〜「バッチ博士のフラワーエッセンスプロ養成講座」を受講して〜
匿名希望
掲載日： 2010年 8月 26日

　　　　　　　　　　　　　
いつもどんなに具合が悪くてもガンとして病院へは行かない母。。。今回も限界までガマンしたのだろう。母に付き添い病院へ行くと、手術を勧められた。
そんな日から「バッチ博士のフラワーエッセンスプロ養成講座」は始まった。

第１回目に私にリーディングされたのは、スウィートチェストナット、ウォールナット、オリーブ。
その２、３日後、テーマは違えど練習で母に必要なフラワーエッセンスをペンジュラムでリーディングしてみると、同じくスウィートチェストナット、ウォールナットを含む数本が選ばれた。　
また、初回にペアを組んだ方がテーマを設定する際に「母との関係が・・」と口にされた。（結局彼女はその日、別のテーマを選ばれたのだが）
私はそれらの出来事がすべてシンクロしているように思え、とても印象に残った。

私はマザコンだ、と思う。幼少の頃、事情があって離れて暮らしていた時間が長かったせいかもしれない。身体は決して丈夫ではないのに、いつも限界を超えて頑張り続ける母を、常に心配していた子供だった。母に「心配をかけてはいけない」「寂しいと泣いてはいけない」「母が（父や姑に）責められないようにいい子でいなければ・・」そんな子だった。
でも最近の私ときたら、母に全然優しくない。。。なぜもっとやさしくできないのだろう。と悩んでいた。

お互いが深い絶望感を隠しているのかもしれない。母はまさに限界に達し、人知れず絶望の極地にいたことをずっと隠していたような気がする。私はそばにいて「そんな母」の様子に気づいていたはずなのに怖くて？認めることができなかった。だから母にどこかそっけなく、きちんと向き合うことができないでいたのかもしれない。

スウィートチェストナットは絶望の極地にありながらも、はるかかなたに「光」があることを知っている人だという。「変容」「解放」と関係があるフラワーエッセンス。安心感と信頼を与えてくれる「光」。その「光」と繋がることを助けてくれるフラワーエッセンス。
母にはもっと家族を信頼し、一人で頑張りすぎてしまうことを手放してほしいと思っている。
そして、私にはこのボトルが第1チャクラにリーディングされていることから、「光」を信じて“今ここに生きる”ということを選びとらなければならない。私という身体を感じて、この地上にしっかりと根づいてこそ、母との関係も築いていけるのだ。内側の葛藤（外に見せる自分と内側の自分との対立状態）に気づき、いま「変容」していく時なのかもしれない、お互いに・・・。そんなことを感じた。


その後も「バッチ博士のフラワーエッセンスプロ養成講座」に行く度に、私には繰り返しウォールナットがリーディングされた。3週間連続！！最優先する1本だけを選んだ回でも、ウォールナットだった。
母との関係はもちろん、いま自分にとって「変容」「変化」の時なのだとフラワーエッセンスが繰り返し教えてくれている。いや、「変化」の時期なのだと実は私は重々承知だったはずである。
というのは、何年にも渡って自分自身の中の不調和のような、ここではないのにどこだかわからない感覚というか、自分自身を見失って物事を判断することが難しくなっていた私が、ここ数年で突然現れた（いや、長年あったかもしれない）自分の直感を信じて、昨年、長年勤めたある意味居心地のよかった職場を退職するという大きな決断をしたからである。

「私は何者であるのか」「何のためにこの人生があるのか」を知りたいと思いつつも逃げてきた私がようやく初めの一歩を踏み出したのである。でも、2歩目はなかなか踏み出せない。新しい方向へ進むことを予想以上に怖がっている自分がいた。勇気が出ないでいる。自信はもちろんない。。。
隙あれば退職したことを後悔しそうになる自分を必死で遠ざけた。家族や周りの人々からの「あんなに長いこと頑張ったのに、その年齢になってからなんで辞めちゃったの？これからどうするの？」、私の退職をまだ知らぬ友人からの「不景気なんだから○○ちゃん、絶対辞めちゃダメだよ！」の言葉に固まりながら。。。

この頃、私は何かというとすぐに無気力になり、体がだるくていつも眠い。。苦しいようなぼーっとしてしまう自分に嫌気がさしていた。
そんな時、繰り返しリーディングされてくる「ウォールナット」は、確かに私に寄り添いやさしく守って（保護して）くれた。おかげで直観を信じた時の私の感覚、自分のスペースを保つことができたように思う。
「よかったんだよ」「（私の決断は）あっている」と言ってくれている気がした。


2度目のウォールナットがアグリモニーと共にリーディングされた時、ここ数年の自分を振り返るため何年分かの手帳をひっくり返してみた。
そこには、頑なに変化を避け、“我慢”だけを得意としてやってきたが、何度も同じ病気にかかり会社から病院へ搬送される私から→“何かが違う”ことを気づき始めた私→退職を決断するに至る私がいた。
自分の限界を知らずいつも○○過ぎてしまっていた私。いつもどこかの痛みをこらえていた。「それが（痛みをこらえているのは）普通。でも大丈夫ですから！」と笑いながらいう私にたまりかねて『我慢は美徳じゃないのよ！！』と教えて下さった先生がいたことも思い出した。


最優先するフラワーエッセンスとして3度目のウォールナットを飲んでいる時には、全く違う記事に興味をひかれ、たまたま購入した雑誌の占いの頁に「人生の大転換期。ワクワクしながら新しい扉を開けて」と書かれていた。
何からなにまでが私の変容を促そうと後押ししてくれているように思えてならなかった。自分を信じて2歩目、次は3歩目と焦らずに少しずつ私のペースで歩いていこう、そう思えるようになった。
また、今までは周りの声（すなわち自分の考えを投影した声）に怯えて、行動をおこすことすら足がすくんで出来なかったが、「行動する」ことでしか、不安を払拭できないのだと頭ではないところで気づくことができた。そして、なによりその“恐れ”を自分自身が作りだしていることも。


「バッチ博士のフラワーエッセンスプロ養成講座」の回が進むにつれ、自分自身が一皮ずつむけていくような少しずつ深い部分を観ることになっているような気がした。　意識では正直「観たくないのに」と思うこともある。でも準備ができて（しまった）ということなのだろう。


フラワーエッセンスを飲んだ時の体験以外に、「バッチ博士のフラワーエッセンスプロ養成講座」の中で印象的だった出来事がある。ロールプレイ実技でセラピスト役をした時である。
カウンセリングのステージからスタートさせる時、あまりの緊張にどうすればいいかわからなくなっていた。でも、落ち着いて自分がスタートさせなければ話にならない。腹をくくって、クライアント役の方に「今日は、・・」と話し始めた直後、自分の？？が、右上にズレていくのを感じた。（弊社注：「？？」とは、エネルギーボディ(サトルボディ）のある層の事）
「まずい！」このままでは、どこかにいってしまいそうだったのである。その時、これもまた不思議なことに、ズレていってしまいそうになる自分を必死に引き戻した！引き戻せたのを今でもはっきりと覚えている。こんなことは初めての体験であった。
あれはなんだったのか・・。気になったままロールプレイ実技終了後、振り返りのシェアリングに入ると、講師の方から「微細な次元に共振する質があり、エネルギーが上にいきやすい」とご指摘を頂いた。自分自身がセンタリングされていなかったとのことだった。

私は常々顔が赤く、ほてりやすいことを悩んでおり、それは冷え症や頬の皮が薄いから・・などいろいろな方から指摘されたことがあったが、この時、講師のパビットラさんから伺ったこのことが一番の原因だったことがわかった。
なぜなら、その時同時にアドバイス頂いた「腹センター」をその後意識するようになったら、格段に赤面の回数が減ったからだ！！びっくりした。

腹センターを意識して自分をセンタリングすることは、セッションを行う上でもとても重要だと教えて頂き、またそれを身をもって体験することができた。


その他にも、ここに挙げられないくらいたくさんの貴重な経験をさせていただきました。フラワーエッセンスはもちろん、「バッチ博士のフラワーエッセンスプロ養成講座」の場は、私にたくさんの気づきを与えて下さり、パビットラさんやサンバドさんはもちろん、ご一緒させて頂いた受講生の皆さんも私にいろんなことを教えて下さいました。あの場で皆様とご一緒できた時間や空間は、私の宝ものになりました。

どうもありがとうございました。