〜「マウントフジフラワーエッセンス基礎集中講座体験談」〜
M.F
あっという間の2日間でした。
久しぶりの東京、久しぶりの講座、初めての場所と初めて会う人たちで、私の心臓はドキドキしっぱなしでしたが、講師のサンバドさんの子供のような純粋なエネルギーと、バビットラさんの繊細で落ち着いたエネルギーに見守られて、少しずつ緊張もとれて講座を心から楽しむことができました。
その時に惹かれたボトルや、起こった出来事を信頼するということだけでなく、その時浮かんだ不安や迷いそのものも否定せず、その中にいることを受け入れることの大切さを学べたことは、私にとってとても大きなことでした。
翌日の交換セッションで私がセラピスト役のとき、大きなエネルギーの輪の中で、1本ずつボトルを選んでいたときのこと、ふと迷いが生じ、その迷いにひっぱられて現実の世界に、いえ、それどころか薄暗いエゴと否定的な世界に引きずり込まれそうになった瞬間がありました。
いつもの私なら、いけないことだと、そんな自分を否定し、抑え込もうとしたことが、かえってその思考を増幅させることになって、迷いの世界にどっぷり浸かる・・という結果になっていたと思います。
しかし、そのときふと「迷いがあっていい・・この迷いの中でただいよう・・」と思い、そう心に宣言しました。
そうすると不思議なことに、迷いの霧が晴れるようにさぁ〜っと引いていき、またボトルのエネルギーの輪の中で集中して選ぶことができたのです。
これはすごい!!と思いました。
その後は、この守られた空間の中で刻々と変化するエネルギーを感じながら、楽しみながらヒーリングすることができました。
クライアント役の時も不思議な体験をさせていただきました。
私のテーマは「おだやかな安心感を感じたい」というものでした。
セッションが始まり、エネルギーの場が整えられて、ボトルが1本、また1本とハートに置かれていくと、私の視界はどんどん広がり、気が付いたら果てしなく広がる砂漠の真ん中に立っていました。
私は男の子でした。
瞬時に私は捨てられた、置き去りにされたのだという思いでいっぱいになりました。
どうしてそう思ったのかはわかりません。
ただ、悲しみと、裏切られたつらさと、孤独感と、もう死ぬしかないんだ、という絶望感で満たされていました。
しかしボトルがどんどん置かれていき、エネルギーペネトレーションペンダント(EPP)のヒーリングに入るころには、その感情がハートの中に溶けていき、代わりに大きな愛に包まれている私がいました。
この映像が過去生だったのかなんだったのか・・そんなことはもうどうでもいいことなのだと思いました。
大事なことは、ボトルの愛のエネルギーに満たされたハートが、私の身体・・またはエネルギー体のどこかに隠れていた負の感情を、愛のエネルギーに変換したのです。
この感動を、この感覚をいつまでも忘れず、初心を忘れず、フラワーエッセンスセラピストとして歩んでいきたいと思いました。
●講座でリーディングされたミックスボトルを使用した体験
リーディングしていただいたミックスボトルのマウントフジフラワーエッセンスは、以下のとおりです。
@ ウワミズザクラ
A トネアザミ
B ノハラクサフジ
C ムシトリナデシコ
D キリ
解説を読ませていただき、だいたいの内容にはなるほど・・と納得しましたが、ムシトリナデシコやキリの内容には少し抵抗を覚えました。
その後、講座の最後に講師のサンバドさんから「第6チャクラが詰まっているから、もっと家族に自分をささげず、自分の人生を生きてみたらどうですか。」というアドバイスをいただきました。
子供を持つ私にとって、子供たちの幸せが私の幸せと思っていました。
それでも、このようにフラワーエッセンスの講座に行くことを自分で決めて行動しましたので、すべてを家族にささげているわけではありません、私なりに私の人生を表現したいと思っていますが、家庭を守る主婦が、自分の気持ちを優先して生きていたら、家庭がめちゃくちゃになってしまうのではないだろうか、私はそんなに自分を殺して生きているのだろうか・・・私はこれからいったいどうしたらいいのだろうか・・・どうしても答えが見つけられませんでした。
今回のミックスボトルは、講師のサンバドさんの言葉を肯定するようなブレンドでした。混乱はしましたが、これはきっと私に必要なボトルなのだという確信がありましたので、欠かさず飲み続けようと決意しました。
ミックスボトルを飲み始めての2日間は、悪寒に苦しみました。
悲しみや怒りが、冷たい冷気になって肩甲骨や背骨、脛骨のあたりからシューシュー出ていくので、寒くて寒くてガタガタ震えるほどでした。
自分が心のどこかで思っていた、「家族のために尽くしていた自分」に対する被害者意識と、家の掃除や家事がちゃんとできていない(と自分は思っている)ことに対する罪悪感、家族を置いて2日間東京へ講座に出てしまったことに対する罪悪感が、冷気となって、悪寒となってあらわれたのだと思います。
3日目くらいからかなり楽になり、1週間ほどたった頃、1つ思ったことがありました。
今もアロマの資格をとるために学校に通ったりして、やりたいことを実現していて、やりたいことをやれていると思い込んでいましたが、本当にそれが私のやりたかったことなのだろうか・・と考えると、違うかもしれないという思いがあります。
やりたいことを実践しているという点では、確かに行動しているように見えますが、私の本当の気持ちは、私の表現のチャクラは、別の事を望んでいたのかもしれません。また、心の中の家族に対する罪悪感、妻として母として、こんなことでいいのかという自分を責める気持ち・・これはいつも私の中にありました。
このエネルギーが私の自由を奪っていたのかもしれない・・いや、私が自分自身を縛っていたのかもしれない、と思いました。
そういう思いにいたった頃(3週間目に入った頃)、私は息苦しくて目が覚めました。
目覚める直前の夢で、呼吸をしようとするのに気道が狭くなって、少ししか空気が通らなくて、苦しくて苦しくて息が止まりそうでした。
目覚めたとき、本当に胸がドキドキしてとても怖かったのですが、その時、「ああ、、息ができないってことは、こんなに苦しいことなんだ。自分の人生を生きないということは、呼吸をしないということと同じなんだ。」ということに気づくことができました。
そして、その日の朝一番に飲んだミックスボトルの味が、ガラっと変わっていてびっくりしました。
とても苦くて飲みにくくなりました。
それから2日は飲んでいましたが、もう必要ないという思いが浮かび、飲むのを終了しました。
このミックスボトルは、私の気づきのサポートをしてくれたと思います。
●セッションの練習をした体験
友人Mさんにクライアントになっていただきました。
2年前に離婚した元夫が、離婚のずっと前から不倫をしていたことを最近になって知り、ショックを受け、また自分の見る目のなさにがっくりきたり、女性としての自信のなさを感じたりしていました。
ショックの方はセッションの時ほとんどなく、女性として、また自分を知ったら男の人は自分を愛さない、という思い込みがあるとのことでした。
テーマは「女性として自信を持つ」でした。
セッションを開始しました。
ハラセンターとつながり、ハイアーセルフや宇宙中心などとつながっていると、Mさんは次元が変わったことに気づいたそうです。
7種類のボトルを選びました。
@ネジキ
Aマルバハギ
Bオダマキ
Cフジ(ツボミ)
Dオオケタデ
Eツリガネニンジン
Fセイタカアワダチソウ
ボトルをハートに1本ずつ置いていくと、あちこちのエネルギーが動き始めて、肩や肩甲骨あたりからシューシューと何かが抜けていく感覚があり、どんどん軽くなっていきました。
エネルギーペネトレーションペンダント(EPP)でヒーリングしていくと、第3チャクラでは「ふざけるな〜〜!!」という怒りのエネルギーが出ていきました。
第2チャクラでは、女性としての自分に対する自信のなさや、魅力がないという思い込みがわき出てきました。
この2つのチャクラでは、エネルギーペネトレーションペンダント(EPP)は斜めに動いたり、ジグザグに動いたりしました。
しばらくすると少しずつ円を描くようになりました。
頭頂第7チャクラから第1チャクラへエネルギーペネトレーションペンダント(EPP)ヒーリングをするとき、ミックスボトルの優しい愛のエネルギーが、頭頂からゆっくりと全身を包むのを感じて、ゆったりとした愛のエネルギーに包まれました。
セッションが終了した後、選んだボトルの解説を読んでもらいましたが、あまりピンとくるものはなかったようでした。
でも「とても軽くなった。」と感想をいただきました。
私は一緒に解説を読んで、彼女に合っていると強く思いました。
過去を癒し、今までの古いパターンを脱ぎ捨て、もっと広く新しい可能性に満ちた世界に向かおうとしている彼女に、必要なエネルギーが詰まっていると思います。
2週間ほどたった頃、Mさんから近況を知らせるメールが届きました。
今まではずっと白っぽい服ばかり着ていたけれど、急に色のついた服が着たくなって、濃いグリーンや赤っぽい服を購入して着ているとのことです。
服装が変わると気分も変わって、いろんなことに積極的に取り組んでいるとのことでした。
●自分自身に選んだボトル
中学生の次男の成績が急に下がり、気にしないようにして、励まそうと思っていても、思えば思うほどイライラして気になってしまう・・そんな自分が嫌になっていました。
少し多動気味で、時々突飛な行動をしてしまう次男を理解しようと努めていますが、先日はどうしてそんなこと・・と思うことを繰り返したので、心の底からガックリきてしまいました。
それで、明るく前向きに次男を理解できるようなエッセンスを飲みたいと思いリーディングしました。
浄化スプレーをして、心を落ち着けグラウンディング、センタリングをして、ハイアーセルフ、ヒーリング、エッセンス、宇宙とつながり、手をかざしながら選んでいくと、強く響く4本のボトル達が名乗りをあげてくれました。
それは、
シャクナゲ(ピンク)
ヒレハリソウ
フジ(ツボミ)
モモ
でした。
横になってハートに1本ずつ置いていくと、ボトルのエネルギーが私の肉体に浸透して広がっていくのがとてもよくわかりました。
そのまま20分近くウトウトしてしまいましたが、起きてミックスボトルを作り飲んでみました。
ジワ〜っとハート・・いえ、ハートの奥の奥にある何かに届けようとしているような・・そんな感覚がありました。
と同時に、私は次男を心配していると思っているけれど、結局自分自身の心配をしているのだということにも気づきました。
世間体とか、いい母親と思われたいというエゴが、自分自身や子供たちを縛っていたことを再認識しました。
しばらくボトルを手にして目を閉じていると「大丈夫」という声が聞こえてきました。
その声を聞いた頃、ようやくちゃんと本来の自分とつながったような気がしました。
1週間経ち、おおらかな気持ちで子供たちと接している自分がいます。
次男に対しても、できないことに意識を向けるのではなく、そのままの、ありのままの次男を見るようになりました。
そうしようと努力したわけではなく、自然にできているのがうれしいです。
その間、夢の中で、子供時代の自分がでてきたりしました。
100点を取るのが当たり前と言われていた小学校時代、兄と比べられては母親からため息をつかれていた中学時代の夢です。
目覚めたとき、改めて次男は私なんだと感じました。
今は、次男のありのままの存在を暖かく見守りたいという気持ちでいます。
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