〜「バッチ博士のフラワーエッセンスプロ養成講座体験談」〜
M.K
掲載日: 2007年 7月 24日
2007年2月〜6月の約4ヶ月間、「バッチ博士のフラワーエッセンス基礎講座」と「バッチ博士のフラワーエッセンスプロ養成講座」を通して、本当に様々な気づきがありました。2月にマウントフジフラワーエッセンスヒーリングの個人セッションを受けてフラワーエッセンスのヒーリングパワーを体験し、その優しいけれど確かな作用に驚きました。これはもっと深く勉強したい、と思いクラシックなフラワーエッセンスである「バッチ博士のフラワーエッセンスの講座」を受講することに決めたのでした。
●印象的だった「バッチ博士のフラワーエッセンス基礎講座」の回を振り返って
初回を風邪で欠席した為に、初回の個人補講と2回目の授業で緊急事態と恐れのカテゴリーからフラワーエッセンスを選んだ。
緊急事態からはチェリープラム、恐れのカテゴリーからはロックローズ、ミムラス、アスペン、レッドチェストナットが選ばれる。合わせると恐れのカテゴリーのすべてのフラワーエッセンスが選ばれたことになる。「恐れ」は私にとって最大のテーマなのでおもしろい。バッチ博士のフラワーエッセンスは使うのが初めてで、いきなり自分自身が一番必要だと感じているフラワーエッセンスを飲める事がうれしい。フラワーエッセンスを飲み始めると肩から上がずっとそわそわしている感じでほろほろとくずれやすいクッキーになった様。自分がうつろいやすくもろくなっている感じ。緊張と緊張が溶けている感覚が同時に起こっている状態だった。
そして2日後に夢をみる。「トイレの夢ニューバージョン」だ。昔トイレを探していて見つけても用が足せない夢を見た。オープンスペースなトイレ(囲い無し・複数)で人が大勢いて結局用を足せないのが共通点であった。しかし今回の夢は違う。薄暗く静かな場所で仕切りの無いトイレを発見。人には他にはいない。用を足せたと思ったら井戸の様に四方を高い壁に囲まれた底にトイレがあり、何とかよじ登って外に出れたと思った瞬間、今度は高い岩の上、とても狭くて落ちそうな場所にいた。近くで子供2人が追いかけっこをして遊んでいて、ぶつかって落ちそうで恐くてハラハラしていた。昔の夢とは違う点は、用が足せた〈内側にあるものを外に出せた?〉事と人がいなくて1人であったという事だ。そしてここで新しい恐怖を感じている。
3回目でゴースとワイルドオートが選ばれる。私は考える過ぎで頭にエネルギーが行きがちだ。気がつくと奥歯を噛みしめている。首こり肩こりもひどい。講座講師の著書「バッチ博士のフラワーエッセンスガイドブック」のワイルドオートの項目に出ていたエクササイズにあった様に、頭ではなくハートで感じたら胸から上〈頭、肩〉がすーっと楽になり重心が下がった分、自分がどっしりした感じがした。ハートで感じるって心地いい。
5回目でインパチエンスが選ばれる。他人というより自分自身を急がせる私。「今ここ」にあることこそ平穏のあるところと感じるが、少し未来を生きる癖がある。前のめりの姿勢で生きるのは不快だが、なかなかこの癖を変えたくないようだ。これまで未来からのエネルギーで埋めていた部分は何で満たされるのだろう。退屈になるのではないだろうか。という恐れがあるのかもしれない。でも少し未来を生きるといっても私の「今」からみた「未来」だから、どちらにしろ「今」以外を生きることはできないのだろうか?そうすると、目の前にあるものや呼吸と共にここにある自分の感覚を100%味わっているかどうかが鍵なのだろうか。インパチエンスのフラワーエッセンスを飲むと、もっとせっかちになった気分で不快に感じる。インパチエンスから学ぶ事はまだまだありそうだ。
●「バッチ博士のフラワーエッセンス基礎講座」の講座中の感想から
フラワーエッセンスの選択技法として、ペンジュラム、キネシオロジーなどを学んだが、講座7回目に行った過去を癒すヒーリング実技が最も印象的だった。セラピスト役はゆったりとクライアント役を誘導して過去を追体験してもらいフラワーエッセンスを選んでいく。クライアント役は横になり、深く自分の中に入っていき、手順を踏みながら過去を癒す。それと共に、必要なボトルを選ぶ。テーマを決めて、感情や意識に働きかけた為にあんなに癒されたのだろうか。もちろんフラワーエッセンスの優しいサポートがあってのヒーリングだっただろう。だがこの回ではクライアント役をやったとき、セラピストがただいてくれるありがたさを強く強く感じた。1人でもフラワーエッセンスを選ぶことはできるが、セラピストが入ることで個から全体へとエネルギーが広がり、自分と同じ「人間」という存在が見守ってくれているという心理的な安心感があった。そして選ばれたフラワーエッセンスとの絆も、このヒーリングで癒した自分への信頼感も、セラピストがいてくれたおかげで2倍にも感じられた。フラワーエッセンスのセッションでは、クライアントとフラワーエッセンスが主役で自分を癒すのもクライアント自身だし、セラピストは黒子だ。しかしクライアント役をやってみて感じたこれらのことはとても大切な体験だった。
● 「バッチ博士のフラワーエッセンスプロ養成講座」での感想から
フラワーエッセンスの働き方は「バッチ博士のフラワーエッセンス基礎講座」の時と比べて穏やかだった。「バッチ博士のフラワーエッセンス基礎講座」でひと通り必要な物は使って2回目だったからだろうか。「バッチ博士のフラワーエッセンス基礎講座」の時は感情のジェットコースターで正直きつく感じた時もあったが、「バッチ博士のフラワーエッセンスプロ養成講座」ではその時必要なフラワーエッセンスからサポートして頂いている、と客観的に自分を見れていた様に思う。
ただ、バインとバーベインが選ばれた時は驚いて嫌な感じがした。自分にはそのような質がないと思っていたからだ。嫌な感じがしたということは「質」を良い、悪いで判断しているということ。そして自分で見たくないと思っている核心にふれたということ。あと、自分を良く見せたいと思っているということ。自分を知る事には終わりがなくておもしろい。早くすっきりしたい!と焦ることもあるが、ゆっくりいこうよ、とあきらめもつくくらい途方もなく自分を知っていくことは深いんだろうな。と感じる。そう思えるのも授業中にカウンセリングについて、ユング心理学、バイオエナジェティックスについて学ぶ機会を与えてくださったからだ。
ロールプレイは緊張した。ハートの判断しないスペースにいて、クライアントの話してくださる感情や思いを聴く姿勢の維持、あいづちや発する言葉すべての選び方、ハートのスペースにいながらクライアントが話して下さった言葉から要点をつかみとること、花の説明をテーマやクライアントと関連づけたり、と常に全体的に場を感じ続ける事、自分の意見を投影せずにまっ白状態で居続けることなど、経験をつんで養っていく皮膚感覚が大切だと感じた。そして日々の生き方そのものもセッションに影響を与えるのではないかと感じた。普段からハートのスペースにいて人の話を本当に聴くことは重要だ。個人セッションという限られた時間の中で、普段からの習慣は自分を助けてくれると思う。
●「バッチ博士のフラワーエッセンスプロ養成講座」を振り返って
1番に思い浮かぶのは「ハートで感じる」、「ハートのスペースにいる」ということ。自分と向き合うときも人と向き合うときもこれが1番大切。これからも日々自分を感じて、他人も感じて、カウンセリングやセッションでのバランス感覚を見につけられるよう、細かい所に注意を向けてハートで感じていきたいと思います。あと、この4ヶ月で起きた1番の気づきは、周りが自分を見ている、周りが私のことをこう思っているだろう。ではなく本当は自分が自分を見ている。自分が私のことをこう思っているだったんだということに!!自分の目をいつも気にしていたんだ。自分の目に苦しめ不自由にしていたんだ。すべて自分からはじまる。他人からどうこうではないんだ。とことん自分との関係なんだなあ。「本当の自分でいたい」「自由に生きたい」という渇望をブロックしていたのが自分自身だったとは。自分の自分に対する影響力に驚きました。
最後に、パビットラさん、サンバドさん、お花たちに心から感謝しています。ありがとうございました。