〜マウントフジフラワーエッセンス基礎講座体験談〜
千尋
掲載日: 2008年 8月 25日
「マウントフジフラワーエッセンス基礎講座」の開講を知った時、講座の内容に惹かれ、受講することを考えるとワクワクしている自分に気づいて、受講することに決めた。勉強するというよりも、ただ純粋に楽しもうと思い、毎回とても楽しみに通っていた。
マウントフジフラワーエッセンスと「マウントフジフラワーエッセンス基礎講座」を通して多くの発見と気づきがあったが、その中でも、特に自分の中で印象的だった回について記してみる。
●第1回目
選ばれたマウントフジフラワーエッセンスは、アカツメクサ(安定)・ワレモコウ(ワイルドチャイルド)。
ボトルのエネルギーを感じて選ぶと聞いて、自分にも出来るのだろうかと不安だった。1つのボトルを手にした時、とても愛しい気持ちがした。心地よくこのままでいたいと感じた。そのボトルはアカツメクサで、ボトルのラベルを確認する前から、アカツメクサが選ばれる予感がしていた。
ワレモコウを手にした時は体がリラックスする感じがして、自分の中から何かが出て行くような気がした。ボトルから発せられるエネルギー、それを感じられた自分、予感していたボトルが選ばれたこと、様々な事に驚いた。
家に帰ってからも、ミックスしたボトルが愛しく思えて、ミックスボトルを握ったまま眠った。
翌日、目が覚めたら、体の外側が伸びたような感覚がして『自分のスペースが広がった』と感じた。一晩でミックスボトルの味が変わったような、まろやかになって飲みやすくなったような気がした。その日一日は、やたらとトイレが近く、仕事中も1時間に1度はトイレに行っていた。普段と違って、夕方には体のむくみがすっきりとれ、『浄化された』と感じた。またとにかく眠くて、眠っても眠っても溶けるように眠たい感じ。
その後、胸やのどが詰まったような重い感覚が数日続いた。何か分からないが、何かを外に吐き出したい、そう感じていた。
ある夜、ミックスボトルを胸に抱いていたら、激しく咳が出た。それはワレモコウが作用して、私の内側の否定的な感情の存在に気づかせてくれたのだと思った。
この回のミックスボトルは、よほど欲していたらしく5日ほどで飲みきってしまった。
●第2回目
選ばれたマウントフジフラワーエッセンスは、エゾノコリンゴ(内面の浄化)。
この時の実技は特に印象深かった。ハイヤーセルフや自分をサポートしてくれている存在たちに出会った。視覚を通してそういう存在に出会うのは初めてだったので驚いたけれども、懐かしい人たちに出会ったような安心感と、どんな時にも私は1人ではないんだという心強い気持ちに溢れ、心の底から嬉しくて幸せな気分に包まれて涙が溢れてきた。
実技中の瞑想辺りから、お腹(子宮の辺り)が鈍く痛くなり、翌日までその鈍痛は続いた。否定的な感情、それは子宮に関すること、つまり女性性の問題なのではないだろうかと感じた。エゾノコリンゴを飲んだことで、心の奥底にあった否定的な感情が浮き上がってきたのだろう。
また、エゾノコリンゴを飲み終わる頃から自分の中の世界が静かでくつろいでいると感じるようになった。外の世界とは繋がっているけれども、清らかな水の膜が自分の周りを覆っているようで、静かで穏やかなスペースが自分の中にはあるようなイメージ。自分の中がどっしりとしているよう。自分の中が静かになったせいか、自分の周りの世界も静かになったように感じられるようになった。ミックスボトルの作用と、講座で紹介された保護オーラを創り上げていくワークを続けていたことと、どの作用なのか色んな相互作用の結果なのか分からないが、自分の中の感覚が今までとはまるっきり違ったもの切り替わった。その感覚は、これ以降ずっと継続されている。私はいつでも静かな世界にいて、いつでもそこに留まることが出来る。新しい自分を手に入れた気分。
●第3回目
選ばれたマウントフジフラワーエッセンスは、アメリカセンダングサ(再生)・ヤマブキ(ありのままの自分)。
この回は、左耳に痛みを感じ、耳から膿のようなものまで出てきた。数日は嫌だなと思うだけだったが、そのうちにふと、子供の頃に中耳炎になった時の同様な痛みと、母との関わりで感じた否定的な感情を同時に思い出した。左耳は左半身、つまり女性性との関わりがあるので、前の回に痛くなった子宮も左耳も、母との関わりを意味しているのかもしれない。
ヤマブキは、親から受けた条件付けから解き放つ手助けをしてくれる。無意識のうちに母から受けた条件付けから解き放たれることで、私はいっそう『ありのままの自分』でいられる。ヤマブキがその事に気づく手伝いをしてくれたのかもしれない。左耳以外にも、むしょうに意味もなくイライラを感じたり怒りを感じていた。怒りが湧いてくることは日頃ほとんどないので、これもミックスボトルの作用に違いない。
1回目と2回目に感じていた吐き出したい否定的な感情、それは怒りだったようだ。ただ、怒りである、という事は分かったのに、それをどのような手段で解放すれば良いのか分からず、浮かんでくる怒りを何とかやり過ごそうと、もがいている感じ。
●第4回目
選ばれたマウントフジフラワーエッセンスは、シャクナゲ/ピンク(この世の楽園)・シャクナゲ/ペイルピンク(慈愛)・ミゾソバ/ピンク(ハートスパーク)・モモ/ピンク&ホワイト(分かち合い)・ダンコウバイ(友愛と調和)。
この回、誰かと幸せを分かち合うような出来事がたくさんあった。1年ぶりに友人に再会してお互いの幸せな報告に喜び合ったり、電車で見知らぬ人と心温まる出来事があったり、思いがけない友人からライブのチケットを譲ってもらったり等々。他にも、幼い頃に両親にしてもらって幸せに感じたこと、とても些細で忘れかけていた自分だけの宝物を思い出したりもした。とてもハートが温められた週だった。
5回目の前日、夜中に突然の腹痛。チャクラの問題、怒りのエネルギー、と感じた。肋骨に溜まった怒りのエネルギーが解放されようとしているのだろうか。それは何だろうと思っているうちに、過去の出来事を思い出した。
ある人に言われた言葉。その時は簡単に受け流してしまったけれど、本当はその時に否定や怒りを言葉にして自分を守るべきだったのだ。言葉にして気持ちを伝えることはずっと苦手だったが、それらの言えなかった言葉と怒り、それが体の中に残っていたのかもしれない。怒りのエネルギーの発散の仕方について教わったので、意識的に体から怒りを発散しようと手当たり次第試してみる。
●第7回目
選ばれたマウントフジフラワーエッセンスは、ツリガネニンジン(祈り)・ボタンヅル(純潔)。
実技中、テキストのツリガネニンジンの部分を読んでいる時、どうしてだか分からないが、意味もなく泣きたくなるような感覚に襲われた。飲む前から、癒されていたんだろうか。
この回で行った過去に退行する実技の際、第3回目の週に思い出した耳が痛くなった出来事に戻った。その痛みは自分の中の何かではなく、家族の感情が影響していたものだったと感じた。そう分かってその事を口に出した途端、すうっと心が軽くなった。
その後、ツリガネニンジンが選ばれた時、足の裏から温かい感覚が上ってきて、日なたぼっこしているような穏やかで温かい心地よさに包まれた。
書きながら振り返ってみると、自分の中で一貫した癒しの流れが起こっていたように思う。
1回目には『何か』が湧き上がってきそうだと漠然と感じただけだったのが、その『何か』は感情だと気づき、感情は怒りだと気づき、どんな怒りだったのか怒りの場面を思い出し、それらの感情が自分の中に留まっていた事に気づくことによって手放せた。
マウントフジフラワーエッセンスを通じて真正面から自分自身を見つめることによって、日頃意識することのない自分の中のより深い部分と関われたように感じる。マウントフジフラワーエッセンスからたくさんの癒しを受け取り、心がより自由になっていく感じがした。
私の感覚では、マウントフジフラワーエッセンスはバッチ博士のフラワーエッセンスよりも、肉体を通して感じるような分かりやすい形で現われる気がして、それもまた興味深かった。そして、たとえ肉体に痛みを感じても、それは病気の類の痛みとは違って、どこか心の底では大丈夫だと分かっているような痛み。これまでも否定的な感情が体に与える影響は大きいと感じていたが、マウントフジフラワーエッセンスでの癒しのプロセスでも、心と体が繋がっているという事を改めて教えてくれたような気がした。
講座中、「マウントフジフラワーエッセンスプロ養成講座」の案内を受けている時、話している講師のパビットラさんの周りが光り輝くように見えた。
「マウントフジフラワーエッセンス基礎講座」の回を重ねるごとにマウントフジフラワーエッセンスの世界に引き込まれ、自分は「マウントフジフラワーエッセンスプロ養成講座」へ進みたいのだと感じた。今後もマウントフジフラワーエッセンスを通じて広がっていく世界と、自分自身を楽しみたい。