〜マウントフジフラワーエッセンス基礎講座体験談〜
匿名希望
掲載日: 2007年 10月 9日
「マウントフジフラワーエッセンス基礎講座」に参加して、体験したことを、改めて振り返ってみたいと思います。
講座の第1回目で、「ワレモコウ(ワイルドチャイルド)」が選ばれました。
選ばれている時から下腹部に鈍い痛みがあり、エネルギーとしては重たい感じで中心を感じました。また、右腕が少し痛むという感覚がありました。
このフラワーエッセンスを飲み始めてから、日常生活では、職場環境において、他部署の中での場所取り、ガラクタから物品を探し出しキープするなど肉体労働も増え、サバイバルをしているような居場所の無い不安定な感覚に陥り、被害者意識も強くなり、とても苦しい時期が続きました。
そんな時期がしばらく続き、第2回目の日がやってきました。
そこでは「エゾノコリンゴ(内面の浄化)」が選ばれました。
エゾノコリンゴを使ったエネルギーワークでは、「スワロー」「スワン」という名前の全身真っ白な輝きをまとった若い男性とつながり、白く、単独で輝き、紛れも無く、強く、親しみを持ったイメージを受け取りました。凛とした白く輝くその存在は、私の中で、これまでに私の中に無かった新しい存在のモデルとして、何かヒントになりそうな予感がしてワクワクしました。
このフラワーエッセンスを飲み始めて、日常生活場面では、風邪を引き、鼻水がたくさん出るという体験をしました。その後、どこか、自分自身の体のむくみが取れ、スッキリとしていきました。また、通勤で使っている社内のバスがいつもは通らない道を通り、田んぼに真っ白な白鷺が立っている姿を見る機会があり、同じ頃、ある人から「心のふるさとである故郷の湖に毎年冬になると白鳥がやってくる」という話を聞く機会がありました。渡り鳥であるツバメや白鳥や白鷺の存在が、私に、「凛とした強さ」や「孤独(恐怖)では無く自由(楽しさ)であること」の意味を教えてくれようとしている感覚を持ちました。
第3回目では、「ヤマブキ(ありのままの自分)」が選ばれました。
選ばれた時の感覚は、膜を張る感覚、腹部が鳴り、痛みがある感覚でしたが、どこか気になるものでした。
このフラワーエッセンスを飲み始めて、自分が一緒にいて心地良さを感じない人とこれまではそれでも「断ったら悪いな」と感じ、「心地良くなくても何となく受け入れ傍に居ること」がありましたが、明確に不快感を感じるようになり、一緒に居ないように距離を取る事を思い切ってするようになりました。「心地良くないところに行かない」「心地良くない人と共に居ない」「断る」この3つは私にとって苦手な行動でありましたが、やってみると、出来るようになり、こういうのも有りなんだなと実感するようになりました。その後、母親との関係を走馬灯のように思い出すという体験をしました。
第4回目では、「シキザクラ(ハートの安らぎ)」、「シャクナゲピンク(この世の楽園)」、「タチツボスミレ(繊細さを受け入れる)」、「ツバキピンク(ダンシングハート)」が選ばれました。
これらのボトルを選んでくださった方は、エメラルドグリーンの海を高い所から見ているというイメージを私に伝えて下さいました。
この「マウントフジフラワーエッセンス基礎講座」の時期はちょうど、職場環境の対人関係で、新しく入ってきた同僚と意見が合わず、業務遂行に難があり、自分の中で「こんなはずではなかったのに、考えていた業務も諦めなくてはいけないな。」と落ち込み、喪失体験を感じていた時期でした。
これらのフラワーエッセンスを飲み始めて、ヒリヒリしていた気持ちが膜でコーティングされていく感覚を持ちました。また、隣の家の周りのスペースに普段は気に止まらなかった小さな草が枠を作るように生えている様子に目が留まり、結界をはることの意味を知った気がしました。
第5回目では、「ニラ(自分自身の正義)」が選ばれました。
選んでくださった方のイメージではふわ〜っと喉から手が出る感じで、このフラワーエッセンスであったと言う事でした。自分自身の感覚では、家の中の部屋から青空を眺め、その空の風景がいわし雲に変わり、紫色の夕方の空になり、夕日の風景に変わるイメージがわきました。
このフラワーエッセンスを飲み始めてから、10代にやってきたこと(主に芸術表現と教育への関心)、20代にやってきたこと(主に環境問題への取り組みとからだを整えること)、30代に入りやっていたこと(主に心理学への関心)の統合についてのインスピレーションが沸いてくるようになり、ドキドキするようになりました。でも、このドキドキ感は、現在の自分自身や生活が変化する可能性が高いこと、チャレンジでもあり、自分自身の自信の無さや依存心、弱さと直面しなくてはいけないことでもあろうことが予感されました。また、現在の仕事を手放したくなった時期でもありました。
そんな頃、第6回目があり、そこでは「ネジキ(隔離)」、「ガマズミ(静止)」が選ばれました。
自分自身の感覚としては、ネジキは月や静けさのイメージが浮かび、ガマズミでは、太陽やまぶしい光を感じました。これらのフラワーエッセンスでミックスボトルを作ってからは、惑星の上に浮かぶ、月と太陽の重なったような静かなイメージ(月の光り輝く表面と月の影)が浮かびました。この回の前日から当日にかけて、職場でショッキングな出来事があり、その後、一時、右耳が聞こえにくくなるなどといった体験をしたり、その後も対立してしまった人(男性)から激しい攻撃性を向けられるなど、大変な一週間を過ごしました。
第7回目では、「センニンソウ(妖精の香)」、「ハルジオン(新しい次元での自立)」、「ボタンヅル(純潔)」、「ミゾソバホワイト(瞑想の広がり)」、「スピリッツ(触媒)」、「ホトケノザ(インスピレーションと開放)」が選ばれました。
第6回目から引き続き、現実生活では、思いがけない対人トラブルに遭遇し、心理的に辛い日々が続いていました。コミュニケーションが通じない拒絶的な被害者意識を持った相手から飛んでくる怒りのエネルギーを受ける中、自分の力ではどうにもならないと感じ、それでもその事実を頭でごちゃごちゃ考え、迷走しているような状態で、目の前で起こっている出来事に理不尽さを感じ、受け入れられないでいました。そしてこの回の一週間で、トラブってはいても、私の中で信頼していたその人の裏切りを知り、ショックを受け、全身蕁麻疹が体に出るなど、更に激しいショックを受ける体験をしました。自分の力ではどうにもならない他者(男性)からの拒絶や裏切りの体験は、私の中では生まれて初めての体験でした。そして、そのことが原因で、仕事を辞めたい気持ちがどんどん大きくなっていました。
第8回目の講座では、内なる女性性と男性性を扱いました。この回の実技では、「ダンディライオン」という名の威勢のいい飛脚である青年男性と「ミカエル」という名の黒髪で目を隠し、言葉を発しない巫女さんの映像が現れました(ミカエルが現れる前は、3歳位の人形を持った何も言わない女の子で薄らぼんやりとしてしか感じることができませんでした。)「よ!」とダンディライオンがミカエルに声をかけてもミカエルは何も言いません。陽気なダンディライオンも徐々に口数が少なくなっていきます。その途端、お線香の匂いが辺りに広がったと思ったら、霧がかかり、湖のような水面が広がっていきました。ダンディライオンとミカエルはいつまでも水面を見ている場面が続きました。
その後、「シロバナタンポポ(男性エネルギー)」(月夜の下ダンディライオンが布団に入り眠っている風景)、「ボケ(対極の統合)」(水面が光で真っ白に光る風景)、「メイゲツソウ(女性のセクシャリティ)」(ダンディライオンに私が黄色の花束を手渡し、「お!ありがとな!」と受け取られる風景)が選ばれました。
これらのフラワーエッセンスからミックスボトル作った直後の風景では、月夜の下、白く光った湖の麓でダンディライオンが布団に入り、眠っていました。金髪では無く、黒髪に戻っていました。その後、ミカエルとランディライオンが湖の麓で微笑みあっている場面が浮かびました。ミカエルはやはり目を前髪で隠し、語ることをしませんでしたが、心は微笑んでいる様子が伝わってきました。
その日の夜、私はなぜ、女性性のイメージが浮かびにくく、3歳位の女の子が最初に現れたのか、その後出てきた巫女のミカエルが前髪で目を隠していたのか、二人が現れた風景が霧がかかっていて薄ら暗かったのか、飛脚の青年ダンディライオンの足がとても発達していたのかハッとすることがありました。私の女性性はほとんど感覚を遮断し、盲目の状態で、その女性を守るために、金髪で足が強く威勢のいい男性性が発達していたのかもしれないと思いました。ダンディライオンはミカエルにメイゲツソウを渡し、女性エネルギーの強さと暖かさや広がりを持たせたかったのでしょう。また、ボケの花で、暗い湖の水面がパッと白く光ったことから、現実世界の中で瞑想をすることのメッセージやエネルギーを必要としていたのかもしれないと思いました。そして、シロバナタンポポで、男性であるダンディライオンが眠ったことから、過剰なまでに活性化していた男性エネルギーが調和の取れた男性エネルギーへ変容されたような気がしました。
これらの内なる女性性と男性性に働くフラワーエッセンスを飲み始めてからは、肉体レベルでは翌日、とても静かに生理になりました。静かにというのは自分の中で生理が来る気配が全く無かったからでした。
また、日常生活場面である職場で、職場で激しい攻撃性を向けてくるその男性との関係で痛みを感じている中、2度目の右耳の聞こえにくさの体験をし、心因性の突発性難聴を心配する場面もあったのですが、同時に、自分がスカウトしてきたものの、上手くコミュニケーションが取れない男性の同僚とのトラブルから、奥深く眠らせていた父親との関係を思いだしておりました。本当は父親に充分に家族の責任を取ってもらいたかったという思いや、充分に依存したかったという思いがあったということを実感しました。そして、その思いが叶えられなかった悲しみや怒り、甘え欲求が根底にあり、職場でも、男性に、仕事が出来る理想の男性像を投影していたのではないかということに気がつきました。また、自分を助けてくれる仕事が出来る男性というのは、私の幻想であり、自分の思いの押し付けであることにも気がつきました。そして、過去に、強い甘えを向けてきた他者を自分の中の恐れや怒りから、裏切ってしまう、つまり「私とあなたは違う人間である」ということを実行してしまったことを思い出し、裏切られた側、つまり相手が期待通りの人間では無かったと知った側は、「こんな気持ちだったんだなあ。」と体験する機会を得ました。「裏切られる」という概念は、自分の中に相手に期待し、甘える欲求が無ければ、初めから生じない概念であることをこの時期、知りました。
こうして振り返ってみると、マウントフジフラワーエッセンスを飲みながらの生活は、本当に長い長い2ヵ月間だったなあと思います。長い旅路に出て数年過ぎたかのようです。
マウントフジフラワーエッセンスとの最初の出会いは、7年ほど前に職場で出展したどこかの会場での出会いで、一本ボトルがミックスされて、その時期に悩んでいた問題をサポートしてもらったことが最初の出会いでした。7年後にこうして「マウントフジフラワーエッセンス基礎講座」に出れたことで、私自身が今、越えていかなくてはならない問題や他者に向き合えたこと、そして、目に見えないけれど確実に手を貸してくれているものたちへの繊細なエネルギーに目をむけるきっかけを下さり、愛する気持ちが持てたことが何よりのプレゼントでした。
最近、街を歩いていても、名も知らない小さな花々に目が向くようになりました。愛を伝えている花々に感謝しつつ、自分自身も輝いて色んなものを愛して生きていけたらいいなと思いました。
ありがとうございました。