〜「マウントフジフラワーエッセンスプロ養成講座」体験談〜
Y.K
掲載日: 2011年 1月 12日
●ボトルの見立てと作用・使用者の在り方
「マウントフジフラワーエッセンス基礎講座」を修了し、「マウントフジフラワーエッセンスプロ養成講座」に入ると、マウントフジフラワーエッセンスの働きかけの感じ方にある種の傾向が見られることに気づいた。
結局は見立てという事にぶつかるのだが、私の場合は選ばれたマウントフジフラワーエッセンスのうち1種類か2種類のボトルの作用を強く感じるパターンと、比較的満遍なくそれぞれのボトルの作用を感じるパターンとに二分されることが多い。
前者の場合、その他のボトルは主たる働きかけをサポートする役割を担っていると考えられる。すなわち、より現実的な結果を伴う行動や気づきを促すボトルと、そのエネルギー的な土壌となるある種の精神状態、エネルギー状態を作り出すように作用するボトルとの組合せがその典型である。
具体例としてはモモやミゾソバ(ピンク)がオダマキをサポートし新しい人々や世界へ開いていくのをさらに促進させたり、シャクナゲ(ピンク)やオオケタデがフジアザミと組み合わされることでより調和の取れた広い意味でのリーダーシップを実現できるようにしたりといったことが挙げられる。
中核となるボトルとその潤滑油もしくは方向付けのようなボトルとが、7本中1:6や2:5のように単一のテーマに集中した形で組み合わされる場合もあれば、3:2:2と三つのテーマに分かれることもある。
用途を意識して人為的にこういった組合せを作ることはあるが、セッションで選ばれるボトルにもこのように全体性を意識した役割分担型の配置が現れるのが興味深い。
過去に選ばれたことのあるボトルが再び選ばれることも増えてきたが、選ばれる度にその組合せによって役割や意味が大きく異なる可能性があると思われる。
このあたりは設定するテーマの内容や構造によって求められたとおりにボトルが選ばれたと考えることもできる一方、各ボトルの多面性や多次元性を考慮すればテーマ設定という行為自体がピックアップする情報を選び見立てに影響を与えている面があるのも事実ではある。
実際にテーマの設定内容が曖昧で焦点が絞られていないほど、変化の感じ方は一極集中型ではなく一つ一つのボトルの作用が分離し散開した形になりやすいと思われる。
いずれにしろ意識的であれ無意識的であれ見立てや作用の形、内容、そしてそれを得るまでの過程も一種のメッセージであり、善悪や優劣などの二元的な判断が伴われるものではないのだが、できるだけ変化を感じたいが故にその過程にもっと意識的でありたいというのが素直な気持ちである。
基本的にフラワーエッセンスの作用の強さは、見立ての影響という観点から見ても使用者がテーマをどれだけ明確にしてそれと向き合い意識できるかと比例することが多いように思われる。ただし、その一方で忘れた頃に想定外の角度からアクシデンタルな形で作用がやってきて驚かされる場合も少なくないため、セッションを行う時のように丁度良い形で閉ざさず手放すことも大事なのだと思う。
マウントフジフラワーエッセンスを使用する際の在り方というのは忘れてはならない非常に興味深いテーマであると感じている。
●セッションにおけるセラピストの在り方
また、セッションでのセラピストとしての在り方も自分なりにではあるが次第に固まってきている。
個人的には現段階でセラピストとして最も要となるのは、より高次元のサポートを得るためにできるだけクリアでピュアなチャネルであろうとすることだと考えている。
そのためにグラウンディングして上と繋がりハートに座するというセンタリングを行い、場に意識的でいられる程度にマインドから距離をとる。このマインドとの向き合い方というのが「マウントフジフラワーエッセンスプロ養成講座」における一つの大きなテーマであったと感じているが、講座で配布された資料が示唆に富んでいて非常に役立ったと思う。
そしてセッションの途中で何が起ころうと持ち直すことは可能で、結果的には選ばれるべきボトルが選ばれるということを身をもって学べたのも大きな収穫である。そういう意味では起こることを許して信頼するというのもセッションを行うにあたって重要な鍵となってくる。
課題としては、自分のグラウンディングの仕方が関係しているのか、エネルギーペネトレーションペンダント(以下EPP)や遠隔セッションを行うと消耗が激しくフラフラになってしまうことや、センタリングがすぐに崩れてしまうことなどが挙げられる。
また、自他の各チャクラやエネルギーボディ(サトルボディ)への感覚を研ぎ澄まし、自分の中でより明確にそれらを形容できるようにしていきたいと思っている。
「マウントフジフラワーエッセンスプロ養成講座」でフルセッションを行って驚かされたのは、ペアになった方と共通するボトルが自分にも選ばれることが多いことである。セラピストとクライアントとの相性や組合せによって起こる影響や変化に着目するのも面白いかもしれない。
●日常における超感覚の変化
個人的な感じ方の変化としては、まず「マウントフジフラワーエッセンスプロ養成講座」に入った辺りから夢のパターンが変わってきたように思う。
これまでは割と馴染みのパターンや場面でのローテーションが多かったのだが、今までにないロケーションやシチュエーションでの夢が増えてきている。
それから人のエネルギーに意識的になった所為か、オーラの見え方が以前より立体的になったり、他人の肉体的症状や感情的感覚が自分を通して再現されたりすることが多少増えたように思う。
ネガティブな質のものを感じることが多いのは、自分の周波数の焦点の当て方や相手と共通する否定性に原因があるのではないかと考えている。
肉体的なものは物理的に近づくほど感じやすく、距離の離れた対象になると感情的なものを拾いやすいようにも感じる。無意識的意識的に他人に責任転嫁しようとしてしまっていることもあるかもしれないが、その感覚を割とはっきりと他人のものとして自分の体の少し外側で感じることが間々ある。
善し悪しではあるが元々全て自分のものだと決め付けていたとしたら、そして自分のものと他人のものとを判別する手がかりが得られるのだとしたら肯定的な変化の過程なのだと思う。
●意識的である事
どんなことであれ意識的になるということがその対象に対する感じやすさにつながる気がする。
したがって感性を育て世界を広げると共に、とらわれることなくグラウンディングやセンタリングに意識的でいて、いつでも自分のハートに立ち戻れると覚えていることが日常生活でも大切であり、自己成長の揺るぎない一歩一歩へと繋がるのではないだろうか。