マウントフジフラワーエッセンス プロ養成講座体験談
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〜マウントフジフラワーエッセンスプロ養成講座を受講して〜
舛田ノリコ
掲載日: 2005年 8月8日

昨年の一月に初めてフラワーエッセンスという神秘のエッセンスに遭遇し、三月からの「バッチ博士のフラワーエッセンス基礎講座」に始まり、今年の一月に日本フラワーエッセンス協会®のバッチ博士のフラワーエッセンスの認定セラピストとなり、そしてとうとう「マウントフジフラワーエッセンスプロ養成講座」もあと一回を残すのみとなりました。
思い返すと、初めて講座にうかがった日が随分前のことのように思われます。
本来ならば「マウントフジフラワーエッセンスプロ養成講座」に焦点を当ててレポートを書くべきなのでしょうが、何かとても感慨深い気持ちになってしまい、少し違う角度からの内容になってしまうのをお許しいただけたらと思います。

私が初めて飲んだフラワーエッセンスはバッチ博士のフラワーエッセンスでした。買ってすぐ、数字の共時性が度重なり、その他にもフラワーエッセンスとの縁を強く感じないわけにはいかない事がいろいろおきました。もともと自然界の神秘さや宇宙の偉大な力を信じていた私はフラワーエッセンスの書物を貪るように読むにつけ、もっと勉強したくなりました。精神的にもとても辛い時期でしたので、講座にヒーリング的な要素も感じられたハートサポートシステムの講座をおもいきって受ける事にしました。

「バッチ博士のフラワーエッセンス基礎講座」では、初対面の人たちの前で自分の事を話すのなんて嫌だと抵抗感があったのですが何のことはない、いざ自分の番になると、その度に感情が溢れて言葉と涙が止まらなくなるほどでした。もちろん浄化作用はありましたが、パビットラさん、サンバドさんのお人柄で、私にとってはあたかもヒーリングをうけているように感じられる講座でした。

「バッチ博士のフラワーエッセンスプロ養成講座」になるとロールプレイの実技が主でしたので自分がセラピスト役やクライアント役の時でなくても毎回集中し、ある種のよい緊張感を持って受講していました。私はプロ養成講座の最終日にセラピスト役でしたが、クライアント役の方が、入院歴のおありになる、とても感受性の強い聡明なまだ若い娘さんでした。多くを語れませんが、彼女とのセッションが私のセラピストとしての原点です。人様の心を一時でもお預かりするという行為の重さを、身に沁みて感じることのできるありがたい体験でした。

セラピストになる為の認定試験は試験そのものが大きな学びでした。セッションの技術、手順はもちろんですが、一番みられているのは実は、その時その時の心の在りようではないかと思いました。心の裸体をしっかりとみられている!心の中に余計なものが一切あってはいけない・・・心の在りようは誤魔化せないと思いました。そして「マウントフジフラワーエッセンスプロ養成講座」でもサンバドさんがおしゃっていた、セラピスト自身がセッション中に自分の気持ちをみつめることが、とても重要だと痛感しました。

マウントフジフラワーエッセンス! 新たなエッセンスとの出会いの始まりです。
まず、72種類という数! フラワーエッセンスの種類の多さに圧倒されました。私は視覚にかなり影響されるタイプなので、お花の写真を講座で一度見ただけでは今ひとつ物足りませんでした。プロ養成講座も終わろうとしている今頃になって、やはり写真を調達せねば・・・などと考えています。
基礎講座では浄化作用が続き心身共にかなり苦しくて、腰が退きかけてしまいましたが、最終日にリーディングされたフラワーエッセンスの中にあったハハコグサが浄化作用を緩和してくれたらしく、それ以降かなり気持ちが軽くなりました。

プロ養成講座では、クライアントの波動をダイレクトに感じてフラワーエッセンスをリーディングしていくことに、初めは違和感がありました。
三回目、クライアント役の方のフラワーエッセンスをリーディングする前に、まず、自分が天と地の両方にしっかりと繋がる様にいつもより時間をかけました。
するとクライアント役の方の波動も、フラワーエッセンスの波動も以前よりも格段に強く感じられました。それまで私は無意識に「私がしっかりしなくっちゃ!」とへんに力んでいたのかもしれません。ただ、感じていればいいだけなのに。空っぽになって、起こる事をそのまま受け入れていればよいのに。
これは私の生き方にそのまま当てはまるのでは!とすごい気づきになりました。この事は、「生きている」のではなく「生かされている」という生命哲学にも繋がっていることだと思います。思春期以降の私は思い込みの著しく激しいところがあって、例えばチャンスが来たとしてもそれが自分の思い描いていたものと少し違っていると、惜しげもなくやり過ごしてしまいました。今になってみれば何てオオバカモノかと情けなくなります。随分たくさんの天からのプレゼントを愚かにも受け取らなかったのだと申し訳ないです。
フラワーエッセンスのおかげで、様々な気づきを、時にはハッとさせられるやり方で、時にはさりげな〜いやり方で与えられてきています。でも気づいてからが大変です。そう簡単に今まで自分に沁みこんできた性根や環境など諸々なことを手放していくのは、たやすい事ではありませんから。でも、お花達は気づいた後のガイドもちゃんとしてくれるのだと思います。私が何も恐れず、起こる事を信頼してもっと、もっとオープンになれれば今以上に、沢山の素晴らしい状況の変化が、具体的な形となって現れてくるのでしょう。

プロ養成講座では、高次のエネルギーやスピリチュアルなものを、日常に於いて活かしていくタイプのフラワーエッセンスがリーディングされる事が多くありました。具体的な大きい変化は特にはないのですが、長年に渡り苦しみ続けた母との関係がほんの少し、でも深いところで良く変わってきつつあるように感じています。その鍵を握っているのは、私自身です。スサマジク強く強烈な個性の母に育てられた私は、いつの間にか自分を本当の意味で大切にすることに疎くなっていました。気がつけばもう人生の折り返し地点を過ぎようとしています。私は母に対する恨みの深さに気づいてしまいました。それは母に対する愛情と同じ深さです。なんともやり切れない・・・・。子供の頃から私の心はいつも愛と憎しみの両極に引き裂かれていたのだと思います。それ故いつも心が不安定になってゆき、気がつけば不安定さが私の性格のようになってしまいました。もう、母の気まぐれな言動やエゴに無意識に振り回されたり、怯えるのは止めにします!いちいち反応することと、誠実とは違うから。
この様な親子関係に生まれたのも、きっと私の成長にとって不可欠だったのでしょう。でも、遅ればせながらこのカルマから解き放たれる時期が、そろそろ来るのではないかと感じています。私の中には、押さえつけてきたエネルギーがマグマとなって溜まっています。今後このエネルギーを愛に変えていい形で外に放射して私らしく過ごしていきたいです。

こうしてレポートを書いたり、自分を見つめたりする時間の最後に行き着く気持ちは、いつも感謝です。それなのに普段の生活の中で、大切なその気持ちを忘れてしまっている時がなんと多いのでしょう! オットいけない、いけない自分を責めるのは良くないことでした。気がついた時に心して少しずつ前進していきましょう。

冒頭で述べたように、「マウントフジフラワーエッセンスプロ養成講座」に焦点を絞った文章ではなくなったこと、お許しください。
昨年の一月(講座を受け始めたのは三月)から今年の七月まで、フラワーエッセンスの力を借りて、さまざまな心の棚卸がありました。
でも、もし一人ぼっちでエッセンスを飲んでいたら、ここまで立ち直れたでしょうか? 疑問です。 
今でも、ときどき初めて講座を受けた日の事を思い出します。毎日が辛く、生きているのが重かったあの時期、講座が始まるのが待ちどうしいのと不安の入り混じった気持で自由が丘にむかいました。 でも、パビットラさん、サンバドさんのお人柄で、不安はすぐに信頼に変わりました。
まだまだ日本では馴染みの薄いフラワーエッセンス。ここまでには、様々なご苦労が有られたのではとお察しいたします。
お二人がこのような空間を創られたことに、いつも心からの感謝の気持ちでいっぱいです。
また、スタッフの方々には電話での対応や、きめの細かい心配りをしていただいて、ほんとうにありがとうございました。

私はこれからも自分のペースで、ゆっくりとセラピストをしていきます。
<自我を捨て、規則を捨て、疑いを捨て>
<すべては、自分の魂のために>
を心に刻み込んで!

こころから、ほんとうに、ほんとうにありがとうございました。