マウントフジフラワーエッセンス 基礎講座 体験談
直線上に配置

〜マウントフジフラワーエッセンス基礎講座中に起こった出来事〜
佐々木琢子
掲載日: 2006年 6月12日

〈金銭的なことについて〉
 私は夜行高速バスを使って岩手から自由が丘の会場に通っていますが、マウントフジフラワーエッセンス基礎講座第1回目の第1チャクラの回が終わり、いざバスで帰ろうとしたとき、実は予約していたバスはマウントフジフラワーエッセンス基礎講座が終了してからバス乗り場のある池袋に向かっていては全く間に合わない、と言うことに、池袋駅の2〜3駅前に急に気が付きました。バスを予約したのはもう何日も前なのに、全く気が付かずにいました。とっくにバスは出てしまった後。私は予約していない、次の高速バスに飛び乗ることが出来ましたが、本当に余計な出費になりました。
 私が第1チャクラで選んだフラワーエッセンスはイカリソウ「人生の探求者」とマツヤニ「豊かさ」。第1チャクラに対応する出来事が起きたなぁとその時に思いました。
 また、マウントフジフラワーエッセンス基礎講座第1回目に参加して、マウントフジフラワーエッセンスプロ養成講座にも進みたいと思うようになりましたが、金銭的に全く余裕がない、それどころかこのままではマウントフジフラワーエッセンス基礎講座に通っていくのもままならない、と気が付き、気持ちが落ち着かず焦りました。でも、ただなんとなく毎月買っていた金を売ろう、と決心し、売買が成立。それで気持ちが安定しました。今金の価格があがっているので、実際購入した金額よりも高く売ることが出来、毎週のように通う交通費となりました。また、ここ何年も保険の見直しをしようと思っていてしなかったのを、初めて気合を入れて見直し、良いタイミングで私のレベルにあった保険に加入し、今までの保険は解約しました。予想以上の解約金が入り、マウントフジフラワーエッセンスプロ養成講座の受講料も通学費もまかなえそうです。
 これは第1チャクラがテーマだった1週間のうちに転結までいったわけではなく、第4チャクラのテーマのときに一応の終了となりました。人間だけが第1チャクラのテーマである「生命」に、お金が入る、とサンバドさんが言っていましたが、本当にその通りだと思いました。お金を得て生活する、とともに人生の中身を豊かにしていく道具でもあるんですね。

〈人間関係について〉
 マウントフジフラワーエッセンス基礎講座を通じての一番の出来事は、人間関係の再構築でした。
 第3チャクラのテーマのときに選んだのはオオキンケイギク「ゴールデンライト」。この週に、私は人生の恩人ともいえる人と決裂してしまった、と思いました。その人は私の離婚時のごたごたで苦しい感情を持っていたとき、とても前向きに楽に導いてくれた人でした。その後も、何か問題に直面するたびに相談しては、自分の向かう方向を見出していました。
 前の週の第2チャクラのテーマで選んでいたのはヤブカンゾウ。「ショックの解放」でした。そのときは、自分の過去を振り返って、過去に傷ついたことからの解放なのだと思っていましたが、もしかしたら、その決裂というショックを前もって感知していたのか、とも思えます。自分でも、びっくりするくらいの感情の流れが来て、止められませんでした。誰もいないところとは言え、流れるままに感情を放出していた自分をこんな自分もあるのか、と驚きました。もしかしたらオオキンケイギクの力を借りたのかもしれませんが。
 取りあえず、頼る気持ちでフラワーエッセンスを飲み続けていたら、4日目にふいに落ち着いていました。何も状況は変わっていないし、苦しかったけれど、感情のほとばしるままに流される事が、全くとは言えないまでも、無くなっていました。
 ハートサポートシステムに電話したところ、私のこの状況(感情)は、「オオキンケイギクは強く、明るいフラワーエッセンスなので、暗闇から太陽が出たときの眩しさを感じたのかもしれない。」と言われました。「最初に土を掘って出てきた水は泥水だけれど、澄んで落ち着くまではしばらくかかる。起こるままに判断せずにそのまま見つめていくことができれば、ただ受け入れて見つめていってみれば。」とも。それで、思い出しました。人生において起こった何事も、起こったそのときにジャッジせず、ただあるがままに受け入れていこう、人生万事塞翁が馬。と思っていたことを。感情の中心にいるときにはこのことは忘れがちなので、思い出させてもらいました。
 自分で掘った穴の水が沈殿していくのをそのままただ見つめていたら、自分の依存性と改めて向き合いました。どうしよう、と思っていました。人生のサポーターを失ったのだ、と。心の奥では、今までも、このままではいけないと思ってはいましたが。ある意味家族以上に私を理解してくれていたので、何事も、本当にささいなことでさえ相談し、方向性を求めていた自分がいました。本当の自立ではなかったと思います。それをいったんすっかり壊して、自分で考えて決断するということを、肩を押してもらわなくてもせざるを得なくなりました。まるで親元から離れて歩き出した子供です。恐る恐る進んで行き、だんだんに背を伸ばして歩くようになっていく感じでした。決裂でもしなければ、関係性は変わらず、本物の親ではないが故に、私は親離れできずにいたなぁ、と思えます。
 そのままの状態で、次の第4チャクラの週にもこの問題を持ち越していました。ゴールデンウィークをはさんでマウントフジフラワーエッセンス基礎講座はお休みで、このテーマを扱う期間が3週間だったことは自分にとってはありがたいことだと思っています。
 第4チャクラの回で選んだフラワーエッセンスは、シキザクラ「ハートの安らぎ」、シャクナゲ(ピンク)「この世の楽園」、シャクナゲ(ペイルピンク)「慈愛」、タチツボスミレ「繊細さを受け入れる」、ツバキ(ピンク)「ダンシングハート」、オダマキ「人間関係の輪を広げる」。
 自分の状況を落ち着いてみることが出来てきたときに、第5チャクラで選んだフラワーエッセンスはニラ「自分自身の正義」とリンドウ「痛みを取り除く」。
 リンドウが選ばれたときに、ひどい肩こりだったので、私は単純にこの肉体の痛みに何らかの形で作用するかもしれない、と喜びましたが、実は体ではなく、心の痛みが取り除かれました。その、関係が決裂したと思っていた人と、もう一度交流を持つことができたのです。
 結果的に言えば、人間関係がシャッフルされて、全く新しい関係を築くことが出来たのでした。遠くで温かく見守ってくれているという安心を抱えて、でも極端な依存には傾かない。頼り切っていた擬似親子関係ではなく、親しくあっても、でもそれなりに距離を保つ友人としての関係になったと思えました。また、距離を保つように、努力もしています。
 一連の出来事は、必然とも思え、また良い時期でした。とても短期間に起きたと言うことにも驚いています。そして自分にとって、一番居心地の良い状態になったのではないかとさえ思えます。今回のマウントフジフラワーエッセンス基礎講座の一番の収穫かもしれません。

〈その他〉
マウントフジフラワーエッセンス基礎講座の回を重ねていくにつれて、段々に気持ちが落ちついて、気楽になってきたような気がします。マイナスのことがあってもマイナスの面からのみ捉えてアプローチするのではなく、ちょっと横にそれてながめて、違う面から対応できるようになってきました。結果、余計なストレスやぶつかりが今までよりも少なったようです。また、回が重なるにつれて、そのときの自分のミックスボトルが、頼る存在から気楽に存在する友人のような感じに変わってきました。
●主にネガティブな事や人( 気分を害したり、頭にきたり)において、自分の目線だけで判断すると、必ず自分の判断にも基づいた言動、または思考を反省しなくてはならない結果になってしまっていました。その習慣に気が付いてはいても、なかなか改めることまで出来ていませんでしたが、最近は、もしかしたら、自分の見方が違っているのかもしれない、と、一旦保留に出来るようになってきました。また、補講Bでカウンセリングのことを若干学んだからか、ネガティブな感情を引き出す人について、今まではただ、そういう人だ、と心の中で断罪していましたが、その奥に何か悲しみやストレスがあるのだ、と思えるようになってきました。(いつも、そう思えるわけではないですが。)
●私の仕事はサービス業(ガーデニングショップ勤務)ですが、第4チャクラを学んだ週から、お客様に手渡す商品に、「元気に育っていってね」など、手に愛情を込めて渡すことを時々するようになりました。今までは何とも思わずにただ包んでいたのです。自分で仕入れた商品でさえ。今までは「商品」を扱っていた、最近は「生活をともにするもの」を扱っている、という考えがでてきました。
●第5チャクラの週、その週の後半より2〜3日、何となくのどの調子が悪く、軽い痛みがありました。
●第6チャクラの1週間は、まさに、芸術に触れるサードアイ!と思いました。「藤田嗣治展」からマウントフジフラワーエッセンス基礎講座に行き、翌日は「ジャン・コクトー展」、何日かおいて「国際バラとガーデニングショウ」、バルテュスの妻の「節子展」に行きました。びっくり。狙った日にちではないのに、「その週」なのが面白いと思いました。
●時間に関するすれ違い・……マウントフジフラワーエッセンス基礎講座初日の夜行バスをミスしたことを皮切りに、受講期間中、時間に関するミス、及び勘違いが頻繁に起こっています。講座の時間を間違えてしまったり、急いでいるときに乗った電車の隣の電車が先に動き出したり、約束の場所に1時間も早く行ってしまったり、また夜行バスに乗る日にちを間違えて購入してしまったり、など。あまりに頻繁に起こるので、何かのメッセージかと思っていますが、今、ピンとくるものがありません。また、一連の出来事は、とんでもない失敗には繋がっていません。

〈チャクラの風景〉
第1チャクラ
私にとってのマザーマウンテンである「東根山(あずまねさん)」(地元の山)と、青田の風景。季節は春から初夏の初々しい季節。
第2チャクラ
春の花の咲く風景。春の真昼。満開の桜のトンネルの下は春の花々。チューリップが風にそよぐ。蝶が舞い、その向こうは春の青空。シェアした仲間には子宮みたい、と言われ驚いた。確かに閉じられた空間で、穴を覗き込むような構図。
第3チャクラ
ネコのさくら。(昨年家出してしまった。ずっと、帰ってくるのを待っている。)
・ミックスしたボトルから受け取ったイメージ
静かな湖、湖畔はすぐなだらかな山々。深いブルー、エメラルドグリーンの交差する色水色で、ただ、ひたすらの静けさ。無音。
第4チャクラ
晴れた午後の湖。明るいブルーの水を静かに湛え、向こうに新緑の山々。こちら側には若葉を涼やかに茂らせた青年くらいの木々。
第5チャクラ
変わり行く空。雲の浮かぶ水色の空がほんのりと桃色に染まってゆく。穏やかな春の空。朝焼けか、夕焼けか、不明。
第6チャクラ
陽の光。山々の向こうに半分顔を出す太陽オレンジの柔らかな光をまとっている。晴れた空の中。山々をそのオレンジの光で柔らかく染めている。こちらも朝焼けか夕焼けか不明。
・ミックスボトルを選ぶとき
少し不安がある暗いなか、水の流れの中に、なにか白いまるいものを見つけ、真珠かと思ったら、それは水面に映った満月だった。振り向くと向こうに丸いお月様。
・ミックスボトルから受け取ったイメージ
静かな満月の夜の穏やかさ。照葉樹の葉先から落ちた一雫がゆっくりと水面に広がる。ゆったりと美しく調和を保ちながら波紋が広がり、月の光を波紋の波間で反射させている。まるでガラスが美しく音を奏でるように、(音が聞こえるようだった)輝き、きらめいていった。
・ミックスボトルを飲んで、何気なく眉間にボトルを置いてみたとき(6日目)
拡がる水滴の波紋は、第4チャクラの時にみた風景の中に納まり、その時刻は朝。そのまま湖から視点が空に向かい、美しい赤い空(夕焼け?)の向こうの宇宙へ。地球を眼科に見ながらひらひらと自由に羽ばたき、星々の宇宙をひと時舞う。そして再び、湖のほとりへ。3人の人。左から、女性、子供、男性。3人は裸で、木の脇に立ち、未来をみつめるように、その向こうの朝日を浴びていた。(まるで、手塚治虫の「火の鳥」‥)
第7チャクラ
真っ白い小さい花が一面に咲いている。遠方に白っぽい山々。花々のなか、遠くに白い大きな帽子、白いワンピースを着た女性がその白い花をたくさん持って佇んでいる。それが、白い雲にすべて覆われ、見えるのは雲の動きだけ。動きは飛行機の窓から見えるような感じで目の前に広がっていた。色のほとんどない世界だった。

長々となりました。今回のマウントフジフラワーエッセンス基礎講座での自分への変化をもう一度振り返ってみました。
忘れっぽいので、忘れないように、ちょっとした事も記しました。判断しきれないことも今後何か変化があるかもしれませんので、忘れないようにそのまま記しました。