[マウントフジフラワーエッセンス基礎講座]体験談
Y.K
掲載日: 2010年 10月 27日
「マウントフジフラワーエッセンス基礎講座」の第1回目(第1チャクラ・第1身体)から第2回目(第2チャクラ・第2身体)にかけては、私にとって自分の足でしっかりと立ち自分のセンターを見出すためのエネルギー的調整が為されたかのようであった。
第1回目(第1チャクラ・第1身体)の際には身体的な落ち着きやリラックスと共に、地の底から肉体的な活力が湧き出してくるのを感じられた。自分の体を内外から味わいながら、それまで曖昧で継ぎ接ぎだらけだったボディマップがバランスを意識したものに徐々に作り変えられていったように思う。
続く第2回目(第2チャクラ・第2身体)では、感情的なエネルギーが放流され拡大、増大されたことや、実技で自分のセンターに座する方法を学んだことにより、自分でないものと自分に属するもの、又は自分の外側にあるものと内側にあるものとを分別する手がかりを得ることができた。
また、第1回目(第1チャクラ・第1身体)の間は安定したリズムで重低音の強調された音楽を好んだのに対し、第2回目(第2チャクラ・第2身体)では調性や和声を重んじる古典的で展開の素朴な音楽を好んだというように、求める音楽にも変化が及ぼされたのが暗示的で印象的であった。
第3回目(第3チャクラ・第3身体)以降、世界が内外へと膨張するにつれて自分自身と正面から向き合うことになる。
と同時にその時々の課題に関連してシンクロニシティや必然性を伴ったイベントが身の周りで発生し出す。自分なりに頭を悩ませもがく中、脱力した何気ない瞬間にふと気づきがもたらされ、自分の中で何かが変わり、いつの間にか事態の変化と共にそれを乗り越えた自分がいる、といったことが何度も繰り返された。
この間は自分の中に新しい何かを具体的に生み出すことで、古いものを許し溶解するプロセスであったように思う。そしてそれをサポートするという役割をマウントフジフラワーエッセンスが徹底して担い続けてくれたと感じている。
第3回目(第3チャクラ・第3身体)では自己イメージというものに様々な角度から取り組み、現在の自分がどのような望みや願いから形作られているか、そしてそれがどのように作用して自分のあり方に指向性を与えているのかを明らかにしていった。
しかしながら頭や理屈ではその構造や現状を改善する方法が見えていても、葛藤と違和感を抱えたままそれをただ眺めるしかできなかった。
ところが第4回目(第4チャクラ・第4身体)に入ると、ツバキ(ピンク)の「ダンシングハート」の作用もあってか、ミックスボトルを使用する度にハートチャクラが強く刺激され、胸が開きワクワクする感覚が止まらなくなった。一種のトランス状態の様に気分良くリラックスしていることが、ポジティブな概念との親和性を高め、自然と自分の望まないものよりも望むものに周波数を合わせるようになっていった。
そしてそのことが自他のネガティブなものや過去を許し、第3回目(第3チャクラ・第3身体)で行き詰っていた事柄も素直に一旦胸に落とし受け入れることをサポートしてくれたように思う。
自分のハートを感じ現在を生きることにより、半ば強引にその躍動的なエネルギーで、自分を抑圧する不必要なマインドやイメージを削ぎ落とす、もしくは振り落とすような感覚であった。
第1回目(第1チャクラ・第1身体)から第4回目(第4チャクラ・第4身体)に関してはこのようにマウントフジフラワーエッセンスの作用を肉体で感覚的に感じることが多かったように思う。
第5回目(第5チャクラ・第5身体)では、現実世界で起こる様々な事象とそれに対する自分の解釈とを一旦分離させてみることに注力した。そうすることにより事象自体の本来の中立性が浮き彫りになると共に、様々な関係性の網の中でバランスを取ろうと励んでいる自分と、何ものにも影響されない別世界にいる不動の自分との両方の存在が見えてきた。
無個性的で自由でありながら一種の方向性や指向性のようなものを兼ね備えた別の自分の存在を感じることで、自分と分離しない形で視野の広い距離を取れるようになり、感情の溶解や問題への対処が円滑になったと感じている。
続く第6回目(第6チャクラ・第6身体)から第7回目(第7チャクラ・第7身体)への流れは、第3チャクラから第4チャクラにかけての展開に共通する要素が多くあったように思う。
第6回目(第6チャクラ・第6身体)の世界は私にとって課題の多いテーマであり、とらわれずに、かつ目をそらさずに、現在の、本来の自分を生きるということが一つの指針であった。
しかしながら第3回目(第3チャクラ・第3身体)の時と同じように、その方法を理解することはできてもそこに至るためのスイッチを切り替えるのに必要な何かが不足している状態が続いていた。
そして第7回目(第7チャクラ・第7身体)の講座で、第6回目(第6チャクラ・第6身体)の時に出て来た課題と関わる過去の記憶を書き換えるワークを行った際、肩の荷が下りた安堵感と共に清々しい開放感と希望が内奥から溢れ出てくるのを感じた。
少なくとも瞬間的には当の問題とそれに付随するネガティブな信念は存在しなくなり、パラレルワールドからやって来た新しい記憶を持つ自分が突然そこに現れたかのようだった。それは必ずしも乗り越えるべき課題から目を逸らすことに直結するのではなく、そうすることによって、過去の体験にとらわれその延長線上又はその枠内の自分を生きることから解放されることに大きな意味があるのではないかと思う。別の記憶を持つ新しい自分として制限されない世界を生きることによって、直線的でない別ルートから当の課題を乗り越え、いつか再び元の自分と統合しエネルギーと愛に満ち溢れた本来の自分に戻れるのではないだろうか。
マウントフジフラワーエッセンスの与えてくれた第7チャクラの次元の透明で澄みきった瞑想的感覚と、そして第4チャクラの次元の躍動的な愛の希望と共にいることがその大きな近道でもあるように感じている。
「マウントフジフラワーエッセンス基礎講座」を通して自分というものとテーマごとに向き合うことで、体系的に一回り自分を成長させることができたのではないかと思う。
必要なマウントフジフラワーエッセンスが常に自分の元にやって来てくれることで、必要なイベントが起こり、必要な気づきが芽生え、必要な成長へと導かれ続けるという密度の濃い素晴らしい体験だった。