが緩んだ状態になり、無意識から影響を受け、不安定になることがあると、聞いた時、すごい恐れと嫌悪を感じて、道を間違えた、今すぐ退散したいと思いました。
そんな憂鬱な気持ちで、この日後半のフルセッションのデモンストレーションが始まったのですが、それがまた始まると、カウンセリングのやりとりに引き込まれて、そうだ、これは私のやりたいことだと思いながら見入っていました。この回は、気分がジェットコースターのようでした。今でも、たがが緩んで不安定な状態になるというのは、受け付けない感じがします。こういうのは、前世の記憶なのでしょうか。
そして、ロールプレイも、とても勉強になりました。理論や説明で、カウンセリングとはどういうものでどうするのかと学んで、引き出しはできたけれど、中は空っぽという状態です。フラワーエッセンスの説明を自分の言葉でするのは、すぐにはできませんでした。自分の中に一旦吸収して、溶かして、自分の言葉になって出てくるには、時間と努力が必要だと思いました。努力といっても、この言葉で人が元気になったり、勇気づけられたりするなら、それは私のやりたい事だし、やっていこうと自然に思えます。
また、人をまじまじと観察し、意見を言い合うという機会もなかなか無いし、セラピスト役の時はすごい緊張でしたが、おもしろかったです。同じ「バッチ博士のフラワーエッセンスプロ養成講座」を受けているので、考え方に共通した所があるんだろうと勝手に思っていましたが、それぞれの個性を目の当たりにしたという感じです。みんな良いところがあると思いました。
そして、講師の「自分という存在があることで、何を提供できるのか。」という言葉が、すごく心に残りました。
「バッチ博士のフラワーエッセンスプロ養成講座」も残り少なくなってきて、気が付くと講座が始まる前の絶望的な気持ちから抜け出ていました。リーディングされるフラワーエッセンスも変わってきました。ホーンビームは相変わらずでしたが、ホリーが出たのです。次には、ホリーとゲンチアナになりました。フラワーエッセンスから教えられ、励まされ、癒されるのをとても感じられました。「バッチ博士のフラワーエッセンスプロ養成講座」は、特に敏感だったと思います。そして、改めて花は(フラワーエッセンスは)、なんて優しくて、完全な癒しなんだろうと実感することができました。
今回の「バッチ博士のフラワーエッセンスプロ養成講座」に参加できて、本当にたくさんの学びと気づきがあり、本当に良かったです。熱意を持って教えてくださった講師の方々、一緒に参加したみなさん、私に協力してくれた家族へ、ありがとうございました。