マウントフジフラワーエッセンス 基礎講座 体験談
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〜マウントフジフラワーエッセンス基礎講座体験談〜
M・K
掲載日: 2007年 5月10日


 前回バッチ博士のフラワーエッセンス基礎講座を受けて、まだ自分の事をよく理解できない事や、見ることをさけている事が沢山ある事に気付き、このマウントフジフラワーエッセンス基礎講座を受ける事にしました。フラワーエッセンスを使うと、思い出したくない嫌な事、怖いものと思って見ないようにしてきたものが自分の足をひっぱっているのはわかっているのに、やっぱり対応できていない所からちょっと勇気を出して、あ、少しみてみようかな、という気持ちにさせてくれます。
 特に小さい頃にいろんな'ひっかかり'を作ってしまった私は、下位のチャクラが活発でない事に気付いていたので、多少つらくても、そこら辺を上手く解放してやれるといいなと申し込む時に決めていました。

  バッチ博士のフラワーエッセンス基礎講座の時、フラワーエッセンスを選ぶ時に、イメージが浮かんでも、自分でつくりあげているだけだろうと思って、注意を払わなかったのですが、徐々に、判断しないでそのまま紙に書いておくようにすると、当たらずとも遠からずというものもあって、そのまま受けとるようになりました。

  マウントフジフラワーエッセンス基礎講座の初回でフラワーエッセンスを選んだ時(ワレモコウだったのですが)、手にとった瞬間、頭の中全体がぐるぐるっと動いた感じがしたあと、ぱーっとはじけた感じがしました。はっきりした感覚にびっくりしたのを覚えています。
 出会いも衝撃的だったのですが、体験もいろいろさせてくれて、特に子供の頃の事を沢山思い出しました。想像かな?と思いながら、家の間取りや家具、すっかり忘れていたガラスの模様を、はっきり思い出していました。
  思い出してゆくうちに、子供の頃の体験で色々な事を決めてしまっている事に気付きました。例えば、小さな事ですが、まだ自分の要求を上手く言葉で表現できない時の事を思い出して、イライラするぐらいイヤな状態にいた時に、窮屈で肌ざわりの悪い服を着せられていて、更にイライラしているのに、それを言葉で言えないで泣きわめいているのを思い出しました。そんな事はすっかり忘れていたのに、私は今でも窮屈な服や肌ざわりの悪い服が大嫌いで、イライラするのです。
  こういった嗜好だけでなく、私が自然にしている基本的な反応、こうゆう事をされたらこう反応するとか、思考のパターンとか、感情とか、沢山のものが子供の頃に決めたパターンのように思われました。いい大人になった今でも、判断力のない小さな子供の頃につくられた反応で動いていると思うと、本気で、これらをつくりかえないと、と思いました。
  色々思い出して気分を悪くしていた時、大変ならどうして助けを求めないのかな?と思った時、'絶対一人でなんとかしなきゃ'とか、'この程度で人に助けを求められない、もう少しがんばらないと'と子供の頃によく決心していた事を思い出しました。もっと深くに'人は信用できないから'って気持ちがかくれている事も、です。(学校も軍隊みたいな所でしたから)
 面白いなと思ったのは、小さい頃の自分の感情を思い出しているのに、母の感情ばかり思い出す事が多くて、やっぱり子供って母親の感情を着ているんだな、と思いました。
  最初の週は、解放したいこと、手放したいことのリストがいっぱいでてきて、うんざりするぐらいノートに書いていました。ただ、過去を思い出したり、手放したりって、ものすごいストレスになるみたいですごくつかれてしまうので、一度にせずに、少しずつやってゆこうと思いました。

  講座も3週目ぐらいになると、少しずつでも制限とか怖れを手放して、新しい自分がでてくるのが楽しみになってきて、これをクリアーすれば本来の私になれるのかな?もっと強くなれるのかな?という思いが、今まで出来なかった、自分の奥深くにかくれている怖れとかみつけたり、気付いたりさせてくれていました。
  でも、なんだか、先の可能性を感じて、楽しくなる反面、今の自分がすごく嫌にもなりました。その、遠くの自分と、今の自分を上手く結びつける事が出来なくてもどかしい。今まですっかり'自分'だったものを手放してしまい、自分がすごくあやふやになって、じゃー自分って何なのだろう?'自分'としてしがみつくもの、定義できるものがはっきりしなくてすごく不安定な感じがしました。
  今の自分を不甲斐なく感じたり、今まで沢山の機会があって、色々出来たはずなのに自分がやってこなかった事に気付いて後悔の気持ちがどんどんやってきました。
  私は、何もやってこなかった。ただ私は閉じていただけなんだ。人との関係性の中で成長してこれたはずなのに、私は自分の成長の機会を使ってこなかった―――。と思いつつ、フラワーエッセンスを知らなかった私なら、ここで自分を責めてしばらくすごしてしまう所だけど、私は私の体験をしてきたんだ、一人になることが耐えられない人だっているんだし、一人で考えて行動するって事を学んできた、って思うことにして、自分を否定しつづけなくてすみました。
  でも、この頃から、一人でいる事に違和感を覚えるようになっていました。信じられません。あんなに一人でいる事が普通で、幸せだったのに、です。

  講座の4回目のペアでの実技の時、私達はボトルを選ぶのに時間がかかり、周りはシェアリングがはじまって、なかなか集中できなくなってしまいました。その時、パートナーの人は周りに、静かにして欲しいと意思表示した時、私は、自分の空間に入ってしまえば気にならなくなるだろうと集中しようとしていました。その時、私は与えられた環境の中で何とかやっていこうと考えるタイプで、彼女は自分の状況をより良くする為に周りに働きかける事が出来る人なんだと気付いて、あーそーゆー方法もあるんだなって思いました。
  「私って、周りに働きかけるってほとんどしていない気がする。これもやっぱり、閉じこめられたような学校の中で何とか上手くやっていかなくっちゃ、っていうのが、しみついているのかな。'その中で何とかやっていかなければ'とか、'周りの状況は自分では変えられない'って思い込んでしまっている。私に、それが出来るかどうか、やりたいかは別として、能動的な人っていいな、って思う。」
  こんな風に日常のちょっとした事にはっとして自分のパターンに気付く事が多くなりました。出来事すべて頭で考えて思考だらけになるのは問題かもしれないけど、今はフラワーエッセンスを飲んで、色々気付いてゆく事に焦点をあてているからいいかな、と思うことにしました。

  最近、今までと違うタイプの人を知るようになっています。自分を表現するのが上手い人だったり、すごくピュアに、素直で正直に生きている人だったり、ちゃんと自分の生き方がわかっていて、何かあっても上手く対応できている人とか、私が、変えたいなと思うことを真っすぐにやっている人が現れています。もしかしたら、私自身も多少、意識だけでも変わってきている?のかしら?

  講座の5週目ぐらいから、急に'こうしたいなあ'という気持ちがでてくるようになって、忘れずに書いておくようになっていました。今まであまり自分の先の事を自由に夢みるということをしていなくて、出来そうな範囲で考えるという感じでした。自分でつくってきた制限に気付いて、少しずつ自由に思い描くことを自分に許しはじめたのかなと思います。
  ただ、この気付いて、手放して、じゃーどうしたいのか考えて、それを行動に移して体験してゆくというすごくあたりまえの事が、そう簡単でなくて、特にしっかり自分に根づいているパターンを変えるのは、ちょっと大変だと感じています。(もちろん、人の本質の部分を感じれば変える所なんて何もないんだろうけど、実際この現実の世界で生活してゆく中でひっかかりがあって流れが悪くなっている所を変えるって事なんですけど)
  だから、今まで、くりかえしくりかえし愚痴を言いながら、自分はどうしたいのか考えない人を、'あーこの人は変わるつもりないんだな'って判断しがちだったのに、ふと講座へ通う電車の中で、急に'変わろうとしない'人達の恐れとか、変わりたくても変われない気持ちとか、心の中の葛藤とかをふと感じてしまい、それを非難するどころか、'ああ、こわいんだよね、すごくこわいんだよね、自分だって、本当に見なくちゃいけない事をずっとみてこなかった'って思って、涙が落ちそうになって困ったことがありました。
  すっと変われる時もあり、全部そうだといいのに、やっぱりもたもたしてしまう時もあるのはなぜなんでしょうか?
  そういえば、フラワーエッセンスを飲んでいると、急にうれしくなったり、悲しくなったり、よく泣いていました。普段みている景色がものすごく美しく感じられて内側からうれしさがこみあげてきたり、感情が不安定なかんじだったのですが、かえってその度に自分の中心にいる事を心がけるようになれました。ただ、私は自分の感情をおさえることで自分の力もおさえている事に気付いていたので、感情をだすことは私にとって良い事みたいですし、フラワーエッセンスがそれをうながしてくれているみたいでした。
  気をつけていると、フラワーエッセンスは色々な事を気付かせてくれました。もしかすると、それ以上の事を教えてくれているのに、私はほんの一部しか気付いていないのかもしれないとさえ思います。

  今回のマウントフジフラワーエッセンス基礎講座をふり返ってみると、'気付き'とか、'前向きな姿勢'を体験したかな、と思います。

  私は子供の頃の楽しかった事を思い出すとき、いつも自然の中にいたし、お気に入りの木があって、何かあるとそこでしばらく時間をすごしていました。どんどん家の近所が開発されて、原っぱや雑木林が無くなってゆくのに、自分は何もできない、と、強い無力感を感じてしまったのはそれが初めてだったかもしれないと思うほど、自然に対する思いがあります。
  フラワーエッセンスを使って、人が元気になってゆくのもうれしいけど、フラワーエッセンスを使った人が、その植物が生きる環境を気づかうようになったらいいなとも思っています。
  まずは、私が自分を癒さないといけないですね。
  自分の中のひっかかりから自由になるには、まだ少し時間がかかりそうですが、いつも植物と一緒にいられるのは楽しいので、これからもフラワーエッセンスと遊んでゆけたら―と思っています。