〜マウントフジフラワーエッセンス基礎講座体験談〜
S.F
掲載日: 2008年 2月 9日
鏡の前で自分を見ながら、「何故私は私なんだろう?私は何なんだろ?」と考えることが度々ありました。いつの頃からかと思うと恐らく、母が亡くなってからだと思います。葬儀に来てくださった方達を見て、「すごく沢山の人が家の中にいる」と何故か悲しみより、その場の状況を客観的に見入る自分がいた事を今でも覚えています。
「マウントフジフラワーエッセンス基礎講座」を受講するきっかけは、「自分自身を知りたい。」と言う思いでした。
勘はどちらかと言えばある方ですが、それもいつも「悪い事」は解かると言う感じです。
逆を返せば「未然に防ぐ」とも言えますが、マイナス思考が呼び込んでいるのではとも思います。完璧主義でマイナス思考の上に、一歩を踏みだす勇気がない。そのくせ三歩も四歩も先を考えすぎて、「だから出来ない」と理由付けをして「一歩」を踏みだそうとしないでいました。
でも、「マウントフジフラワーエッセンス基礎講座」を受け始めてから少しずつですが、「これでいいんだ」と思えるようになってきました。
初回の時は、正直良く理解出来ていなかったと思いますが、選んだフラワーエッセンスを見てビックリしました。最初に渡された花の資料に数種の花の名前とエネルギーの内容が書かれていて、何気なく見ながら、「これかな?」と思っていた物を、まさに選んでいたんです。
オオケタデ〈日常と霊性の統合〉とイカリソウ〈人生の探求者〉。「自分は何故自分なんだろう?」と考えていた私にはぴったりです。
初めてミックスしたフラワーエッセンスを飲んだ次の日の朝は空気が清々しく感じ、靄が少し晴れたような気がしました。フラワーエッセンスを飲んでいる時は朝が苦手な私ですが、頭の動きが早く行動がスムーズになって来ました。夜は寝る時に自分自身を客観的に見ていると、その前まで眠気に襲われていたのに目が覚めるような感覚にもなりました。それでも参加されている他の方々から、ミックスボトルをほぼ一週間位で飲み終わってしまうと聞くと、なんだか自分はきちんと出来ていないような気がしていました。「本当に理解できているんだろうか私は?」「選んでいるフラワーエッセンスは正しいだろうか?」とも思いました。
でも、毎回に渡される花の資料に目を通していると、やはり「これかな?」と思っているフラワーエッセンスを選んでいる事は確かでした。そしてそのエネルギーの内容を見ると「あー、やっぱり」と、うなずけるもので、今の私には必要だと思うものばかりでした。理解出来ているとか出来ていないとかではなく、「ちゃんと自分は自分を解かっているんだ」と思えるようになりました。自分のペースで自分と向き合えば良いのだと思いました。
何回目かの実技で絵を書いた時は、何故か書きながら、とても楽しく思え、自分でも顔がニヤニヤしているのが解かりました。描いた絵は虹の絵でした。宇宙か雲の中だったか忘れてしまいましたが、淡い虹が上下から左右からと広がってとても優しい気持ちになりました。「和」と題名をつけました。恐らく自分が必要としている事なのかも知れません。一緒に仕事をしている人達の調和が上手く行かず、色々な意味でもモチベーションが下がってしまって良い状態ではなかったのです。
仕事のポジション上、その調和を上手く取らなくてはいけない役目が私でしたし、また自分自身もプライベートと仕事の間で煮つまっていて、「両方上手く」と言う考えがあったからとも思います。その変化が起きたのが、丁度7回目が終了してからでした。仕事上で急な変化があり、調和を乱していた人が異動となりました。その分責任や体力的な面では大変なことになりましたが、精神的な辛さが無くなった分楽になりました。一緒に仕事をしている人達のモチベーションも少しずつ上がり、お互いをフォローして仕事を進められる様になって来ました。私1人がフラワーエッセンスを飲んでいるのに、周りの人達へも少なからず届いているのかと思うと、とても嬉しい気分になります。いつも「どうしてこんな役目ばかり」と言うことが、仕事上多かったので私自身が救われた気がします。
2回目の時にヤマツツジ〈与える事〉のフラワーエッセンスを選びました。友人にそのことを話したところ、「与えること多いものね」と言われました。今まではそれがとても負担に思い、「何故いつも?」と思ってばかりでしたが、逆に私自身が生かされている、助けられているんだと気づきました。そう思えるようになると少し楽になり、自分にゆとりが出来てきました。何かが起こると悪いことばかりに結びつけていて、それを言い訳にして一歩踏み出す勇気がありませんでした。
でもフラワーエッセンスに出会って、少しずつですが自分自身を解かるようになり、同時に自分を許すことが出来るようになりました。「自分は自分なんだ。他の誰でもない。」と認めることで、なんだか心と体が一致したような気がします。時々自分自身を、別の自分が見ているような瞬間があったからです。今は自分と少しでもかかわっている人達を安らげるような手助けが出来るようになれば良いと思っています。