バッチフラワーエッセンス プロ養成講座 体験談
直線上に配置

バッチフラワーエッセンスプロ養成講座」体験談

匿名希望

●「バッチフラワーエッセンスプロ養成講座」の体験談を書くにあたって
「バッチフラワーエッセンスプロ養成講座」期間中の私は、時間的にも精神的にも余裕がなく、学んだ内容を復習することができず毎回自信のない気持ちで参加していました。

2人の子供たちが2人共受験生で、それぞれに問題を抱えており、先行きの見えない不安や心の葛藤でいっぱいでした。
また、転職して間もなかったこともあり仕事に関しての悩みもありました。

今回、この文を書くにあたって、「バッチフラワーエッセンスプロ養成講座」で使用していたノートを見て驚きました。
走り書きが少しある程度で、自分に選ばれたフラワーエッセンスの名前すら書いてないのです。
ミックスボトルも既に煮沸消毒してしまったのでラベルで確認することもできません。
記憶を頼りに書いてゆきます。


●第2回目
講師のパビットラさんによるフルセッションライブの見学では、技法の習得よりもフルセッションの雰囲気に引きこまれてしまいました。
見学しているだけで「沈黙のスペース」の心地良さに私まで癒されるようでした。
しかし、この「沈黙のスペース」を作ることが私にとってどれだけ難しいことか。
その後の回で何度も思い知らされることになりました。


●第3回目
ペアを組んでのフルセッションの練習では、先に私がセラピスト役になりました。
フルセッションの手順等もあやふやだったことに加え、少し前に仕事で上司から受けた注意への納得できない気持ちが頭から離れず、精神的に大変不安定な状態でした。

クライエント役の方のテーマは、お仕事に関するものでした。
不思議なことに次に私がクライエント役になった時のテーマと対になるようなテーマでした。
クライエント役の方は上司としてのお悩み、私の方は使われる側の悩みでした。
私がセラピスト役となったフルセッションは良い点がなく、ヒーリングの声かけも大きな声で棒読みのようでした。
ペアになった方には申し訳なく劣等感ばかりが残りました。

次に私がクライエント役になった際は、その時抱えていた仕事上の不満を吐き出しました。
冷静な状態ではなかったように思います。
横になってのヒーリングで、花達のエネルギーを受け取る誘導ヒーリングの後半の声かけを聴いた時に、両腕が強く床に固定されたような感覚を覚えました。
声かけにあったような柔らかいものではないけれど、引力に引っ張られているような感覚はとても心地の良いものでした。

選ばれたバッチフラワーエッセンスの中にヘザーがありました。
初めて選ばれたフラワーエッセンスですが、何故私が「ヘザー」?との思いでした。
今まで他人に対してこの人はヘザータイプとは思っても、自分にヘザーの面があるとは考えたことがなかったのです。

オブザーバーとして私達のペアについてくださっていたパビットラさんの言葉にはっとしました。
ヘザーは援助職として働いている私の利用者の方達との関わり方の特徴を示していました。
利用者の方に共感しすぎてしまったり、親しくなりすぎてしまうことは、利用者の方のためというより自分の孤独感を癒すため。
私の方が利用者の方達に何かを求めてしまっている。
しゃべり過ぎてしまうのもそのため。
今まで気がつかなかったのです。
これも「スペースを持つ」という私の課題だと思いました。

こんなふうに今回の「バッチフラワーエッセンスプロ養成講座」では、見えなかった自分、見たくない自分と向き合うことになったのです。
それは時としてとても苦しい過程でした。


●第4回目
この回のフルセッションの練習のペアの相手として決まったのは、講師のサンバドさんでした。
正直とても驚きました。
私がサンバドさんにフルセッションをする?
自信のなさでいっぱいでしたが、逆に私がクライエント役をする時はサンバドさんのフルセッションを体験できるのでとても幸運な機会だとも思いました。

サンバドさんのフルセッションはとても印象的なものになりました。
この時の私のテーマは何だったのかはっきり思い出せないのですが、「自分を安定させたい」とか「自分をしっかり持ちたい」といったものだったと思います。

まずカウンセリングでは、サンバドさんの誘導で、話すつもりのなかった子供時代のことをいろいろと話しました。
それはとても心地良く話しているうちに心に閉じ込めていたものを解放していくように感じました。
サンバドさんは自然に話を引き出してくださいましたが、これはまだまだ私には難しそうだと思いました。

ヒーリングはとても不思議な体験でした。
横になって目を閉じヒーリングを受けていると、突然目の前に真っ青な肌のタイの踊り子のような衣装を着たとても美しい顔立ちの神様(と私は思いました)の顔が迫ってきたのです。
その青い神様の優しいほほえみを見て涙がどっとあふれました。
そしてその青い神様は後ろを振り返りながらだんだんと姿が小さくなり見えなくなりました。

インドの神様のように見えたその青い神様がバッチフラワーエッセンスとどんな関係があるのかは分かりませんが、起き上がって選ばれたフラワーエッセンスであるチコリーの写真を見て、チコリーの花の色と神様の肌の色が良く似ていると思いました。
何が何だか分からない状態でしたが、何故か私は青い神様と別れるのが辛くて涙を流し、そして大きな癒しを得たように感じました。


●第5回目
前回大きな癒しを得たものの、自分がセラピスト役となり、サンバドさんにフルセッションを行ったこの回は、何もかも上手くできなかったように思え、かなり落ち込んでしまいました。

やはり「沈黙のスペース」が課題となりました。
相変わらず忙しい日々が続き、さらにフルセッション習得に身が入らない自分に対してもどんどん自信を失ってゆきました。
そんなうつうつとした中で、急にある言葉が浮かびました。

「犀(さい)の角のように独り歩め」
20年以上も前に、今はもう亡くなられたある有名な作家の方にご縁があって、サインをいただいた際に書いていただいた言葉です。
当時は意味もよく分からず、なんだか孤独な感じがしてあまり良い印象が持てませんでしたが、その作家の方の学生だった私達に対しての腰の低さと握手の手の暖かさ鮮明に覚えていました。

今になって初めてその言葉の意味を知り、当時活躍していて華やかに見えたその作家の方の人生は決して順風満帆なものではなく、悩み苦しみが沢山あったことを知りました。
フラワーエッセンスとは関係のないような話のようですが、ハートサポートシステムの講座はいつも当初の予想とは違った展開になってきたような気がします。


●第6回目
この時期は子供が夏休みに入ったこともあり、ますます慌ただしく過ごしていました。
そして前日子供が体調不良を訴え、第6回目は欠席となってしまいました。

個人補講についての連絡をいただいてからは、しばらく受けるかどうか迷っていました。
日々の忙しさに加え、セッション技法に全く自信がなかったため、修了しなくても良いのではと思えていたのです。

しかし思いきって個人補講を受講して正解でした。
単なる欠席回の分の講義ではなく、まるで個人セッションを受けたように身心が軽くなったのです。
「バッチフラワーエッセンスプロ養成講座」開講当初よりのうつうつとした先が見えないような気分は個人補講を終了したことで、まるで私の苦しみがプログラム全てを完了したかのようにほぼ解消されてしまったのでした。


●遠隔セッションの練習体験
クライエントモデルは高校生で受験を控えた息子です。
テーマは「納得のいく写真が撮りたい」
鉄道写真がライフワークの息子にはとても大事なことですが、フラワーエッセンスのテーマとしてはどうかなと思いました。
いつの間にか作用している、穏やかに作用するフラワーエッセンスですが、このテーマでは白か黒、成功したか失敗したかという結論になります。

元々は息子に飲ませたくてフラワーエッセンスを始めたのですが、時々飲ませては「作用しない」と言われていました。
この写真が失敗したら益々フラワーエッセンスから離れてしまうのではと不安にもなりましたが、ある意味面白いテーマと思えました。

選ばれたバッチフラワーエッセンスは「ホリー」
ホリーを飲み始めて3日目ぐらいに初めて撮影の日がありました。
鉄道写真は技術だけではなく、天気、情報、予定の変更がないなど、撮影者の努力だけではどうしようもないような条件も重なって成功します。
せっかく時間とお金をかけて出かけてもうまくいかないことも多く、その時の落ち込みは想像以上です。

その日の関東地方は雨の予報。
どうなることかと気をもんでいました。
帰ってきた息子に結果を尋ねると、「撮れた」との返事。
聞くと、関東地方の他の県は雨だったが撮影地の県だけ晴れだった。
しかし撮影地は深い霧がたちこめていた。
それが車両到着の10分前に霧が晴れ、雲ひとつなくなった。
また、駅で偶然小耳に挟んだ情報が役に立ったとのこと。
ホッとしたのは言うまでもありません。
これをきっかけに息子はフラワーエッセンスに肯定的になったようです。

「感情を通して、無条件の愛を経験する」
ホリーがどのように作用したか私には説明できませんが、バッチフラワーエッセンスの可能性を感じた出来事でした。


●対面のフルセッションの練習体験
クライエントモデルは、やはり息子です。
今回のテーマは受験生らしく「「受験勉強がはかどるようになりたい」
相変わらず私のフルセッションは抜けてしまった部分も多く、息子の方の感想も「よく分からなかった」でした。

選ばれたバッチフラワーエッセンスは、
クレマチス(臨在、グラウンディング)
ホーンビーム(個人の意思を達成していく力)
ミムラス(形式の中での自由)
結果はまだまだ分かりませんが、毎日バッチフラワーエッセンスを飲むようになってからは、以前のようなひどい落ち込みがみられなくなったように思えます。

実は本格的に受験勉強をするきっかけになったのは、先が見えず、元気がなかった9月頃にバッチフラワーエッセンスのオリーブを飲ませたことではと思っています。

夏が終わったころの息子は、目指したい大学はあるが、学力的にまだまだ足りない。
しかしどうしてもやる気が出ないことに悩んでおり、うつうつとした日々を過ごしていました。
親子で話し合った結果、どうしてもやる気が起きないなら今の息子の学力で確実に入れる大学へ行こうということになり、ひとまず落ち着いていました。

しかし元気のない様子は続いていたため、ペンジュラムでリーディングしたオリーブを飲ませたのです。
元気が出てきて喜んでいましたが、ある日突然、やはり第1志望に挑戦すると言い出し驚かされました。
この時期からの勉強で間に合うだろうかと心配は増えましたが、オリーブの作用にはびっくりしました。


●「バッチフラワーエッセンスプロ養成講座」受講後の体験
日々の忙しさは変わらず、慌ただしい毎日ですが、落ち込んだりイライラしたりということが減り、精神的に安定しています。
援助職である仕事については、利用者の方と前よりもうまく距離がとれるようになったように思え、以前よりずっと働きやすくなりました。

今思うと「バッチフラワーエッセンスプロ養成講座」が始まった頃は、物の見方がずい分偏っていたように思えます。
口には出さなくても自分と違う意見を心の中で否定することが多かったことに気がつきました
今回の「バッチフラワーエッセンスプロ養成講座」を終えて、今後の私の課題は、他者に合わせることが多かったこれまでの人生から、自分を大切にする人生へシフトしていくこと。
少し離れた場所から自分を見つめ、自分の判断に自信を持てるようになることです。

バッチフラワーエッセンスと出会ってから2年半ですが、まだまだ理解できていない部分が沢山あります。
これからもバッチフラワーエッセンスに関して理解を深めていきたいと思います。
どんな発見があるのか楽しみです。