アンジュ
掲載日: 2008年 6月 7日
今回「マウントフジフラワーエッセンスプロ養成講座」を受けるとき、私自身のライフスタイルが大きく変わるときでした。夫の転勤が正式に決まり、引越しすることになりました。妻として夫と一緒について行くのは当然だと思っていたので、快く転勤の話を受け入れました。しかし実際、人と接する仕事をしている私にとって、遠方への住所移転はとてもリスクを高く感じさせ、精神的に揺さぶりをかけてきました。
カウンセラーの仕事をしているので、トラウマは随分解放してきたと思っていたし、「バッチ博士のフラワーエッセンス講座」でも勉強して来た自分には、解放したい感情がそんなに残っていない気がしていたのです。しかし、日を追うにつれて精神状態は激しく揺れ、夫との喧嘩が日増しに増えて行き、自分一人で生きていこうか、とさえ考える日々が増えて行きました。
「マウントフジフラワーエッセンスプロ養成講座」が始まった2月、一足先に夫が単身赴任で地方へ行きました。私は夫が居ないことで、好きな仕事を好きなだけ入れることが出来、段々と自由を味わうようになっていきました。しかし、その時に私が悩んでいた事は「子供が早く欲しい」と言うことだったので、「夫婦が仲良くなるように」と言うテーマでマウントフジフラワーエッセンスを選んで頂きました。
ペアでのリーディング実技で選ばれたマウントフジフラワーエッセンスは、マツヤニ、クサボケ、アイリス、リンドウ、ハハコグサでした。
マツヤニの「物質界の豊かさを受け取る」ことや、クサボケの「生あることへの感謝」、アイリスの「善へのチューニング」は、子供が欲しい私にとってとてもワクワクするような嬉しいメッセージでした。ですが、リンドウの「痛みを取り除く」ことや、ハハコグサの「インナーチャイルドを癒す」ことは、あれ?と言う感覚を受けました。子供を授かるという中に、私にとって何か痛みがあるのだろうか、等と自分自身を見つめました。
選ばれている最中は、ペアの相手と自分のエネルギーのぶつかり合いにちょっとドキドキしたり、自分のエネルギーの変化が(今にして思えば)感情と共に密度が厚くなったり、薄くなったりといろいろ変化をしていたのがわかります。
次に、相手のマウントフジフラワーエッセンスを選ぶ番になりました。
最初は、エネルギーリーディングでボトルを選ぶと言う作業に戸惑い、そんなもの感じることが出来るのか、自分だけ感じなかったらどうしよう?などとドキドキしていましたが、実際他の人のエネルギーを感じていくと、いろいろなメッセージを受け取ることが出来たので驚きました。そして、妙に確信に近い納得をしている自分がそこに居ました。
ある回のペアでのリーディング実技で、講師のサンバトさんのセッションをさせていただいたときには、過去世が垣間見えました。ちょっと変わったマントラのようなものが圧倒するように背景に表れて、守られているんだなぁ、以前?今世?も、とても勉強したのだろうなぁ、などと思いました。
その後の回で行ったペアのリーディング実技では、
・ヤマブキ、モモ、クサボケ、ハリエンジュ、ニラ
・ノビル、シャクナゲ(ピンク)、ワレモコウ、フジ(蕾)、ミツバツツジ、ウツギ
・メイゲツソウ、モモ、ミツバツツジ、シロバナタンポポ、ミゾソバ(ピンク)、トネアザミ、ハハコグサ、
ハリエンジュ
と選ばれていきました。
何回目かの時、クライエントやボトルのエネルギーのリーディングについて、講師からの聞き取りによる個人チェックがありました。詳しく説明することになったとき、とてもドキドキした自分がいました。自分の中で、人に言うのが恥ずかしいと言うか、話すことが嫌で、とても緊張してしまいました。自分の番が来る間に何度も前回選んだフラワーエッセンスを飲んで深呼吸をしたり、といろいろしたのですが、いっこうに心の焦りがおさまらず、ふと、あることに気が付きました。
私は何故、他の人のように素直に表現できないのだろうか、評価されるのでなく、ただ質問されているだけなのに、自分のことを表現するのが苦手な自分が現れてきました。逃避したい自分、自分の才能を信じることができない自分が現れてきました。
回を重ねるうちに、段々とマウントフジフラワーエッセンスを選ぶテーマも、「夫と仲良くするためのフラワーエッセンス」から、「変化することへの抵抗」、そして「母へただ与えるだけの愛情をもつ」と言う風に変わって行きました。つまり、私の中で夫と仲良くすることに抵抗があるということが、母への表現、何かの確執があるように思われたのです。
その頃に選ばれたマウントフジフラワーエッセンスは、
・シロバナタンポポ、ハハコグサ、ミツバツツジ、ダンコウバイ
・ツバキ、アメリカセンダングサ、リンドウ、ダンコウバイ、オダマキ
全体を通して、同じものが何度も出てくるのに気が付きました。私の場合は、ハハコグサ、ミツバツツジ、シロバナタンポポ、クサボケ、ハリエンジュです。
特にハハコグサは多く出てくるので、あるとき、あっ・・・って気が付きました。私がずっとテーマとしてきた夫婦間の問題は、ハハコグサが意味する母親との関係を表しているのではないか、と言うことです。母親が父親に対して素直に甘えることが出来なかったことが、私にもトラウマ(確執)として残っていることに気が付きました。
そして、ミツバツツジのただあることへの愛、愛をより高い次元にもたらしたいと言うメッセージが表面だけの意味ではなく、私の中の核に近いところへ響いてきました。
また、「マウントフジフラワーエッセンス基礎講座」でも、ミゾソバ(ピンク)が出るときには、とても大きな喧嘩をしたり、言ってはいけないことなどを吐き散らしてしまうことがありました。ミゾソバ(ピンク)がハートスパークのためでしょうか?心の奥にしまっている「どろっ」とした感情が出てきました。そこに、夫に甘えられない自分は、本当は母親との確執に原因があることが見えてきました。
しばらくすると、転勤が嫌なのではなく、環境が変わることが嫌な自分も出てきたので、その理由はなんだろうと思いました。そして、手の指や甲には急に湿疹が出来、とても痛くなりました。その原因を自分自身の手に問いかけると、左手の中指は「約束」、右手の甲は「幸せの象徴」(結婚)と出てきました。ある人の本によると、中指は怒りと性の象徴とのことでした。
自分用にミックスしたマウントフジフラワーエッセンスは、飲んでいると、スーっと楽になっていく感じを受けます。その回のミックスボトルがよく見つからなくなってしまい、前の回のものを飲むこともありました。その回と前の回のテーマが複雑に絡み合っているのか、前の回のミックスボトルを飲み続けたいと思うことも多かったです。ちなみに、手の湿疹は、ミックスボトルを選んだ時点から急に痛みがひき2-3日で治ってしまいました。心と体がつながっていることと、ミックスボトルが体に近いエネルギー領域への変化も強くもたらすことを実感しました。
最後に、クライエントモデルさんに遠隔リーディング&ヒーリングのセッションをしたときのことです。本当に出来るのだろうかと不安になりましたが、いざやってみると揺ぎ無い感覚で確かに遠隔セッションが出来ました。しかし、今回はテーマに沿ったマウントフジフラワーエッセンスが選ばれたようにはあまり感じられなかったのですが、そのままクライエントモデルさんに渡しました。すると、クライエントモデルさんから感想が返ってきました。どうやら、自分がずっと悩んできたテーマ(本音)が選ばれていたようでした。
クライエントモデルさんもテーマにはいくつか候補があったようですが、他の人にも内容を話すことになると説明すると、当たり障りの無い内容にしたようでした。しかし、驚くことに、選ばれたのはその人が本当に望むテーマに沿ったマウントフジフラワーエッセンスだったようです。
フラワーエッセンスは学びたいと言う強い気持ちで勉強しだしたわけではなかったのですが、気が付くと引き寄せられていたようですね。何にしても、『偶然は無い、必然だ』と言う言葉が思い浮かびます。これからも、私にとって、フラワーエッセンスは信頼足るべきパートナーとして末永い付き合いになりそうです。
講師の方々、いろいろとサポートしてくださりありがとうございました。感謝の気持ちでいっぱいです。
そして、フラワーエッセンスと縁があったことにも、今更ながら深く感謝しております。
本当にありがとうございました。