マウントフジフラワーエッセンス 基礎講座 体験談
〜マウントフジフラワーエッセンス基礎講座に参加して〜 「マウントフジフラワーエッセンス基礎講座」が始まるその日の夜明け前のこと―突然、目が覚めた。すると、遠くの方でかすかな声がした。「ヒレハリソウ」。遠くからかすかに聞こえるだけだが、その声は、確かにそう言っていた。「ヒレハリソウ?」一体何のことかわからない私は、その言葉を自分の中で繰り返してみる。次の瞬間、「ああ、マウントフジフラワーエッセンスの花の名前か・・・。」となぜだかわからないが納得する。でも、今まで「ヒレハリソウ」がどんな花なのか見たこともないし、それがどういう意味を持つのかも知らない。どうしてこの花の名前が聞こえてきたのだろうと思いながら、再び眠りに入りそうになっていたら、寝てはダメと言わんばかりにまた声がした。「ヒレハリソウ」。今度は、さっきよりはっきりと力強く聞こえる。「ヒレハリソウ」、もう一度、自分の中で繰り返してみる。すると鼻の奥がツーンとして、左目から涙が流れ出した。実際にはというか肉体的にというか、そのとき私の目からは涙は流れていなかった。でも、人間に別の次元の身体が存在するとしたら、そのとき私は確かに涙を流していた。 2回目の実習で、自分へのメッセージを受け取るという場面があった。この手のワークはけっこう得意な私は、いつものようにすぐにメッセージが受け取れるものと思っていた。でも、出てきたその人はただ、私の目を見つめるだけで、一言も発さなかった。焦った私は、どうにかメッセージを受け取ろうと、その人物にありたけの集中力をそそいだ。でも、結果は同じだった。その人は、ただただ静かに私を見つめているだけだった。困惑した私は、仕方なしにその人の目を見つめ返した。そこで、はっと気がついた。その人物が私に伝えたかったものは、「沈黙」そのものなのだということを。その人物は、「沈黙」を通して「真実」を私に伝えようとしていた。そして、「真実」を知るのは「沈黙」を通してのみでしかないのだということをその人の目は私に伝えていた。 喉のチャクラである第5チャクラの回が終わって間のない朝、ぼんやりと通勤のためのバスに乗っているときのことだった。突然ある言葉が浮かんだ。「―クライシス―」。そして、その次の瞬間、「ああー。」と大きくため息をつく私がいた。ある人から指摘をされ、自分でも気づいていたことだが、私は古い自分から新しい自分への移行期に長い間留まっていた。ほぼ新しい自分に移行しているものの、古い自分は依然とそこにおり、間をつなぐ橋もまだ存在しているので、いつでも古い自分に戻ろうと思えば戻れる状態にあった。実際何度も行き来し、ときには古い自分に居座り続けているのを感じたりすることもあった。でも、その「クライシス」という言葉を聞いた瞬間、古い自分の側がガラガラと音をたてて崩れ始めるのを感じた。それを感じながら、「ああ、崩れていってしまう…。もう戻れない時期がそう遠くない将来にやってくるんだ…。」そう思った。 2ヶ月というそう長くもない期間だけで、ここまで深く自分の内側に入れたのは、基礎講座におけるリラックスできる雰囲気も大きかったように思う。基礎講座は、自分自身の直感を信頼できるようにデザインされており、そのおかげで自分の内側とより深くつながれる感じがした。そして、起きていることに素直にYesと言えるスペースがそこにはあった。また、パビットラさんとサンバドさんの暖かいお人柄も大きく影響しているように思える。パビットラさん、サンバドさん本当にありがとうございました。 |