〜「マウントフジフラワーエッセンス基礎集中講座(パート2)体験談」〜
M.U
●「マウントフジフラワーエッセンス基礎集中講座(パート2)」での体験
フルセッション実技の際、まずカウンセリングのステージが思った以上に難しかった。
思わず自分の意見や見解を口にしそうになった。
傾聴に徹しつつ、クライエントのテーマの照準を具体的かつ詳細に絞っていく作業は、共感で深く心を合わせつつ、冷静な部分も必要で経験が必要と感じた。
また、ゴールデンウィークに連続開催された各種「フラワーエッセンス講座」を受ける前に、3月末に講師のパビットラさんの個人セッションを受けた時強く感じたが、テーマを掘り下げて絞る作業はセラピストの妥協のない根気とクライエントの思考(意識?直感?)を引き出し、真にあるテーマへ導く技術が必要だと思った。
また自分がクライエント役をやったフルセッション実技を後日整理し直して感じたが、カウンセリングのステージでクライエントにテーマを認識してもらうある方法は、問題に向き合うことを意識化する上で非常に大切な過程だと感じた。
気負いすぎる事はないが、フラワーエッセンスを使っていく上でテーマを明確に意識することは重要だと思った。
●「マウントフジフラワーエッセンス基礎集中講座(パート2)」受講後の体験(1)
【講座でリーディングされたミックスボトルを使った体験】
私のテーマは禁煙も含め、セッションや講座などでエネルギーが整った気持ちの良い状態になっても、日常生活に戻ると低い波動に引っ張られがちになるので、日常生活でも良い気持ちで高いエネルギーを保っていたいと言うものだった。
4月末の「フラワーエッセンス基礎講座(パート1)」で調合したミックスボトルでは世界への肯定感や心の落ち着きを感じ、行動力も増した。
また新たに他者への恐れや人と関わることへの強張りのような感覚を強く感じるようになり、その原因を知りたいと思った。
時系列的には次段階の「マウントフジフラワーエッセンス基礎講座(パート2)」のミックスボトルを調合した後の心の流れだが、よくミックスボトルの内容を見ると自然につながったように思う。
3月まで鬱気味でまったく外に出ることがなかった私が、「フラワーエッセンス基礎講座(パート1)」で調合したミックスボトルを飲むまで別人のようにいろんな場所へ足を向けた。
神社仏閣や、講習会、今回の各種「フラワーエッセンス講座」、セラピーと、本当に休日のたびに休むことがもったいないと思うほど、スピリチュアルへの好奇心のまま飛び回っていた。
そして、「マウントフジフラワーエッセンス基礎講座(パート2)」で調合したミックスボトルに切り替わった2日後に久しぶりに外に出たくないと言う、お馴染みの感覚がよみがえってきた。
それだけではなく仕事に行きたくない、人の言動に苛々すると言ったネガティブな感情があふれてきた。
自然と立ち止まらざるを得なくなり、自身のネガティブな感情の元を辿ったところ、「フラワーエッセンス基礎講座(パート1)」で調合したミックスボトルの最後の時期に出てきた他者への恐れや打ち解けられなさ、もっと深く言えば他者への劣等感と嫉妬だった。
この感覚は私の中には古くからあるもので、それこそ小学校に上がるか上がらないかくらいの時期からずっと浮かんだり沈んだりしながら存在したものだった。
ちょうど数週間前に別の講習会で軽く前世の話が出ていたことを思い出し(その時は前世自体には、そう言う事もあるのだろうな程度で、それほど興味はひかれなかった)、前世までさかのぼらずとも自分の内面と向き合うべきタイミングと感じ、ヒプノセラピーを受けた。
1時間程度のセッションだったので、問題の核心までは到底たどり着けなかったが、自分のインナーチャイルドと出会うことができた。
彼女はなかなかこちらを見てくれない女の子で、セッションの最後でこちらを向いて笑ってくれた時、自然と涙が出た。
(後で気づいたが、意識の中で安心できる場所としてイメージした花畑は最初紫のコスモス畑だったが、最後には私の故郷のよく遊びに行っていた蓮華畑になっていた)
その後毎日夜にやっている瞑想の中でしばらく女の子は登場して一緒に遊んだり、それと同時に亡くなった祖父が出てきてたり、過去の忘れていた光景が思い出された。
どれも楽しかった記憶で、愛されていたのだと思い出した。
ごくごく自然にありがとうと感謝の気持ちが沸き、また、自分は一人ではないということが体感できた。
生死関係なく、肉親や先祖、マウントフジフラワーエッセンスの花たちや、高次元の存在、いろんなものとのつながりを実感した。
ただ繋がっていると言う感覚にわけもなくこんな感謝の気持ちを感じたのは初めてのことだった。
後日、「マウントフジフラワーエッセンス基礎講座(パート2)」受講生対象の「フルセッションの個人実技指導勉強会」で、わたしのカウンセリングに対しパビットラさんから「空気のような存在」と評していただいた。
私はこの表現を聞いたとき、祖母を思い出した。
祖母はとても穏やかで優しい人で家族の集まりでも全く自己主張はせず、いつもニコニコ笑いながら聞いている人だった。
私はそんな祖母がとても好きだった事を思い出し、ふと頑張って主張しなくてもいいじゃないと気付いた。
はっきり自分の意見を主張し、誰とも仲良く社交的にし、おとなしくしていてはダメ、と言う私の中では斯くあるべきと描いていた姿に到達できず、それができている人に嫉妬や劣等感をもっていたけれど、自分がそう言う性格でないのなら、それでいいではないかと思った時、華やかで快活な人、社交的な人、物事を上手くさばいていく人、自分にないものを持っている人に対しもはや苛々することもなく、自分は自分でいいと思うようになった。
そして、ふと気づけば、生活が少し変化していた。
お風呂はちゃんと湯船に浸かったり(以前はシャワー)、瞑想したり、寝る前に音楽を聴いたり、大した変化ではないかもしれないけれど、自分の中では変わったなと感じている。
以前のように無気力に何もしたくないと思うこともあるが、疲れてるのかと思うだけで、昼寝して一日無為に過ごすことに罪悪感もなくなった。
体験談を書くにあたり、今回のミックスボトルの内容を整理した。
・アイリス(ブルーバイオレット)は、周囲の影響を受けがちで、ネガティブに偏りがちな私に高次元への目を向けさせてくれた。
嫉妬・劣等感・すぐに低次元化する生活に戻りたくない、そう言うネガティブな思念へのとらわれを自然に手放しさせてくれた。
・シャクナゲ(ピンク)もまた、マイナスへ向かう意識をプラスへ転換してくれた。
フラワーエッセンスを飲むと正負、善悪が表裏一体だということを強く感じる。
つらい感情や嫌な感情があるから、気づきがあるのだなあ、とつくづく思う。
・リュウノウギクは、まさにインナーチャイルドへ働きかけてくれたのだと思っている。
突然の無気力状態の発生にごく自然に、外はいっぱい経験したから、そろそろ内側に向かい合おうと思えたのはこのお花の助けだったと感じる。
インナーチャイルドとの一連の流れでは暖かい気持ちで、何度も泣かせてもらった。
・ノハラクサフジは、今回の自分で自分に課していた古い規範について気づかせてくれたように思う。
集団の中でうまく立ち回る為に自身の個性を無視していた部分をクリアにしてくれた。
・ヤマツツジ(コーラル)のおかげか、一連の流れの後、仕事上の自分の状況や人間関係の悩みをリーダーの方に相談することができた。
いつも面倒で相談も避けていたが、実際に悩みを聞いてもらう事で、随分気分が楽になった。
分かち合う事は信頼する事なのかと最近考えることが多い。
・ネジキは、人の多い職場でなかなか一人になれないのだが、このボトルを飲んでいた間はお手洗いや休憩所でふと一人になることが多かった。
人のいる空間ではなかなか落ち着けない性分なので、とても助かった。
また、瞑想に集中しやすかったのもネジキのおかげかな、と感じている。
●「マウントフジフラワーエッセンス基礎集中講座(パート2)」受講後の体験(2)
【講座で学んだフルセッションを練習した体験】
クライエントモデル自身があまり心理的に問題を感じていない状態だったので、カウンセリングのステージは短く終わった。
最近結婚したばかりだが、相手と親子のような関係になっている。
相手のほうが親で、クライエントは子供のようにふるまってる。
また、相手は控えめだが性交を望んでいる状況だが、クライエントは乗り気ではなく断っている。
クライエント自身は心地の良い関係だが、相手がどのように感じているのか、気になっているが、聞けないと言う悩みだった。
エネルギーペネトレーションペンダント(EPP)を使ったヒーリングのステージでは第3チャクラに渦巻いて沈むような感覚、第7チャクラに引っ張られるような反応があった。
リーディングされたフラワーエッセンスは、ヤブカンゾウ・スピリッツ・ハリエンジュ・オオケタゲ・シロバナタンポポ・サオトメカズラ・トネアザミだった。
私自身がまだマウントフジフラワーエッセンスのそれぞれの花の性質に習熟しておらず、うまく内容をクライエントに伝えることができず、また夫婦関係と言うテーマに対し、リーディングされた花が7つ中4つが霊性に関連する花であり、クライエントも私も解釈に困惑する状況のまま、ひとまず2週間ミックスボトルを飲んでもらう事にした。
また、フルセッションを終えた日は瞑想がとてもスムーズにでき、自分と自分の体がぴったり合わさるような感覚があった。
翌日も気分がよく、視界の解像度が高くなったようなクリアな感じがした。
セッションと関係があるのかどうかわからないが、とても印象的な出来事だった。
後日、クライエントに経過を確認したところ、すこし謎が解けたように思う。
クライエントはテーマを意識してミックスボトルを使用してくれたようで、いくつか気づきを得ていた。
まず現在も性生活については変わらずだが、相手ができる事と自分ができる事が補完しあっていることに気づいた。
(肉体レベルではなく精神レベルで補完しあっている)
また、ある出来事があり、子供を作るかどうか話し合う機会が生まれ、その中で相手が、クライエントが過去に取った決断を尊重してくれた。
クライエント自身は花の意味と現状がやはり結びつかないと語っていたが、フラワーエッセンス自体は気に入ってくれたようで、すぐなくなってしまった、と語っていた。
また、別の話をしている時に、ふとクライエントが自身の物心ついたときから自立していた成育歴について語ってくれ、今回の花のリーディングへの理解につながった。
サオトメカズラとヤブカンゾウは、ある事情により、クライエント自身が親に甘える事無く幼いころから自立していた過去に対応して出てきたように思う。
子供であることが許されない環境で特に不満もなく生きてきたが、結婚相手に対し子供のようにふるまっているのは過去の子供のやり直しなのかもしれないと、クライエント自身が語っていた。
トネアザミ、シロバナタンポポについても、クライエントの過去の自立についてフォーカスしているように感じた。
(とても冷静でバランス感覚の優れたクライエントの印象は個人的にシャープな男性性を感じる)
この感覚はあくまでクライエントの経過報告を聞いたうえでの私の印象なので、正解はわからない。
オオケタゲとスピリッツについては、フラワーエッセンス側からの初めましての挨拶のように思えた。
クライエントはもともとスピリチュアルに興味をもっている人だが、フラワーエッセンスは初めての経験だった。
より花のエネルギーとつながりやすくしてくれたのかな、ととらえている。
ハリエンジュは今回のテーマにそってわかりやすく、深刻さの手放しと夫婦の関係性の新たな段階への手助けをしてくれたように感じる。
●最後に
フラワーエッセンスに興味を持ち使用始めた頃は、悩みや苦しみを消してくれる魔法の水のような感覚で使用していた。
しかし、各種「フラワーエッセンス講座」を通して勉強して、ミックスボトルを継続して使用していくと、癒しとはとても地道な作業なのだと感じるようになった。
地道にその時のテーマにフォーカスし、花の助けを得ながら、一つ一つ自分で気づいていく。
地道ではあるけれど、苦痛ではなく、感動的な気づきもあれば、何もわからない時もあり、でも、1週間、1か月と時間の経過ごとに振り返れば、自分が前より少し楽に変化していることを感じる。
これからも、継続してフラワーエッセンスとお付き合いさせてもらいたいと思っている。
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