マウントフジフラワーエッセンス プロ養成講座体験談
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〜マウントフジフラワーエッセンスプロ養成講座を受講して〜
月夜野 ミサ
掲載日: 2004年 9月 9日 

このマウントフジフラワーエッセンスプロ養成講座も、まもなく終わろうとしています。この間、内面的にも表面的にも、いろいろな変化が私に訪れました。外見的にも余分なものが落ち、実際に体重も減っていきました。しかし、めまぐるしい変化があったものの、起きているのか分からないほどの穏やかな変化でもあったような気も、今ではしてきます。

基礎講座でも、ボトルをリーディングするにはしてきましたが、毎回、本当に適したエッセンスをリーディングできているのか、いまいち確信をもてずに迷うこともありました。しかし、プロ養成講座初回、いつも以上にきちんとセンタリングが出来、ニュートラルな状態でリーディングをしてみると、「どれでもない、これだ!」といった強い確信とともに、選ぶことが出来ました。ペアを組んだパートナーの体の上にかざしている手へと、光りながらボトルのエネルギーが走っていくのを感じました。私の腕は、ただ単に、ボトルとパートナーのエネルギーを、パイプのように繋いでいるのでした。そして、その後のシェアリングの中で、ボトルのリーディングとエネルギーの変化についての印象が、クライアント役のパートナーーとすっかり同じであったことに、とても感激しました。センタリングの大切さを改めて感じ、自分自身に自信を持つことが出来るようになりました。

プロ養成講座第1回目、私に選ばれたエッセンスは、ヤブカンゾウ、シャガ、ダンコウバイ、イタドリでした。
シャガの花の意味を初めて読んだとき、私は、大きな衝撃と、言いようもない安堵感をうけました。私のことが、そのまま書かれていたからです。私は、この世に生まれたときから、ずっと孤独感を抱いて生きてきました。物心ついた時から、周囲に違和感を感じ、「どうして自分はここに生まれてきたの?どうしてここでなければならなかったの?」と、見えない誰かに、返答のない投げ掛けを繰り返してきた記憶があります。心の奥底では、「本当のホームに還りたい」と、いつも思っているのでした。シャガは、まるであるがままの私を、「ずっと知ってたよ。分かっているよ」と、優しく微笑みかけてくれているようでした。数年前、それまで知らなかったシャガの花と、ある旅館で出会い、地味ではあるけれど、楚々としたその花に惹かれました。そして、庭の片隅に植えていたのでした。シャガは、何年も前からずっと、私のそばで微笑みかけてくれていたのです。私が、その意味に気づくまで。「物事には全て意味がある」というのは、本当かもしれません。

プロ養成講座第2回目のセッション中、不思議なことがありました。
この日ペアを組んだパートナーが、私をリーディングして、ボトルを、第1チャクラにミゾソバ(ピンク)、第2チャクラにオダマキ、第4チャクラにタチツボスミレ、イタドリと置いていったときのことです。私は、可笑しくて可笑しくてたまりませんでした。私の体の周りを、小さな小人達が跳ね回り、くすぐっていたのです。その小人達は、愛嬌があってかわいらしく、「あそぼ、あそぼ」と言っては、私の体を引っ張ったりました。しかし、第5チャクラにヤマブキ、第6チャクラにダンチクが置かれると、小人達は一瞬のうちに消え、やがて、締め付けられるような苦しさがやってきました。誰かに頭を押さえつけられているような感じで、徐々に後頭部が痛くなりました。まるで、硬い円すい形の先端に、頭を乗せているようでした。そして、帰りの電車の中でも、舌と胃が猛烈に痛みだしました。ヤマブキは、あるがままの自分を受け入れること、ダンチクは、私が変化の時期にいることを、訴えかけていたのでしょう。この日、私は、趣味に全く共通点のない男性とのお付き合いを、お断りしていました。お見合いという形で知り合ったというのもあり、結婚の気持ちがないのなら、早く結論をお伝えするべきだと考えていました。

そして、プロ養成講座第3回目。この日は、シャガ、ノハラクサフジ、イヌキクイモ、マツヨイグサ、フジアザミ、メイゲツソウ、ツリガネニンジンが、私に選ばれました。
あれから、お見合いの紹介者の方からお電話があり、「ダメになっちゃたんだって?」という言葉が寂しく受話器に響き、お断りしたことが、残念に思えてきました。そんなとき、「会いたいな」とお見合いの彼からメールがあり、素直にそれを喜んでいました。その後、私のハートの蓋が、ぱかっと突然開いたのです。感情が溢れ出し、声をあげて、ひとり号泣してしまいました。私は、愛を強く渇望していたのです。自分の思っている以上に、「愛されたい、愛したい」と。私は、過去の恋愛においての深い傷を、ずっと抱えていました。愛する人を失う辛さを、無意識的に人を愛さないことで、避けてきたのです。マツヨイグサやメイゲツソウは、そんな私の盲目的な態度を、溶かしていくようでした。

プロ養成講座第4回目には、ハリエンジュ、リンドウ、イタドリ、センニンソウ、ネジキ、モモ、ツルマンネングサが、私に選ばれました。
リンドウは、私の痛みを取り除き、モモは、頭ではなくハートで感じ、愛を表現することを促してくれているようです。その後、その彼と、いい形でお付き合いが始まりました。

プロ養成講座第5回目には、フジアザミ、ミゾソバ(ホワイト)、セイタカアワダチソウ、ヤマザクラが、私に選ばれました。
そしてこの頃、私の気持ちが、大きく揺らいでしまいます。彼のことを考えるだけで、嫌悪感に包まれてしまうのでした。「やっぱりダメだ。彼とは合うはずがない。会いたくない」と、否定的感情が溢れて、私は、寝込むほどの胃の痛みにさいなまれたのでした。

プロ養成講座第6回目には、ツリガネニンジン、モモ、ウワミズザクラ、ムシトリナデシコ、フジが、私に選ばれました。
ツリガネニンジンの鐘の音が、過去を手放す時期に来ていることを、私に告げていました。それからは、私は、自分のハートに従い、思考で捉えることをやめるように心がけるようになりました。そして、その彼とは、趣味などの共通点がないものの、楽しく仲良くお付き合いが続いています。先を案ずるより、今を楽しもうと思うようになりました。

プロ養成講座第7回目には、フジザクラ、メイゲツソウ、マルバコウ、センニンソウ、ウワミズザクラ、タチツボスミレが、私に選ばれました。
この回のリーディング中には、この日のパートナーによってボトルが体の上に置かれるごとに、鮮明な映像が見えてきました。それは、蛇であったり、鼠であったり、大海原を小船で渡る風景であったりしました。前日、私は、立山の大自然と触れ合い、自然を満喫して帰ってきたばかりで、日常の景色が現実感無く私の目に映っていたところに、センニンソウがちゃんと選ばれてくるのでした。「グランディングをしっかりするように」と、言われているようでした。

このプロ養成講座を通して、瞑想の大切さ、グランディングしてセンタリングしていること、ニュートラルな状態でセッションすることなどを含め、たくさんのことを改めて学ばせていただきました。私自身、まだまだ未熟な部分が多く、さらに実践を積んで、成長していかなければなりません。私の抱えているものを出来るだけ解放してゆき、軽さをもって、セッションに臨んでいきたいと思っています。
最後に、パビットラさん、サンバトさん、私に多くの学びを与えてくださったことに、心より感謝いたします。このフラワーエッセンスとの出会いは、地の底にいた私を、天へと導いてくれた一筋の光そのものでした。今、私は、新たな道を踏み出し、歩んでいこうとしています。マウントフジフラワーエッセンスの講座で出会ったすべてのかたに、私の周りの家族や友人たち、職場の方々に、感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとう、本当にありがとうございました。