真紀
掲載日： 2009年 2月 23日

　

●気づきについて
　「マウントフジフラワーエッセンス基礎講座」を受けながら、自分にリーディングされたマウントフジフラワーエッセンスを飲んでいる内に、自分が見たくなかった・直面できなかった様々な感情と、向き合うことができるようになってきた。
　今までは、否定的感情＝悪いもの、として排除しようとしていたし、否定的感情を抱く自分のことも、いやで仕方なかった。自分の中に見たくないものが多すぎて、自分の内側でくつろぐことなど全くできなかったし、内側に「いる」ということが難しかった。自分自身の問題についても、「解決しなければ」「良くならなくては」と強迫観念のようなものを持っていて、「良くなれない」自分を責めたり、嫌って憎んだりしていたことに気づいた。否定的感情や、自分の問題など、自分にとって望ましくないものはすべて「悪いもの」として見ていたし、疫病神のように思っていた。

　「マウントフジフラワーエッセンス基礎講座」の第３回目あたりで、ふと、「これがスペースというものなのかな」という感覚に気がついた。何か、股間からおなかの辺りに空間ができているような感じで、そんな感覚は初めてだった。
　自分は今まで、いろんなものをぎゅうぎゅうに自分の中に押し込めていたのかもしれない、何でもかんでも押し込めたまま放ったらかしで、だから自分の内側にもいられる状態ではなかったのかもしれないと思った。

　スペースを感じるようになった頃、「判断しないこと」という講義を聞き、「スペース」と「判断しないこと」が自分にとってとても大事に感じられた。この頃から少し、瞑想が身近なものになってきたように思う。スペースがあると、自分の内側にいることができるような気がした。自分の内側にいられる、という感覚は、私にとっては驚きの感覚でもあり、喜びの感覚でもあった。
　「自分の内側のスペースにいること、判断しないでただ見ること」という状態を初めて体験できて、感じたのは、マウントフジフラワーエッセンスや講師のお二人からは、常にそのことについて伝えてもらっていたのかな、ということだった。
　これまで自分は、良いか悪いか・正しいか間違っているかなど何でも無意識に判断していたし、「判断しない」という言葉は知っていても、そういうあり方は知らなかった。「判断しないでただ見る」ことができるのは、自分の内側にスペースがあってこそなのだろうか、という気がした。

　第５回目の講座の宿題では、信じ込みに対するセルフワークがあったのだが、この時は、あまりの否定的な信じ込みの多さにがく然としてしまった。セルフワークをしていくうちに、だんだんと、自分にとっての信じ込みのおおもとのようなものが見えてきて、それは「欲求は我慢しなければいけない」というものだった。
　そのことに気づいた時、自分は今まで「我慢することが人生だ」と無意識に思い込んでいたし、実際その通りに生きていたのだな･･･と思った。信じ込みというのは、それをたどって行くと、あまりにも根が深くてどうしようもないように感じるが、やはり、自分がどんな信じ込みを持っているのかを知ったことは良かったと思う。

　マウントフジフラワーエッセンスを飲んでいて、気づきがあるごとに感じるのは、このフラワーエッセンスは本当に「無理強いしない」という言葉がぴったりだということだ。何かを突きつけたりはしないし、「良くなりましょう」と引っぱったり開いたりもしない。繊細で柔らかくて、いつの間にかじんわりと届き、やさしく促してくれるようなエネルギーだ。
　マウントフジフラワーエッセンスを飲みながら、つらい感情やつらかった経験、恐れなどを見たり受入れたりすることが何度もあったが、その働きかけは全体を通しておだやかだと感じた。このようなことを感じた時、開発者でもある講師のお二人のあり方が、マウントフジフラワーエッセンスにとてもよく表れているような気がした。何かやはり、マウントフジフラワーエッセンスとお二人に、同じような雰囲気を感じるのだ。


●体験について
　マウントフジフラワーエッセンスを飲んでいて、意味ある偶然の一致をいくつか体験した。
　パートナーとの間には、何度か偶然の一致が起こった。私の感情の解放を思わぬ形で手助け（？）してくれたり、私が恐れを感じている事柄について考えていたら、唐突にその事を話してきたり、などだ。単純に「不思議だなぁ」と思った。
　また、別の人との間にも驚くような偶然の一致があったのだが、いずれの場合も、そこに何かエネルギーの流れのようなものを感じたし、「不思議だけど、つながっているのだな」と思った。

　自分にとって特筆すべき体験は、自然とのつながりが深くなってきているのを感じる、ということだ。私はずっと自然が好きだったが、マウントフジフラワーエッセンスを飲むようになって、より自然を身近に感じるようになったし、自然を愛おしく感じるようになってきている。中でもやはり、花の存在には特に敏感になっているのか、花に出会った時の喜びが、以前に比べて増しているようだ。そして、今まではあまり好きではなかった花も、なぜか好きになってきている。また、私は、１０年ほど前から富士山がとても好きだったので、富士山周辺の花や自然のエネルギーとつながれるのは、嬉しいことである。


●「マウントフジフラワーエッセンス基礎講座」について
　「マウントフジフラワーエッセンス基礎講座」では最初から、エネルギーを感じる実技があったが、「いきなりそんな事ができるのだろうか？」と自分に対して思っていた。目に見えない世界にはずっと興味があったが、いざ自分が目に見えないものを感じようとした時、戸惑いがあったり、「うまく感じられるか分からない」と頭で考えたりしていた。「自分の感じたことは合っているのか」、「自分の感覚は正しいのか」といったことに気を取られていた。
　だがそれも、回が進むにつれ、見えないものを感じることに少しずつ慣れていった。見えないものを感じるということについては、最初は、現実とは離れたことのようなイメージがあったのだが、そうではないんだということが、感覚として感じられた。